クリスマスでも誕生日でも結婚記念日でも何でもないときに物を買わせる手法が自分へのご褒美だということには違いないですが、それをよく知った上で自分へのご褒美をしたいものです。
間違ったストレスマネジメントになっているかも
私は以前彼もいなくて将来の目標もこれといってない、毎日がなんとなく不安だというとき洋服を買って帰ったときだけ気分が高揚して楽しかったという時期がありました。
洋服を選んでいるとき、買って帰って鏡の前で試着しているとき、ウキウキしたものです。
でもの高揚感って長く続かないんですよね。
またストレスがたまってくると新しい洋服が欲しくなるのです。
そうなってしまうとお金は貯まらないし、結局は精神的な安定も得られません。
自分の中にある精神的な問題点、現実的な問題点の解決を洋服を買うことで紛らわせて見ないようにしているだけでした。
それは間違ったストレスマネジメントです。
正しいストレスマネジメントと間違ったストレスマネジメントの見分けかたは何でしょうか?
正しいものであれば、ご褒美を与えた後、元気になり持続力もあります。
そしてもっともっとというふうにはならないはずです。
たとえばご褒美としてそれまで欲しかった洋服を買ったのであれば、とてもウキウキうれしいはずですが、その後満足感が出て、それまでのがんばりも続きます。
そしてもっと洋服が欲しいという飢餓感などは出ないはずです。
間違ったストレスマネジメントになってしまった場合は、新しい洋服を買ってウキウキするのは同じですが、しばらくするとそんな気持ちはしぼんでしまい、でもあのウキウキ感を得ればまたがんばれるような気がしてご褒美が欲しくなってしまうようです。
ご褒美がないと動けない人間になってしまう
そうなるとご褒美がないと動けない人間になってしまいます。
悲しいことです。
自分へのご褒美ということは、与える側も自分だということですよね。
ご褒美を与えるためにせっせと稼ぎ続けなければいけないということに気づかないといけません。
自分自身にそういうことをしていれば人からのご褒美を与えられることも当たり前になったり、ご褒美を与えられないとやる気が出なかったり、ひどい場合は不機嫌になってしまうような人もいます。
行動のすべてはしたいからするということでありたい私は、ご褒美という考えはあまり好きではないのですが、だからこそご褒美が生きてくると思っています。
衝動買いはやめる
自分へのご褒美を考えるとき、やってはいけないことは衝動買いだと思います。
衝動買いしたいときのいいわけに「自分へのご褒美」という悪魔のささやきが聞こえるときがありますが、いけないいけないと首を横に振ります。
がんばっている何かがあるとき、欲しいものが出てきたり行きたいところがあった場合、これが成功したら、これを修了させたら自分へのご褒美として買おうとか旅行の計画を立てよう!という具合に計画する時間があればご褒美と考えていいと思っていますが、衝動買いの場合は悪魔のささやきだと認識しています。
衝動買いのご褒美というのは何度も繰り返してしまうことが問題です。
1度自分に許してしまえば、何度も悪魔のささやきが聞こえてくるようになり、お金を無駄に使う結果になり、せっかくの褒美のはずが自分の首を締めることになりかねませんね。
自分へのご褒美にはルール作りが必要なのではないかと思います。
その第1番目が衝動買いをしないということです。
毎月自分へのご褒美を決めてみませんか?(まとめ)
欲しいものを我慢、やりたいことを我慢の毎日では人生つまらないです。
毎日を楽しく過ごすために、今やっている仕事や家事などをよりよく進めていくために毎月自分へのご褒美を決めてみませんか?
毎月のものなので大それたものでなくていいのです。
ダイエット中の私なので普段は甘いもの、スナック菓子などは控えています。
でもお給料日の後は有名スイーツ店のショートケーキを食べます。
逆にいえば甘いものを食べるときは、有名スイーツ店のものだけにすると決めているのです。
そうするとダイエットも持続できて、自分へのご褒美にもなりますから。
衝動買いはしないということのほかにもいくつかのルールを自分なりに決めたうえで、上手にご褒美を与えてあげましょう。