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自分が一番になりたいのはなぜ?負け...(続き2)

結果的に 自分の実力を伸ばす ことにも繋がりますので、すべてが悪いというわけではありません。

負けず嫌いを上手に活用出来る人は、どんどんその実力を伸ばしていけます。

テストの点数をチェックしている


負けず嫌いな人は、常に 自分と他人との成績を比べます 

そのため、他の人のテストの点数や学期末の順位を細かくチェックしていることが多いです。

それとなく相手に「どうだった?」とテストの点数を聞き、もし自分が相手よりも勝っていれば、

「まあ自分はこんなものかな」と少々得意になりながら自分の点数も見せます。

しかし、相手の点数の方が自分よりも上回っていると、「へー、まあまあいいじゃん」と口では言いつつも、内心では嫉妬や悔しさの炎をめらめらと燃やします。

人によっては、相手よりも低い点数の時には適当に誤魔化して、自分の点数を教えないこともあります。

隠れて猛勉強


いつでも勉強で一番でいたいと考えている人は、人並み以上に猛勉強をして、努力して好成績を収めるタイプの人が多いです。

しかし、そこに至るまでのやり方は、人によって違っています。

例えば同じ好成績を残していても、自分の努力を人にひけらかして、「自分は一日何時間も勉強しているから、まあこれくらいは当たり前だよ」と

周りに主張するタイプの人もいれば、努力している素振りなど他人に見せずに振舞うタイプの人もいます。

後者のタイプでは、意識して一見何の努力もしていなさそうに周囲に思わせることが多いです。

そして「何でそんなに出来るの?」と聞かれると、「たまたまだよ」と謙遜してみせ、周囲に尊敬されることで喜びを感じるのです。

そちらのタイプの人では、 前者のタイプよりもよりプライドが高く 、自分が「出来る」ことに対して徹底しています。

負けたときの言い訳がお見事


負けず嫌いの人が勉強で負けた時には、その口からさまざまな言い訳が出てきます。

例えば「自分は他の人みたいに塾に通ってないから」「他のことが忙しくてそこまで勉強できなかったから」「今回はちょっと体調が悪かったから」など、言い訳の表現は人によって実にさまざまです。

中には「悩み事があって集中出来なかった」「試験の範囲を間違えていた」などもあり、どの言い訳をとっても、

決して自分が完璧に負けたわけではないとするその言い方には、いっそお見事としか言いようがありません。

はたから見れば「負け犬の遠吠え」でしかなくても、負けた本人にとっては、「もう少し環境や体調などに変化があれば勝てていた」と主張したいがための言い訳なのです。

スポーツで負けず嫌い

スポーツで負けず嫌いな人は、部活やサークルなどのスポーツの際にそれが顕著に表れます。

チームで一つになって対戦チームに勝つことにこだわるだけでなく、同じチーム内でも常に一番にいたいと考えています。

そのため、練習にも真剣に取り組みますが、時には個人的な主義主張が強くなってしまい、トラブルを引き起こしてしまうこともあります。

チームプレーを乱す


負けず嫌いが強すぎると、チームの中から一人だけ考え方が飛び出してしまい、チームプレーを乱してしまことがあります。

自分が「このやり方が良い」と思ったら、それをチーム内にも強制したり、無理にチームメイトを動かそうとしたりすることがあります。

完全な個人戦のスポーツであれば、一人だけで努力すればいいためさして問題にはなりません。

しかしチームでのスポーツとなると、個人的な主張が強すぎるとチームメイトからは嫌がられてしまい、結果としてチームプレーを乱す原因となってしまいます。

勝利を目指す


負けず嫌いな人は、とにかく敵チームには勝ちたいという気持ちがとても強いです。

そのためもしその人にリーダーシップがあり、上手にチームメイトの気持ちを支えてあげられていれば、皆で一丸となって勝利を目指すことが出来ます。

しかし一方で、チームプレーを重視せずに一人だけ勝利を目指して突っ走ってしまっては、とてもではありませんが敵チームに勝つことなど出来ません。