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自分が一番になりたいのはなぜ?負け...(続き4)

スポーツなどの体を動かす勝負事では、特に負けず嫌いな人はその性格を表に出してがむしゃらになることが多いです。

しかし一方で、内に秘めた熱い闘志を燃やす人もいます。

どちらも勝負事の際には目がキラキラと輝きつい表情が険しくなっていたり、または強張っていたりするので、分かりやすい人も多いと思います。

仕事の営業成績などで周りと競っている時にも、周りの人たちが休んでいる間も差をつけようとせっせと努力を重ねます。

また、自分が休んでいる時に周りの人が動き出せば、慌ててまた自分も動き出します。

負けず嫌いな人はとにかく他人との勝敗にこだわるため、他人の言動や行動に左右されることもしばしばあります。

努力家

負けず嫌いな人は、「誰にも負けたくない!」という気持ちの強さから、自然と周囲から一歩先へ出られるようにと努力を重ねます。

例えば個人的には関心がなかったことに関しても、それを誰かがやり始めたら、途端に競争心が心の内から沸き起こり、それまでとは比べ物にならないくらいに真剣に取り組み始めます。

勉強や仕事、スポーツなどでも、自分一人では大して熱を入れなくても、そこに誰かが参加すると相手に負けまいとして勝手に努力を始めるのです。

そういった負けず嫌いの性格をよく把握している人は、上手に負けず嫌いの人をコントロール出来ます。

例えば会社の上司が、部下の二人に仕事を任せる時に、わざと優秀な人と負けず嫌いの人を組ませたりします。

一緒の仕事をする相手が優秀な人だと分かった負けず嫌いは、自分の方が評価を上げようとがむしゃらになって仕事に取り組みます。

その結果、会社の望む以上の成果を上げることもあるのです。

評価されやすい、全力で取り組む姿勢


負けず嫌いがむきになると、普段以上の実力を発揮することがあります。

本人にとってはただ自分が一番になりたくて努力していた結果、その姿勢が周りから評価されることは珍しくありません。

負けず嫌いが物事に取り組む際には、「必ず一番になりたい」「誰にも負けたくない」という明確な目標があります。

その目標を達成させるために、負けず嫌いはどんな努力も惜しみません。

テストで一番になりたかったら、寝る間も惜しんで勉強します。

また、会社で好成績を上げたかったら、他の人が面倒に思うことも自ら積極的に行います。

例え取引先に頭を下げることがあっても、まったく本心にないお世辞を相手に使うことがあっても、その先の目標を見据えているため行動に躊躇することがありません。

ある意味では負けず嫌いだからこそ全力で取り組むのです。

そしてそのがむしゃらな姿勢は、同僚からは尊敬されることもあり、上司からは高評価されることもあります。

リーダーシップがある


一人だけで勝敗を競うものであれば、負けず嫌いな人は自分一人で努力します。

しかし、集団で目標に向って行く際には、自分一人だけが頑張っても結果は芳しくありません。

そんな時、負けず嫌いな人は自らリーダーシップをとり、周囲の人たちを引っ張っていきます。

一番本心にある「誰にも負けたくない」という気持ちは口に出さずに、同じ仲間の相談に乗ったり、助けたり、

時には励ましたりして、上手に皆を自分と同じレベルにまで持ち上げていきます。

一般的にみれば、そこまで他人のことに構ってまで一番になる必要はないのでは?と思えますよね。

しかし、負けず嫌いな人はどんな手段を用いてでも一番になりたいのです。

だからこそ、努力の過程で仲間を助けたり、相談に乗ったりと、人から見れば労力を使う大変なことでも、進んで行えるのです。

そして負けず嫌いな人が、ある意味では「自分のために」しているそれらの行動が、周りにとっては大いに助けになっていることもあります。

周りにとってその人の行動が有難い、嬉しいものであれば、その人はよりリーダーシップを発揮して、仲間の全員をまとめて同じ目標に向かって進んでいけます。

負けず嫌いの短所


負けず嫌いな人には、長所もあれば当然短所もあります。

負けず嫌いな人は、誰にも負けたくないという明確な目標を持っているために、それに向けてがむしゃらに努力することが出来ます。