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自分が一番になりたいのはなぜ?負け...(続き3)

チームプレーが必要とされるスポーツでは、ある程度自分の自己主張を抑えなければなりません。

闘争心


負けず嫌いな人は、とにかく他の人には負けたくない、一番でいたいという気持ちが強いです。

そのため当然闘争心も強く、常に心の中では勝敗や優劣を相手と競い合っています。

例え相手がその気でなくとも、自分の好敵手であると感じれば、一人でも盛り上がって闘争心をさらに煽ります。

それが良い方向へと向かうこともあれば、トラブルの元となることもあるのです。

職場


職場において負けず嫌いが強い人は、昇進を目指し、常に他人よりも業績を上げることを目標としていることが多いです。

営業のように他人との成績を比べられる職場では、一番になるためにたゆまぬ努力をします。

そして、負けず嫌いが功を奏して物事が上手く運んだり、上司からの評価が上がったりとメリットも大きいです。

しかし、負けず嫌いな面ばかりが目立ってしまうと、相手をするのを嫌がられたり、鬱陶しがられたりすることもありますので、

職場ではあくまでも良い大人として節度ある態度や言動で臨みましょう。

向上心が溢れる


負けず嫌いな人は、誰よりも一番になりたいという気持ちがとても強いために、常に向上心に満ち溢れています。

どんなことをすれば自分が他人よりも秀でることが出来るのかをいつも考えているため、結果として仕事上で効率的で素早く動けるようになります。

また、他の人があまりやりたがらない仕事でも、積極的にそれに取り組み、成果を出そうとします。

そうすることで、大勢の中から自分が最も優秀であると自他共に認識出来るのです。

例え本人の向上心の動機が「他人よりも優れていたい」という自己主張の強いものであっても、実際の仕事ぶりが優秀ならば、周囲や上司や自然とその人を評価してくれます。

評価を誰よりもしてほしい


負けず嫌いな人は、自分が一番になるためにはどれだけでも努力を惜しみません。

しかし一方で、実際に優秀な結果を出したら、それに対する評価を誰よりもして欲しいと内心では強く求めています。

人には誰しも承認欲求があります。

例え自分のために行動したことであっても、それを見ていた人に自分の行動を褒めてもらいたい、認めてもらいたいという感情が無意識の内に生まれます。

そして負けず嫌いな人は、その承認欲求も一般的な人よりもはるかに強い傾向があります。

「一番になりたい」「一番でなければならない」という気持ちが強ければ強いほどに、

実際に一番になった時には、周りの誰からも認めてもらい、正当な評価を得たいと考えているのです。

そんな人の場合、自分が求めるほどの評価が得られなかった時には、大いに不貞腐れ、また不満を覚えます。

例えそれが誰かに求められたわけではなく、勝手に自分が一番になったことだとしても、やはり評価が得られないと不服に感じてしまうのです。

負けず嫌いな人の長所


負けず嫌いと聞くと、一般的にはあまり良くない印象が浮かんできてしまいます。

それは、集団社会において周囲に合わせる日本人の気質の中で、負けず嫌いは協調性がなく、自己主張が激しいとみられていることが要因の一つです。

しかし、負けず嫌いだからこそ、周りの誰よりも優秀な業績を残すことが出来、

新たな可能性からこれまでにないものを作り出したり、大いに社会へ貢献したりすることが出来るのです。

実際に、現代社会で活躍する人たちの大半は負けず嫌いな人が多いです。

負けず嫌いだからこそ、積極的に周囲の環境と切磋琢磨して、今までよりも良いものを作り上げ、社会で成功出来ているのです。

その溢れんばかりの向上心は、ぜひとも見習いたいところですね。

気持ちが熱い


負けず嫌いな人は、向上心が強く勝敗にこだわることから、気持ちが熱い人が多いです。

勝っている時には高揚感と満足感で心が満たされ、勝敗が拮抗している時には何としても勝たなければと一層熱くなり、

負けたら負けたでがっかりしたのも束の間、直ぐに「悔しい!次は絶対勝ってやる!」とメラメラとまた闘志を燃やします。