「図太い人」と聞くとどんな印象を抱くでしょうか?
周りの目を気にせず、自分が思う通りに行動したり、発言をする人であったり、肝っ玉が据わっていて周りに流されない人を想像する人が多いのではないでしょうか。
一般的には「図太い人」と聞くと、あまり良い印象を抱かないことも多いはず。
自分勝手な人、厚かましい人というイメージを抱くことも多いとは思います。
しかし、周りの目を気にしがちな人ほど、「図太い人」の力強い精神に羨ましいと感じてしまうことも多いのではないでしょうか。
日本人は特に周りからの目を気にしがちな人が多いと言われています。
こんなことをしたら周りから非難を浴びるのではないだろうか。
こんな発言をしたら周りから嫌われるのではないだろうか。
と自分の感情よりも先に、周りからどう思われるかを気にする人が多いといえるでしょう。
昨今では、周囲を気にしてしまうことにより、メンタル疾患を抱える人が増えてきています。
メンタル疾患を抱える人の多くは繊細な人が多く、周囲の反応に敏感で、常にびくびくしている状態であるといえるでしょう。
一方で繊細な人がうらやましくなってしまうほど、「図太い人」が存在しています。
今回のテーマは「図太い人」について。
周りのことを気にし過ぎて、自分の考えを周囲に伝えることに躊躇してしまったり、押し殺してしまいがちな人には、「図太い人」がどういう特徴や心理であるのかを知る事が大切です。
「図太い人」のことを知る事によって、周囲に対して、自分の考えを上手に伝えられるようになるはずですよ♪
是非、参考にしてみてくださいね。
図太い人の7個の特徴と心理
「図太い人」は周りの目を気にせず、自分の思ったことをはっきりと伝えられる人が多いと言われています。
それは一見、ワガママに見えたり、周囲の人のことを考えずに自分の気持ちを優先しがちに見えますが、一方でその潔さに憧れを抱く人も多くいるでしょう。
自己主張が強いということは、自分らしくいられていることの表れでもあります。
「図太い人」は周りに遠慮することをしないため、思い切った発想や行動もできますし、物怖じせずに行動をすることもできます。
周りにどう思われているかという事に縛られないからこそ、自由に生きることができるといえるでしょう。
では、「図太い人」はどういう特徴があり、どういう心理状態で動いているのか。
具体的にお伝えしていきましょう。
1.自信家
「図太い人」の多くは自信家であるといえます。
ほとんどの人が、自分の考えや行動に自信がなく躊躇してしまうケースが多く、失敗を恐れて行動しないことが多いですが、「図太い人」は失敗を恐れず行動することができます。
自分の性格や考えに自信を強く持っているからこそ、周りに対して躊躇することなく自分の意見を伝えることができたり、大胆な行動ができるといえます。
また、その自信は根拠がないものが多く、「私だからきっと大丈夫。」という自分自身に対しての信頼が高い傾向にあるといえるでしょう。
自分の意見や行動を正しいと思っている
本来、人は自分の意見や行動に自信が持てず、地団駄を踏むもの。
しかし、「図太い人」は自分の意見や行動が正しいと思っているため、自分の信念を貫くことができますし、物怖じする事もありません。
周りの意見に流されることがないのです。
自分の意見や行動が正しいと思っているということは、一見周りに合わせることが出来ず、頑固な人と思われがち。
しかし、その大胆さは憧れの的であるともいえます。
周りに流されない
また「図太い人」は周りに流されることがありません。
自分以外の人が反対の意見を言っていたとしても、「私はこう思う。」というのをはっきり伝えるタイプでもあるため、人に合わせるということは苦手であるといえるでしょう。
普通の人は、多数の意見にどうしても流されがち。
多くの人の考えに同調することができますし、同調すること敵を作らず、周りに調和しようとしています。
周りに調和することは一見良いことにも見えますが、どこかで自分の考えに蓋をしており、そのことにより多少のストレスを抱えて人付き合いをしているともいえます。
ストレスがなく生きていくためには、周りに流されない強い心が必要となるのです。
信念を貫く
「図太い人は」自分の意見や行動に対して正しいと思っているからこそ、信念を貫くことができます。
周りの人に流された考えではなく、自分の考えをしっかりと持っているため、自分の発言や行動に責任を持つことができるのです。
責任を持つという事は、実はとても難しいこと。
失敗を恐れてしまって大胆な行動ができなかったり、責任を持つこと自体を避けてしまい、信念を持たずに行動をしている人が多くいます。
しかし、物事を成功に導くためには、信念をもって行動をすることは必要不可欠です。
信念を抱いた行動というのは、周囲にも良い影響を与え、上手に引っ張っていくことができるといえるでしょう。
また、信念を貫くことが出来る人は、周りからの信頼も厚くなるといえます。
自分の気持ちに正直な姿や、自分のやりたいことを達成するために一生懸命になっている姿を見ていると、周囲の人間も「この人の手伝いをしたい。」と思うもの。
信念を貫くことが出来る人こそ、人を動かすことが出来る人だといえるでしょう。
2.直球勝負
「図太い人」の多くは直球勝負。
オブラートに包んで話すということはせず、自分の思ったことや考えを包み隠さず伝えます。
「図太い人」の発言は直球なので、相手に分かり易く伝わります。
ほとんどの人は、相手に気を使ってしまい、発言が曖昧になってしまったり、自分の考えや意志を伝えることが苦手だといえます。
しかし、それは相手に対して直球で伝えてないからだともいえます。
相手に気を使って、まわりくどい言い方をしてしまう人が多く、結果何も相手に伝わらないということも…。
ストレートに話す
「図太い人」は相手に対してストレートに話します。
自分はこう思うという考えや、こうしたいという願望、自分の考えや信念を、包み隠さずストレートに伝えるため、相手に対して考えが伝わりやすいといえるでしょう。
相手に自分のことを理解してもらうには、ストレートに話すということはとても大切。
回りくどい言い方をしてしまっては、「この人は何を言いたいんだろう。」という疑問を相手に抱かせてしまいます。
相手に疑問を抱かせないためには、自分の考えや気持ちをストレートに伝えることが大切なのです。
裏工作をしない
また、ストレートに伝えるということは裏工作をしていないという表れでもあります。
ずるい人は、相手を自分の思う通りに動かすために、誘導するような話し方をしたり、相手の感情をコントロールするような発言をします。
しかし、「図太い人」はそのような裏工作はせず、自分の考えや気持ちをストレートに話すため、発言に対して信頼をすることができます。
そのため、「この人は嘘をつかない人。」というイメージがつくため、裏表がない人と周囲から思われます。
3.空気を読まない
また「図太い人」の多くが、空気を読まない傾向にあります。
空気が読めないのではなく読まない。
空気を読むということをあまり重要視していないのです。
もちろん、周りの状況を理解するためには空気を読むということはとても大切なもの。
しかし、空気を読みすぎてしまい、周りに合わせすぎて、自分の考えや意見を押し殺すようになってしまってはよくありません。
「図太い人」が空気を読むことをしないのは、自分の考えや意見を変えることをしないから。
空気を読んでも、自分の考えや意見は変わらないという気持ちがあるため、空気を読むことをしないのです。
周囲に左右されない
「図太い人」は周囲に左右されることはありません。
「あの人がこういったから…。」とか、「みんながこう思っているから…。」という考えは一切なく、自分がどう思うかということを大切にしています。
そのため、周りに左右されることがないのです。
そもそも、周りに引きずられてしまうと、自分の感情を押し殺さなくてはいけなかったり、思ってもいないことに同調をしなくてはいけなくなります。
自分らしく生きるためには、周囲に左右されない精神をもつことはとても大切。
周りに振り回されない強い精神が大切なのです。
人は人だと思っている
「図太い人」の多くは人は人だと思っているという傾向にあります。
自分は自分、相手は相手であると割り切れるからこそ、周囲に左右されませんし、流されことなく、生きていくことができるのです。
普通の人は、人は人と割り切ることが苦手で、自分の気持ちと相手の気持ちを混在して考える傾向にあります。
あの人がこう思っているから、自分はどう考えるべきかという気持ちで、自分の考えや意見を変えがちだといえるでしょう。
しかし、100%同じ考え方をしてくれる人などいませんし、気持ちが一致する人もいません。
それであれば、人は人だと割り切って付き合う方がずっと楽。
あの人はそういう考え方をするんだなと、自分の考えと切り分けられるようになることで、他人との違いを許容することは、とても大切だといえるでしょう。
4.都合よく解釈する
「図太い人」の多くが都合よく解釈することが上手な生き物だといえます。
多くの人は、他人の発言に対して、必要以上に考えてしまったり、勘ぐってしまいがち。
言葉の意味を深読みしてしまい、勝手に落ち込んでしまうというのはよくあることです。
人に発言を都合よく解釈することができる力というのは、非常に重要です。
自分の良いように解釈することで、ストレスを感じることはないですし、他人の目を気にすることもありません。
嫌なことは受け流す
また、「図太い人」の多くが、嫌な事を受け流すことができます。
否定的な意見を言われたり、悪口を言われたとしても、(この人はこういう人なんだ。)と受け流すことができるのです。
嫌な事が受け流せるのは、他人は他人と割り切っていることや、万人から好かれたいと思っていない強い精神からだと言えます。
相手に嫌な事を言われた場合、人は相手に対して挽回することに必死になります。
しかし、無理をして人に認められても、何の意味もありません。
そのため、嫌な事は受け流す。
自分に対して嫌な事を言う人は気にしない。
という気持ちが大切だといえるでしょう。
あまり深く考えない
「図太い人」は、相手の発言の意図を深く考えることはしません。
自分自身がストレートに相手に伝える傾向にあるため、相手の発言に対して裏があるのではないだろうかと勘繰ることはしないといえます。
そのため、相手に対して深く考えることはせず、ありのままを受け取る傾向にあります。
そもそも「図太い人」は深く考えるというのは、とても苦手だといえます。
裏表がなく、ストレートに伝えるため、言葉そのものを信じるためです。
そもそも、深く考えても、それが正しい答えだとも限りません。
そのため、深く考えている時間は、実はとても無駄な時間だともいえるでしょう。
すぐ忘れる
また「図太い人」の多くが嫌な事をすぐに忘れることができます。
記憶喪失なのではと思うくらいきれいさっぱり忘れることができるのです。
忘れることができるのは、ものごとに固執していないということ。
固執をしてしまうと、いつまでたっても頭の片隅に残ってしまい、ふとした瞬間に思いだされて辛くなってしまいます。
固執しないことにより、自分の記憶から消去することで、精神的に楽になることができます。
すぐ忘れるということは、とても上手な生き方でもあるともいえるでしょう。
5.プライドが高い
「図太い人」の多くが、自分に自信があるため、プライドが高い傾向にもあります。
自分の発言や行動に自信があり、プライドを持っているのです。
プライドが高いということは、一見悪い言葉にも聞こえますが、自分自身の考えや気持ちに責任を持っているという現れでもあります。
揺るがない自信があるからこそ、プライドが高くいられるのです。
自分の意見を通す
「図太い人」はプライドが高いため、自分の意見を通そうとする傾向にもあります。
周りの人に反対をされたり、少数意見だったとしても、自分の意見を押し通そうとします。
そのため、周りからみると融通が利かない人とも思われがちだといえるでしょう。
しかし、自分の意見に対して、プライドを持っているということは、自分の考えが確立しているということでもあります。
他人の意見を聞いて、コロッと変わってしまうようでは、自分がないのと一緒。
他人に流されて生きているといっても過言ではありません。
自分らしく生きるためには、自分の意見を貫き通すという強い気持ちを持つことが大切です。
自尊心を傷つけられたくない
また、自尊心を傷つけられなくないため、自分の考えや意見に執着する傾向もあります。
相手に合わせることをしないため、自分の意見を曲げることはしません。
自分の意見を曲げることは、「負け」であると考えてしまう傾向にあるといえるでしょう。
本来であれば、人と意見が対立するときに、勝ち負けではあまり判断しないもの。
しかし、「図太い人」は自分の意見を通すことを第一に考えています。
自分の意見が通らないということは、自分自身を傷つけられたのと一緒。
だからこそ、「勝ち負け」という気持ちで、一生懸命自分の意見を伝えようとする傾向にあります。
6.失敗を恐れない
ほとんどの人は、行動を起こすとき、「失敗してしまうのではないか。」との不安が頭によぎってしまいます。
そしてその不安が行動の邪魔をしてしまい、思い切った行動ができなくなってしまうのです。
人の心配事のほとんどは起きないと言われています。
しかし、人は必要以上に不安を抱いてしまったり、心配をしてしまうもの。
結果、失敗を恐れて行動ができなくなってしまうのです。
しかし、「図太い人」は失敗をするのではという不安を考えることはありません。
考えないからこそ、失敗を恐れることがなく、行動することができるのです。
まずは行動
「図太い人」の多くは、考えるよりもまず行動という考えを持っています。
走りながら考えるという精神を持っているため、頭で考えるよりも、体が先に動いてしまう、単純な考えの持ち主であるともいえるでしょう。
しかし、行動をすることで、見えてくることもたくさんあります。
あれこれ深く考えるよりも、行動することで視野を広げ、新たな考えを身に着けていくことのほうが、ずっと成長にも繋がるのです。
「石橋を叩いて渡る」ではないですが、慎重になり過ぎてしまうと、何もかもに疑心暗鬼になってしまいます。
慎重になることは大切なことですが、行動が止まってしまったり、悪いことばかり考えてしまうようでは、良くない傾向です。
行動してからわかる事もあるという気持ちで、まずは気楽に行動をしてみるということはとても大切だといえるでしょう。
立ち直りが早い
また「図太い人」の多くが立ち直りが早いといえます。
落ち込んでいたかとおもったら、津語の瞬間、ケロッとした態度をしていたり、次の一手を考えている傾向にあります。
「図太い人」は、落ち込んでいる時間は無駄だと思っている人が多く、落ち込んでいる暇があったら、行動をしようと考えるタイプ。
そのため、立ち直りが早く、すぐに次の行動にうつせるのです。
7.ポジティブ
「図太い人」の多くがポジティブな精神な持ち主。
人間は本来、行動をするときには、失敗を恐れてしまう生き物。
失敗を恐れて行動することを躊躇したり、行動してしまう事を逃げてしまう人が多いといえます。
しかし、「図太い人」はポジティブですので躊躇するということをしません。
自分の頭の中で(きっと大丈夫だろう。)という根拠のない自信をもつことができるため、ポジティブシンキングに切り替えるこができるのです。
ポジティブな精神というのは、周りに良い影響を与えます。
不安を拭い去り、成功に向けて頑張ろうという気持ちが生まれるため、前を向いて突っ走ることができます。
そもそも、ネガティブな気持ちというのは何の成功も生みません。
「どうせ…。」という気持ちで物事に取り組むと、中途半端な対応しかできなくなってしまいます。
また、ネガティブな気持ちというのは周囲にも伝わるため、士気が高まらず、どよーんとした空気にもなってしまいます。
なんとかなるという精神
「図太い人」はなんとかなるという精神を抱いている人が多いといえます。
例え上手くいかなかったとしても、それは上手くいいかなかったときに考えればいいという楽天的な考えを持っているといえるでしょう。
楽天的な考え方というのは、強く生きるためにはとても大切なもの。
過度なプレッシャーを感じなくなりますし、土壇場力もつきます。
緊張したり、不安が押し寄せてきたら、「なんとかなるだろう。」とつぶやくことで、精神的にも楽になるはずですよ♪
図太い人になるには?
周囲の目を気にしていきがちな人にとっては、「図太い人」の生き方は憧れでもあると思います。
そして、「図太い人」の精神を少しでも真似したいと思う人も多くいるのではないでしょうか。
そもそも、現代はストレス社会であると言われています。
周囲の人に気を使うことも多く、肩身が狭い思いをしている人も多くいるでしょう。
オンとオフを上手く切り替えられれば気持ちのリフレッシュもできますが、日常生活でも引きずってしまう人も多くいます。
またプライベートでも人に気を使って生きている人も多く、生きづらい世の中だと感じている人は多くいるでしょう。
現代では、メンタル面の病気も増えてきています。
メンタル面の病気というのは、風邪や捻挫などの病気と違い、非常に治りづらいもの。
そして、環境を変えない限りは悪化しやすいものであるともいえます。
一時的に良くなったとしてもぶり返してしまったり、前以上に悪化してしまうなんてことも…。
メンタル面を改善するためには、「図太い」精神をもつというのはとても大切なことだといえます。
「図太い人」になるためには、「図太い人」の考え方や精神を知る必要があります。
「図太い人」を知る事により、自分自身の考え方や行動、また周囲に対しての接し方を少しずつ変えることができるでしょう。
「図太い人」と自分の考え方は何が違うのかを知り、少しでも真似をすることはとても大切。
では、図太い人になるためには、どういった考え方をもつべきなのか。
具体的にお伝えしていきたいと思います。
1.小さなことに拘らない
まず大切なことは小さいことに拘らないということ。
相手の発言を深読みしてしまったり、過去の行動に対して後悔したりすることは、意味がないことだと考えることが大切です。
目に見えたもの、耳で聞こえたことを大切にし、それ以上に考えることをやめること。
そのことにより、小さいことに拘るということが少なくなってきます。
小さいことに拘っていると、周囲からうじうじしている人と思われることも。
小さいことに拘っても、何も良いことがないのだということを肝に銘ずる必要があります。
小さいことに拘ることをやめると、精神的にも楽になるはずですし、気持ちも安定するため、自分らしく生きられるようになります。
2.過剰に好かれようとしない
万人に好かれようとすると、どこかでボロが出てしまいます。
好かれるために、周りの人の意見に合わせたり、気を使ったりすることに労力を割くことで、自分に無理をしてしまい疲れてしまっている方も多いのではないでしょうか。
一方で、周囲に気を使う事に労力を割いているにも関わらず、「あの人は八方美人だ。」などと悪口を言われてしまうなんてことも…。
周囲に気を使った結果、悪口を言われるというのは本末転倒ですよね。
全ての人に好かれることは不可能です。
それよりも、自分のことを理解してくれたり、大切にしてくれる人に好いてもらうことの方が、人生においてはとても大切。
他人から嫌われることを恐れる必要はないのです。
理解者は数人いれば十分だという強い気持ちを持つこと。
そしてあなたのことを本当に大切にしてくれる人を、あなたも大切にすればいいのです。
3.時には開き直る
そして、時には開き直るということもとても大切です。
人はどうしても、自分の行動を悔いてしまって、自分を責めてしまいがち。
しかし、悔いても何も解決はしません。
それであれば、「しょうがなかった。」と割り切ることも大切。
割り切ることで、次に進むことができますし、気持ちが楽になります。
また、相手から責められたときは、すべて受け止めるのではなく、開き直ることも大切。
相手に対して開き直った態度をみせることが苦手な人は、心の中で開き直るだけでも随分楽になるはずです。
4.自分のペースを大事にする
最近の人は自分のペースで生きることが苦手だと言われています。
周りのペースを気にしてしまって、自分のペースを崩してしまう人が多くおり、そのことによりメンタル面に不調を感じている人も多いでしょう。
特に最近は、SNSの普及やLINEなどにより、離れた場所にいても連絡をとる手段が多く出てきました。
LINEなどの「既読スルー」ができなかったり、SNSで仲が良い人には「イイネ」をしたり、コメントを返さなくてはいけないなど、気を使うことが増えてきました。
そのため、1人でいる時間も、他人に対して気を使わなくてはいけない時間が増えてきたといえるでしょう。
しかし、相手のことを気にし過ぎて、自分のペースを崩してしまっていては、心が休まることがありません。
自分のペースを大事にするということは、自分の精神を安定させるためにもとても大切なことだといえるでしょう。
自分のペースを崩しがちな人は、一度、携帯の電源をオフにする時間を作ってみることが大切かもしれません。
最近の人は、携帯を肌身離さず持っている傾向にあります。
しかし、自分のペースを大事にするためには、一度携帯を手放す勇気も大切だといえるでしょう。
携帯を手放し、自分自身と向き合うことで、自分の気持ちを整理することができます。
より良い人生を送るためには自分のペースを大事にするということは必要不可欠。
誰かに左右される人生ではなく、自分のペースで生きられるように意識しましょう。
5.周囲を気にしすぎない
「図太い人」の多くは周囲を気にしすぎません。
周りの人を気にして、自分の気持ちや考えを押し殺すことは、自分に対して良くないことだと分かっているからです。
「図太い人」の多くが、自分に対して正直でありたいと思っている人が多いため、周囲に対して気を使い過ぎるということはしません。
周囲を気にし過ぎると、色んな事に敏感になってしまいます。
悪口を言われているのではないかと噂ばかりを気にしたり、こんなことを言ったら嫌われてしまうのではないだろうかと不安になってしまったり、不安定な精神が続くようになってしまいます。
不安定な気持ちが続くと、精神的にも肉体的にも披露が溜まってしまい、メンタル面にも影響が出てきてしまうようになります。
周囲を気にし過ぎないためには、周囲をシャットダウンという気持ちを持つことが大切。
周りの会話を気にしないことや、自分だけの世界を作り上げることがとても大切な要素だといえるでしょう。
そもそも、人は自分勝手な生き物。
周囲の人は、自分を守ることに必死になっており、自分を守るための発言をしている無責任なケースが多いといえます。
周囲の人の発言はあなたのことを思っての発言ではないということを理解し、あなたもあなた自身を守るために、周囲に流されず、自分の考えや行動を伝えるべきだといえるでしょう。
いろんなことに過敏になりすぎないように
「図太い人」について、いかがでしたか?
いろんなことに過敏になり過ぎると、気にしなくてもいいことまで気にするようになってしまい、神経が過敏になってしまいます。
周囲のことばかり気にしていると、自分を押し殺して生きてしまい、ストレスが溜まってしまうことも。
そのため、「図太い人」の精神を自分の中に取り入れて、精神的に楽に生きることはとても大切だと言えるでしょう。
万人に好かれることよりも、自分の理解者を見つけ、価値観などを共有して強い絆を作っていくことの方が、ずっと大切。
より良い人生を送るためには、自分のことを理解してくれる人を見つけること、そして一生付き合っていく人を大切にすることの方が必要。
そのためには、他人の意見に左右されたり、周囲に気を使って生きるよりも、自分に正直に生きることの方が大切なのです。
あなたのことを思っての発言なのか、それとも自分の保身のための発言なのか…そこを見極められるようになれば、周囲に気を使うことも少なくなります。
人は思ったよりずっと自分勝手な生き物。
だからこそ、他人に必要以上に気を使う必要はないのです。
そして、「図太く」生きるために必要なのは、他人は違う生き物だということを知る事。
違うものだと思えば、その人に合わせる必要も全くないと割り切れるようになっていきます。
そして、自分は自分なのだという強い気持ちが持てるようになっていくでしょう。
もちろん、他人に気を使うということはとても大切。
しかし、それによって自分自身を見失ってしまっては本末転倒です。
より良い人生を送るためには、自分勝手に生きることが大切。
1度きりの人生なのだから、あなたの考えや気持ちを一番に考えるべきなのです。
あなたがあなたらしく生きるためにもの、「図太い人」の精神を自分の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?充実した人生が送れることを応援しています!