また、信念を貫くことが出来る人は、周りからの信頼も厚くなるといえます。
自分の気持ちに正直な姿や、自分のやりたいことを達成するために一生懸命になっている姿を見ていると、周囲の人間も「この人の手伝いをしたい。」と思うもの。
信念を貫くことが出来る人こそ、人を動かすことが出来る人だといえるでしょう。
2.直球勝負
「図太い人」の多くは直球勝負。
オブラートに包んで話すということはせず、自分の思ったことや考えを包み隠さず伝えます。
「図太い人」の発言は直球なので、相手に分かり易く伝わります。
ほとんどの人は、相手に気を使ってしまい、発言が曖昧になってしまったり、自分の考えや意志を伝えることが苦手だといえます。
しかし、それは相手に対して直球で伝えてないからだともいえます。
相手に気を使って、まわりくどい言い方をしてしまう人が多く、結果何も相手に伝わらないということも…。
ストレートに話す
「図太い人」は相手に対してストレートに話します。
自分はこう思うという考えや、こうしたいという願望、自分の考えや信念を、包み隠さずストレートに伝えるため、相手に対して考えが伝わりやすいといえるでしょう。
相手に自分のことを理解してもらうには、ストレートに話すということはとても大切。
回りくどい言い方をしてしまっては、「この人は何を言いたいんだろう。」という疑問を相手に抱かせてしまいます。
相手に疑問を抱かせないためには、自分の考えや気持ちをストレートに伝えることが大切なのです。
裏工作をしない
また、ストレートに伝えるということは裏工作をしていないという表れでもあります。
ずるい人は、相手を自分の思う通りに動かすために、誘導するような話し方をしたり、相手の感情をコントロールするような発言をします。
しかし、「図太い人」はそのような裏工作はせず、自分の考えや気持ちをストレートに話すため、発言に対して信頼をすることができます。
そのため、「この人は嘘をつかない人。」というイメージがつくため、裏表がない人と周囲から思われます。
3.空気を読まない
また「図太い人」の多くが、空気を読まない傾向にあります。
空気が読めないのではなく読まない。
空気を読むということをあまり重要視していないのです。
もちろん、周りの状況を理解するためには空気を読むということはとても大切なもの。
しかし、空気を読みすぎてしまい、周りに合わせすぎて、自分の考えや意見を押し殺すようになってしまってはよくありません。
「図太い人」が空気を読むことをしないのは、自分の考えや意見を変えることをしないから。
空気を読んでも、自分の考えや意見は変わらないという気持ちがあるため、空気を読むことをしないのです。
周囲に左右されない
「図太い人」は周囲に左右されることはありません。
「あの人がこういったから…。」とか、「みんながこう思っているから…。」という考えは一切なく、自分がどう思うかということを大切にしています。
そのため、周りに左右されることがないのです。
そもそも、周りに引きずられてしまうと、自分の感情を押し殺さなくてはいけなかったり、思ってもいないことに同調をしなくてはいけなくなります。
自分らしく生きるためには、周囲に左右されない精神をもつことはとても大切。
周りに振り回されない強い精神が大切なのです。
人は人だと思っている
「図太い人」の多くは人は人だと思っているという傾向にあります。
自分は自分、相手は相手であると割り切れるからこそ、周囲に左右されませんし、流されことなく、生きていくことができるのです。
普通の人は、人は人と割り切ることが苦手で、自分の気持ちと相手の気持ちを混在して考える傾向にあります。
あの人がこう思っているから、自分はどう考えるべきかという気持ちで、自分の考えや意見を変えがちだといえるでしょう。
しかし、100%同じ考え方をしてくれる人などいませんし、気持ちが一致する人もいません。
それであれば、人は人だと割り切って付き合う方がずっと楽。
あの人はそういう考え方をするんだなと、自分の考えと切り分けられるようになることで、他人との違いを許容することは、とても大切だといえるでしょう。
4.都合よく解釈する
「図太い人」の多くが都合よく解釈することが上手な生き物だといえます。
多くの人は、他人の発言に対して、必要以上に考えてしまったり、勘ぐってしまいがち。
言葉の意味を深読みしてしまい、勝手に落ち込んでしまうというのはよくあることです。
人に発言を都合よく解釈することができる力というのは、非常に重要です。
自分の良いように解釈することで、ストレスを感じることはないですし、他人の目を気にすることもありません。