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馬耳東風とはどういう意味?使い方や...(続き3)

この例文はどのような意味合いなのかと言いますと「せっかく親身になって話をしていたのにまるで話を聞き流していた」という意味になります。

相手に対してアドバイスや忠告をして、相手のためを思って話をしていたのに、相手がそれを聞いていない状態のことを意味しています。

相手に対し話をしているのに相手が自分が想像したよりもリアクションが薄かったり、あまり聞き入れている様子を感じられないことはよくありますよね。

そのような場面での相手の態度に対して馬耳東風という言葉を使って表現することができます。

いずれにしても、相手が話を聞いていないということを意味しているので、あまり良い意味合いでは用いられない例文であるといえます。

似たような意味の言葉

ここまでは馬耳東風という言葉の使い方として例文をそれぞれご紹介していきました。

馬耳東風という言葉は意味や使い方を理解しておけばそこまで難しくない言葉だということがおわかりいただけたと思います。

では、馬耳東風という言葉について考えた時に、逆に同じような意味を持っている言葉は複数存在することが分かります。

同じ意味を持っている言葉を理解しておけば、言葉を言い換えて使ったりすることも出来ますし、その場に適した言葉に言い直すこともできます。

また、似た意味を持つ言葉を知ることで、馬耳東風という言葉の意味もより深く理解することにつながります。

それを踏まえたうえで、馬耳東風という言葉と同じ意味を持つ言葉にはどのような言葉があるのか、ご紹介していきます。

馬の耳に念仏

馬耳東風という言葉と同じような意味を持っている言葉として「馬の耳に念仏」という言葉が挙げられます。

馬の耳に念仏とはどのような意味の言葉なのかと言うと「相手に対していくら意見しても全く効き目のないこと」を意味している言葉です。

この言葉はどのような語源があるのかと言うと、馬の耳に対して念仏の唱えたとしても馬がそれを理解することはないとことです。

つまり、馬耳東風という言葉と同じように、人にとって気持ちが良い春風が吹いたとしても馬の耳はそれを感じることができないということと同じです。

また、意味に関しても結局相手に対して何を伝えたとしてもそれが意味を為すことがないということになるので、同じような日々を持っている類語であると考えることができます。

なので馬の耳に念仏と馬耳東風という言葉が同じような意味を持っている関係性にあると言えます。

馬耳東風な人とはどんな特徴の人が多い?こんな人がいる!

馬耳東風という言葉の意味を正しく理解いただけたところで、考えていただきたいことが、馬耳東風な人の特徴ということです。

馬耳東風という言葉の意味を考えてみると馬耳東風の人とは、あまり良い意味で表現されない人だということは明白です。

つまり、馬耳東風な人には極力ならないように心がける必要性があると言えます。

しかしながら身近な人などを考えてみると馬耳東風な人がいたり、場合によっては自分自身が馬耳東風であったりすることもよくある話です。

では、今一度改めて馬耳東風な人とはどのような人なのか、その特徴なども交えながらご紹介していきます。

もしもこれからご紹介する特徴が自分自身に該当しているのであれば、どうずればその特徴をなくすことができるのか、考えてみましょう。

人の話を聞かない

まずはじめにご紹介する馬耳東風な人の特徴の一つとして「人の話を聞かない」ということが挙げられます。

馬耳東風という言葉は先ほどもご紹介したように「他人の忠告や評判を聞き流し、心にも留めず知らん顔していること」という言葉です。

つまり、別の言葉で言い換えるとすれば相手の話を全く聞かない人間のことを意味しているということです。

相手に対してわざわざ忠告をしたり、相手に対してアドバイスをしてもそれを全く聞かないのは、結局人の話を聞いていないということになります。

なので馬耳東風な人の特徴を考えてみると、相手の話や人の話を聞かないような人間が該当していると考えることができます。

あなたの周りにも自分の話を全く聞いてくれなくて、いつまでたっても改善することがないような人がいませんか?

もちろん全てのことを相手の言いなりになる必要性はありませんし、自分なりの考えを持っていることに対しては自分の考えを曲げる必要性はありません。

しかしながらわざわざ自分のことを思って忠告をしてくれたり、アドバイスをしてくれている人の話をないがしろにするのが良いことだとは言えません。

自分なりに考えがあるのであればそれを相手に伝える必要性がありますし、自分はこうしたいという気持ちがあるのであればそれを素直に相手に打ち明けることが大切です。

それを相手にしっかりと伝えていれば相手が自分のことを馬耳東風と思ったりすることはありません。

いい加減な気持ちで相手の話に同調したりしながら、結局相手の話を鵜呑みにしないこと自体が問題だと言えます。

なので、自分なりの意見があるときは相手にそれを伝え、相手が話をしてくれていることにまずは感謝の気持ちを示すことを大切に考えてください。

自分勝手な人が多い

人の話を聞かない人を考えた時に、該当する特徴としてはやはり自分勝手な人が多いということだと言えます。