誰でも嬉しいことがあれば、それを人に自慢したくなります。
けれどもあからさまに上から目線で自慢話をしたり、延々と自分の自慢話だけを話したりしていると、周りは呆れて冷たい態度をとるようになるでしょう。
自慢話は話し方によって、聞く人にすんなりと受け入れられることもあれば、嫌われてしまうこともあります。
せっかく自慢話をするのなら、上手に話して聞いてもらえば自分も相手も楽しくなるでしょう。
今回は自慢話を上手にするためのテクニックをご紹介します!
自慢話ってただただ嫌がられるだけだと思っていませんか!?
自慢話と聞くと、誰もが「鼻につく」「うっとうしい」と嫌なイメージを思い浮かべることでしょう。
あなた自身、他人の自慢話ばかり聞かされたところで楽しくもなんともありませんよね?
それどころか、自慢話の内容によっては「自分とあなたとはレベルが違うんだ」と見下されているような気さえして、不愉快になることもあるでしょう。
そんなことはよくあるため、自慢話に対する人々の印象は悪いことが多いのです。
けれども、そんな自慢話でも、話し方1つで聞く人にも楽しい気持ちになってもらうことができます。
自慢話をしているのに、聞いている人がなんだか微笑ましく感じてしまうこともあるでしょう。
自慢話なのに聞く人が不快に感じないのは、それだけ自慢する人の話し方が上手だからです。
マイナスのイメージの強い自慢話でも、話し方が上手な人の手にかかれば、「ただただ嫌なもの」ではなくなってしまいます。
そんな驚くような話し方について、詳しくご紹介していきます。
自慢話が上手い人の7個のテクニック
自慢話が上手い人は、会話を通して人を楽しませることができる、という大きな特徴があります。
自分の話をしている時にも、常に相手の表情や態度をよく観察していますので、話を聞いている相手が、自分の話す内容をどう感じているのかを鋭く察することができます。
もし相手が退屈そうにしていたなら、話す内容を変えて相手の興味をひきます。
またはジェスチャーのような動きをつけたり、声色を変えたりすることで、相手の退屈さを紛らわせようとします。
自慢話でも同じように、相手が「楽しそうに、または面白そうに聞いているか」を常に確認しながら話しますので、上手に相手と楽しい時間を共有できています。
自慢話が上手な人のテクニックを身に付けることで、あなたも同じように上手に自慢話ができるようになるかもしれません。
以下に自慢話が上手い人の具体的なテクニックをご紹介していきますので、ぜひ自分でも試してみてください。
面白く話す
自慢話は、そのまま話すと聞き手が退屈したり、不快に感じてしまったりすることが多いです。
例えば新築に引っ越したことを友達に自慢する時に、「新しく家を建てたんだ。
とても広いし綺麗で大満足!」とそのまま話すと、聞く人によっては嫌味に捉えたり、不快に感じたりすることがあります。
しかしその時に、「新築に引っ越したんだけど、まだ全然住所に慣れてないから昨日も間違えて昔の家に帰っちゃったんだ。」と面白おかしい話として言えば、自慢話はさらりと伝わり、その上で相手の笑いを誘うことができるでしょう。
ストレートに自慢話をすると、少なからずそれを嫌悪として受け止める人はいます。
なるべく皆に自慢話をすんなりと受け入れてもらいたいのなら、少しくらい話を盛ってもいいので面白いネタを話し、その中にさりげなく自慢したいことを混ぜるようにしましょう。
「自慢話かよー!」とつっこめる雰囲気を作る
話し上手な人は、自慢話でも自分のことを下げて話したり、話のほんの一部分にだけ自慢したいことを織り交ぜて話したりします。
すると聞く方も嫌味に感じることなく素直に受け入れられますし、話の内容によっては「自慢話かよー!」「それって自慢じゃない!」と相手がつっこんでくることもあるでしょう。
相手が思わず「自慢かよ」とつっこめるような雰囲気を作ることもとても大切です。
自慢する側にとっても、いかにもお世辞や無理な同調をされるよりは、思い切り「なに自慢してるんだよ~」とつっこんでもらえた方が心地よい気分になれるでしょう。
そのまま場の雰囲気が盛り上がれば、相手の方から自慢したい内容にどんどん質問してくれることもあるでしょう。
明るく話す
自慢話を暗い口調で話す人はほとんどいませんが、あまり上機嫌な口調で話しても、聞く人は苛立ってしまうことがあります。
また、例えば同じ試験に2人で臨み、1人だけが合格してもう1人が不合格だった時、嬉しさと気まずさから「なんかごめんね、自分だけが合格して」と言うと、それが原因で相手が怒ってしまうこともあるでしょう。