CoCoSiA(ココシア)

自慢話が上手い人の7個のテクニック...(続き3)

もし服に関して誰かから質問があれば、その時には簡潔に答えるようにしますが、誰からもつっこみがなかったら、その時点で話は終わらせるべきです。

それ以上「どこで買ったか」「いくらしたか」「素材は何か」などの聞かれてもいないことをベラベラと話し続けると、鬱陶しく思われてしまうことがあります。

自慢話をする時には、つい夢中になって長々と話してしまうことがよくありますが、話が長いほど人からは嫌われてしまうと思いましょう。

一方で、話が簡潔なら同じ人から何度自慢話をされても、それを聞く人は不快に感じにくいでしょう。

嫌味っぽく言わない

自慢話は嫌味っぽく言うと、相手にはその嫌味が伝わりやすいです。

例えばごく一般的な車に乗っている人に対して、「高級車を買ったんだけど、維持が大変で何かとお金がかかるんだよね~。お給料もあまり高くはないし、大変だなぁ。」と言ったら、それを言われた側は嫌味に受けとることが多いでしょう。

とくに自慢された側の収入よりも、明らかに自慢した側の収入の方が多ければ、日頃の生活ぶりからもその差は歴然ですので、自慢された側は余計に嫌味に感じてしまうことでしょう。

自慢話は、対等な立場の人や、自分よりも上の立場の人に話すのであればまだ嫌味に受けとられる可能性は減りますが、自分よりも明らかに学歴や収入、生活ぶりなどが劣っている人に対してしてしまうと、高確率で相手には嫌味に取られてしまうでしょう。

実際に、自分よりも下だと感じている人に対して自慢話をする人の多くは、言葉の端々にどこか相手に対して優越感や見下しの感情をにじませていることがあります。

それを相手も敏感に受けとるからこそ、嫌味がハッキリと伝わってしまうのでしょう。

自慢話をする時には、相手の立場が例え自分よりも下であっても、決して嫌味っぽく言わないように気をつけましょう。

サラッと話す

自慢話は、サラッと話すことで聞く人に嫌味や見下しの感情を与えにくくなります。

例えば欲しかったブランドものの時計が手に入った時には、「ずっと欲しかった時計が手に入ったんだ!」とシンプルに時計が買えて嬉しいことだけを話します。

そこでもし相手が色々と質問してくれば、ブランド名や値段などを言ってもいいですが、「へえ、良かったね!」程度の返しであれば、それ以上はこと細かに話すのは控えましょう。

自慢話は自分が一番伝えたいことだけをサラッと話して、詳細はあえて省くことで、嫌味っぽさや優越感を相手が感じ難くなります。

場合によっては自慢話とも受け止められないこともありますので、自慢する内容はとにかくシンプルに話すことを意識しましょう。

自慢話をする人の心理とは?

自慢話をする人の心理とは、どのようなものなのでしょうか?

人には元々承認欲求がありますので、自分のことを人から認めてもらいたいという気持ちは誰でももっています。

それが不特定多数に対して向かう人もいれば、親や上司、友達や恋人などの特定の相手に対してだけ向かうという人もいます。

何かの形で自分のことを人に認めて欲しいため、時には自ら自分の行いや成果、訪れた幸運に対して自己アピールをしますが、それが自慢話になっていることは多いです。

そうした承認欲求の心理があるという前提で、以下に具体的な心理について挙げていきます。

自分のことが好き

自分のことが好きな人は、好きな自分がどんなにすごいのか、また恵まれているのかを堂々と他人にアピールします。

そのアピールの方法が自慢話になっていますので、ただ単純に「自分にはこんないいことがあった、自分はこんなに恵まれているんだよ」ということを他人にアピールしたければ、邪気や嫌味のない自慢話になるでしょう。

心底嬉しそうで明るい自慢話になれば、それは聞く人にとっても微笑ましく感じられるかもしれません。

一方で、自分が大好きだからこそ、「他人とは違うのだ」と感じている人の場合には、自慢の仕方が嫌味っぽくなったり、優越感に満ちていたりします。

その場合には、聞く人も不快に感じることが多いでしょう。

褒めてほしい

人から褒めてほしくて自慢話をする人は、自慢する内容にも何かしらのいい結果を伴っていることが多いです。

例えば子どもがクラスの成績で1番をとったり、スポーツやさまざまな大会で1位をとったりした時には、賞状と一緒に「1位になれたよ!」と嬉しそうに両親に報告するでしょう。

これは1番をとった自分を両親に褒めてほしいという気持ちが全面に表れています。

人が「褒めてほしい」と思う相手は、子どもの頃ならば両親に、そして成長すると共にその対象は友達や先生、恋人や会社の上司などに変わっていきます。

子どもであれば無邪気に「褒めて!」と自己主張ができますが、いい大人になると、何かしらの理由を付けなければ人に褒めてもらおうとすることはできないでしょう。

その方法の1つとして、遠回しな自慢を用いることが多いのです。

人から褒めてもらうことで、その人は自分のやったことに対して「やはりこれはいいことなのだ」と再認識することができます。

また、人から褒めてもらうことで自分の中の喜びの感情がさらに膨らみますので、自然とそれが自信ややる気に繋がることが多いです。

自分を上手くコントロールできる人は、時にはこうして人から褒めてもらおうとすることで、自身の向上心を保とうとすることもあるでしょう。