「反省はするが後悔はしない」という考えがあるのかもしれませんが、やはり物事には切り替えが必要です。
仕事でミスをしてそのことが尾を引き新たなミスを引き起こすという話もよく聞きます。
確かに反省することは大切ですが、次に問題が起きないようにするにはどうすべきかを考えないと、また同じようなミスを繰り返してしまいます。
「自分が悪いからこうなった」といつまでもズルズルと引きずり落ち込んでいると、精神衛生的にもあまり良くありません。
起きた問題は解決したらすぐに切り替える位の気持ちでいることが得策です。
7.人脈が広い
また問題解決能力が高い人は人脈が広いということもよくあります。
人脈が広いということは、色々な特技を持っている人に物事を任せることができるようになるので、仕事をする上でも有利です。
とは言え人脈を広げるというのはなかなか大変で、得意な人と不得意な人に分かれるかもしれません。
しかし、実は仕事関係で色々な人の手助けをすることでも人脈を広げることは可能。
「○○さんに助けてもらったからこの人が困った時は助けてあげよう」と思える人を増やすことも、人脈を広げることに繋がります。
仕事以外でも積極的に習い事や勉強会に参加し、様々な人と知り合うというのも良いかもしれません。
8.リーダー気質
問題解決能力が高い人というのは、リーダー気質であることが共通しています。
皆の意見をまとめ物事を進める立場になれば、皆を引っ張って自ら問題に対してアプローチしていかなくてはいけないので、自然と問題解決能力も高くなります。
このような取りまとめはあまり容易いことではないので、人によって得意・不得意があるかもしれませんが、うまくできれば周囲から一目置かれるようになり「この人なら安心して任せられる」と信頼してもらえるようになるかもしれません。
9.問題をある程度予想している
トラブルがあった時に冷静でいられる人とそうでない人がいますが、これは問題をある程度予想しているかどうかが大きいです。
何か問題が起きたとしても想定内のことであれば、慌てることなく冷静に対処できます。
なので、何かをする時は予測できる問題を考えそれぞれ対処できるかを考えておきましょう。
ただこれもある程度経験を積むことが必須。
全く未経験なことを予測するというのは、想像力がとても豊かでない限りはうまくいかないことがほとんどです。
とは言えすぐにあらゆることを経験するのは難しいので、これまでにその仕事を経験した人に実際に話を聞いてみるというのも良いかもしれません。
そのためには人脈も広げる必要があるので、問題解決能力を高めると共に自然と人脈も広がっていくかもしれません。
問題解決能力を身に着けるには?
では具体的には、どのようにすれば問題解決能力を身に付けることができるのでしょうか。
ついつい「自分には無理」と諦めてしまいがちですが、意識して行動するだけで気づいた頃には「前の自分とは随分変わったな」と思えるようになるかもしれません。
ぜひ今日から試してみてくださいね。
1. なぜ問題が起きたのか原因を見つける
特に何もしていないのに偶然上手くいくのはよくあることですが、上手くいかない場合は必ずどこかに原因があります。
投資の世界を例に出すと、大きく損害を出してしまった時に考えられる理由は、自分が予想していたよりはるかに値が下がっていたら損切りをして損を確定しないといけないのに、どうにかしてまた市場が回復するのではないかと思ってそのままズルズルとポジションを持ち続けてしまうことだと言われています。
これは多くの投資家が経験していることで、それがきっかけとなり投資の世界から撤退をする人も少なくありません。
また、相場を読み違えることも投資がうまくいかない原因であると言われています。
早く損を確定した方が損が小さく済むみますが、それをやりすぎると辛抱していればポジションが回復するチャンスを逃すということになりかねません。
これらの話は投資に限った話ではなく、社会人生活においても言えることです。
上手くいかないことがあれば必ずどこかに原因があり、その原因といかに向き合うかが大切です。
原因が分かればどのように対処したら良いのか考えることができるので、まずは落ち着いて原因を探りましょう。