上司や先輩に仕事を教えてもらうことで、自分もまともに仕事ができるようになっていきます。
また、困った時や悩み事がある時にも、上司や先輩が相談に乗ってくれることがあるでしょう。
さらに職場の同僚も、仕事で大変な時には助けてくれたり、相談に乗ってくれたりすることがあるでしょう。
書類の整理の仕方や必要な道具の在りか、プレゼンのやり方から仕事の進め方まで、会社で一人前に働けるようになるまでには、たくさんの人の手を借りていることになります。
そのことに一つひとつ感謝できる人は、会社でも上司や先輩、同僚に対していつも「ありがとうございます」とお礼を述べることができるため、その素直で前向きな態度は周りの人から好かれることが多いです。
また、自分がたくさん上司や同僚に助けてもらったら、自分もまた、同僚や新しくできた部下に対しては、できるだけ手を差し伸べてやりたいと思うことでしょう。
そうして助けられ、助けの関係を築くことで、会社でも上手く仕事を回していくことができます。
恋人
恋人の存在は、孤独や寂しい気持ちを埋めて、癒してくれる大切な存在です。
一緒にいるだけで幸福を感じることができますし、辛い時や悲しいことがあった時には、側にいて励ましてくれることでしょう。
一緒に過ごせば楽しいことは二倍になり、悲しいことは半分になります。
お互いを思い遣れる恋人同士ほど、お互いの気持ちを理解し合うこともできますので、付き合いが長くなればアイコンタクトで互いに会話を交わすことも可能になるでしょう。
あまり依存し過ぎるのは良くありませんが、お互いに精神的には自立した上で、愛する存在と支え合えるような関係になれると理想的です。
また、そうして恋人に自分がどれだけ支えられているかを自覚できる人は、自然といつも恋人に感謝の気持ちを表すことができます。
その感謝の気持ちは、受けた相手が嬉しくなり、またさらに相手もこちらに感謝をしてくれることでしょう。
互いに想い合い、感謝し合うことで、将来も一緒に考えていける仲になっていけます。
日頃の生活に感謝をしている人もいる!
何でもない日頃の生活の中にも、感謝の気持ちを忘れない人もいます。
例えば信仰する宗教がある人は、大抵の教えに「感謝の心」がありますので、毎日自分が元気で生きていられることにまず感謝するでしょう。
そして日々の糧を得られることや、健康に生活ができること、愛する人が一緒にいることなど一つひとつに感謝の気持ちを持っています。
特に信仰する宗教がない人であっても、自分が周りに助けられて生きていることを自覚している人や、いつも周りに助けてもらっていると感じている人は、些細なことでも人に感謝する気持ちを持っています。
そしてそれを人に伝えることで、周囲の人間関係を自ら良くしていることが多いです。
皆さんも感謝をしていることが多いはず!その理由とは?
誰もが皆、人に対して感謝することがあります。
普段は特別意識していないだけで、大切な人が亡くなった時や、自分が心底追い込まれたりした時には、自分を守ってくれた人や助けてくれた人に対して、改めて感謝していることを思い返すことでしょう。
そうした感謝の気持ちとは、どんな理由から生まれるのでしょうか?なぜ人は人に対して感謝をするのでしょうか?改めてそれを見つめ直していきましょう。
助け合うことで人は生きていくから
人は助け合って生きています。
逆を言えば、助け合うことで人は生きていくことができます。
この世に生を受けること自体が、親という存在によってもたらされています。
また、生まれてから一人前の大人になるまでの間に、たくさんの人たちに支えられ、助けられて成長していきます。
大人になってから、今度は自分が助けられ、支えられてきた分も、誰かを助けたり、支えたりすることになるでしょう。
子どもだった人は親になり子どもを育てます。
教えられて学んできた人は、その道のプロになって今度はたくさんの子どもに学びをもたらすかもしれません。
会社で上司に助けてもらってきた人は、自分が上司の立場になったら今度は自分が部下や同僚を助ける立場になるでしょう。
人はそうやってたくさんの人と助け合うことで生きています。
社会生活を営む人間として生まれた以上は、そうして助け合うことでしか生きていけないとも言えるでしょう。
毎日何かをしてもらっている人も
毎日誰かに何かをしてもらっている人は、自分に恩恵をもたらしてくれる存在に対して感謝することがあるでしょう。
例えば親に料理を作ってもらったり、洗濯をしてもらったり、毎日の当たり前の生活の中で、あれこれと世話を焼いてもらっています。