「予定に間に合うように行動しているつもりなのに、何故かいつも遅刻してしまう」こんな悩みを抱える人は少なくありません。
自分では急いでいるつもりなのに、結果的に遅刻なってしまうことが多い人は、周りからはいわゆる「遅刻魔」と思われてしまっています。
自分の遅刻癖を自覚している人も、していない人も、いつまでも遅刻癖が抜けなければ、仕事や人間関係に支障が出てしまうでしょう。
そこで今回は、遅刻癖がある人の特徴や、遅刻癖を改善する方法についてご紹介していきます!
遅刻癖が抜けないという人はいませんか?
毎回のように予定や約束に遅刻してしまう人は、自分の遅刻癖をきちんと自覚していることでしょう。
けれども、自覚はしてもなかなか遅刻癖を直すことができないという人は多いです。
「遅刻したらいけないから」と予定よりも早く家を出たのに、結果的には遅刻してしまうということもあるでしょう。
自分で気を付けているのに何故か遅刻してしまう人は、自分では努力しているつもりなのになかなか改善されなくて、思い悩んでいるかもしれません。
一方で、遅刻癖を自覚していても、「まあ何とかなるだろう」と楽観的に捉えている人は、自分で改善する気にならなければこの先も延々遅刻癖が抜けることはないでしょう。
なぜ遅刻をしてしまう?遅刻癖のある人の7個の特徴!
遅刻癖が抜けない人は、そもそも何故毎回のように遅刻してしまうのでしょうか?
どんなに大切な用事であっても、自分では注意しているつもりなのに遅刻をしてしまうことがありますよね。
遅刻をする人は、人から信用を得ることはできませんし、不快感を与えてしまうことが多いです。
世の中には天災や人災といった、仕方のない事情でもない限りは、他人の遅刻が絶対に許せないという人もいます。
遅刻をする人は時間にルーズだと思われていますので、もしも会社の上司が遅刻に対して厳しい人であれば、毎回遅刻をする度に上司からひどく叱責され、信用も得ることはできなくなってしまうでしょう。
そんな遅刻癖がある人の特徴を挙げていきます。
1.まだ間に合うと思うから
よく遅刻をする人は、周りの人からは「時間の管理ができていない」と思われています。
確かに時間の管理がきちんとできていれば、遅刻をすることはまずないでしょう。
遅刻癖がある人は、時間の管理こそできてはいませんが、何も考えずに行動しているかというと、そういうわけでもありません。
約束の時間が1時間後であれば、きちんと「1時間後に約束がある」ということは頭に入っています。
しかしその上で、「約束の場所まではここから車で15分程度だから、ちょうど間に合うようにいけばいいだろう。」と楽観的に考えてしまうことが多いです。
決して遅刻をすることがない人は、「もしかしたら道が混むかもしれない」「支度に手間取るかもしれない」などと予めリスクを考え、それらのリスクを含めた上で間に合うように行動していますので、万一トラブルが起きても滅多に遅刻をすることはありません。
しかし一方で遅刻癖がある人は、予定までのギリギリの時間で考えて行動しますので、トラブルがあった時には必ず遅刻をしてしまうことになるのです。
1時間後の約束であれば、ちょうど現地に到着する時間で計算しますので、「まだ間に合うだろう」とついついのんびりしてしまい、遅刻をしてしまうことが多いです。
2.遅くまで寝てしまったから
寝坊して遅刻してしまう人の場合には、ついつい遅くまで寝てしまうという悪い癖があります。
毎日決まった時間に起床していれば、休日にも同じ時間に目が覚めますので、そこで一旦起きることで寝坊を防ぐことができます。
けれども、「明日は午後からの予定だから、午前はゆっくり寝よう」と考えて眠りにつくと、いつもの時間に目覚めても、「まだ大丈夫」とダラダラと寝てしまいます。
そしていざ起きた時には予定の時間が迫っていて、慌てて準備をするも遅刻してしまうということが多いのです。
他にも、目覚ましではなかなか起きられずに寝坊してしまうという人も少なくありません。
目覚ましで起きられない人は、目覚まし時計をいくつも用意したり、ベッドから離れたところに置いたりと、自分なりに何とか寝坊しないように工夫しているでしょう。
しかし毎日3回目覚まし時計が鳴るのなら、3回止める癖がつくと結局は目覚ましを止めた後でそのまま寝てしまうことになるため、寝坊の癖を直すことができないでしょう。
3.二度寝をしたから
せっかく早起きをしても、「まだまだ時間に余裕があるから」と油断して二度寝をしてしまったら、起きた時には時間が間に合わなくなってしまったということもあるでしょう。
いつも遅刻しないようにと気を付けている人ほど、意外とこうした落とし穴にはまってしまうことがあります。
遅刻癖がある人は、自分が遅刻してしまうことをよく分かっていますので、「明日は絶対に遅刻しないようにしよう!」と前日にはかなり気合を入れることが多いです。
そして気合いを入れた結果、予定よりもかなり早くに起床してしまい、寝起きのぼんやりした頭で「まだまだ時間があるから、もう少しくらいいいかな・・」と再びふとんに入ってしまいます。
起きた頃には結局間に合わない時間になっていて、またもや遅刻をしてしまう、ということを繰り返していることが多いです。
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4.前日から準備をしていないから
子どもの頃、翌日の学校の準備をせずに寝てしまい、朝になってから大慌てで準備をしていたという人もいるでしょう。
「予め準備をしなければ大変」だということを学ばずに大人になってしまった人は、社会人になってからも相変わらず翌日の準備をしないため、当日の朝にバタバタして遅刻をしてしまうことが多いです。
いざ当日の朝になったら、時間が足りずに自分が大変な目に遭うことが分かっていながらも、前日の夜には面倒臭くて準備を怠ったり、「明日早起きすればいいや」と先延ばしにしてしまったりするので、毎回遅刻する結果になってしまいます。
もし当日の朝に早起きをしたらしたで、今度は「時間があるからゆっくり準備すればいいや」とのんびりと仕度をしてしまい、気付いたらいつも通りの時間になってしまっているということも多いです。
朝のんびりと準備をする人も、バタバタと慌しく準備をする人も、自分の身支度や朝食などの時間まで含めると、それなりに時間がかかってしまいます。
そのため家を出る時にはギリギリか、すでに遅刻が確定してしまっていることも少なくはないでしょう。
5.電車やバスなどの時間を見ていないから
いつも同じ電車やバスを使っていると、いつでもまったく同じ時間で運行していると思いますよね。
しかし「いつでも同じ」だと思い込んでいると、思わぬトラブルで遅延になった時や、祝日の関係で運行時間が変更になった時には、それに気づかずに駅やバス停に着いてから困ってしまうことになります。
遅刻癖がある人によっては、電車やバスなどの時間を自分で完璧に把握しているつもりでいることも多く、それゆえ運行情報をいちいちチェックすることはありません。
運行情報の確認をきちんとしている人は、遅延があると予め分かっていれば、他の交通を利用するなり、時間を早めるなりして学校や仕事に間に合うように向かうでしょう。
しかし時間の確認をしない人は、ろくに運行情報も見ないため、突然の遅延に対応できずに遅刻をしてしまいます。
そしていざ遅延になってしまった時には、「遅刻するじゃないか!」とイライラして駅員に当たったり、「電車の遅延で遅刻しました」と、堂々と遅刻の言い訳をしたりします。
人災などの急なトラブルでもなく、予め遅延が分かっている場合には、遅延による遅刻は言い訳にならないことも多いため、会社の同僚や上司からの印象は悪くなってしまうでしょう。
6.夜更かしをしたから
夜更かしをすれば、次の日起きるのが辛くなってしまうのは誰でも想像がつくでしょう。
それでも趣味に夢中になったり、テレビ鑑賞やゲームをしたりして、ついつい夜更かしをした結果、翌日に遅刻をしてしまうことがあります。
我慢がきかない子どもならばまだしも、いい大人になっても翌日のことを考えられずに夜更かしをしてしまう人の場合、翌日遅刻をしてしまっても、そこまで深く反省しないことが多いでしょう。
きちんと反省している人であれば、一度夜更かしが原因で遅刻をしてしまったら、二度と同じことがないようにと十分に肝に銘じます。
普通はその反省が活かされて、翌日の予定によっては決して夜更かしをしないように予定を調整することでしょう。
しかし何度も夜更かしが原因で遅刻をしてしまう人の場合、遅刻をしても「またやっちゃったなぁ~」程度にしか考えていないことが多いため、反省も形だけで終わってしまい、次に活かされないことが多いです。
7.予定を正確に立てていないから
予定を正確に立てている人は、予定の時間に沿って計画的に動くことができますので、遅刻をするようなことはありません。
もし予定にずれが生じた場合には、速やかに前後の予定を調整して、時間までには間に合うようにすることもできるでしょう。
しかし、予定を正確に立てていない人は、急な予定変更があった時には、咄嗟に対応することができずに、時間の調整に手間取ってしまいます。
そして上手い具合に予定を調整できなければ、その日一日の予定がすべてずれ込んでしまい、他の人に迷惑をかけたり、残業になってしまったりするでしょう。
あまり事細かに計画を立て過ぎても、その計画にがんじがらめになってしまうことがありますが、ある程度の正確な計画を立てておかなければ、今度は予定通りに動くことができずに遅刻してしまうこともあるでしょう。
休日であれば一日の予定を立てることなく、その時の気分で好きに動くことができます。
しかし平日にはある程度正確な予定を立てなければ、予定が狂って遅刻や残業になってしまうこともあります。
予定を記憶だけで確認をしている人
例え正確な予定を立てたとしても、それをきちんと記憶しておかなければ意味がありません。
スケジュール帳に細かく予定を書き込んでいる人は、毎回目で見て予定を確認できますので、時間に遅れたり予定がずれ込んだりすることはないでしょう。
しかし一方で、翌日の予定を頭の中だけで記憶している人は、「次は何の予定だったか」ということをうっかり忘れてしまうことがあります。
そして時間が迫ったり過ぎたりしたところで予定を思い出し、「やばい!」と慌てて移動したものの、結局遅刻をしてしまうということもあるでしょう。
頭の中だけで予定を管理しようとする人は、ある程度自分の記憶力に自信を持っています。
しかし、人の記憶力は機械のように完璧でも正確でもありません。
約束の時間があやふやになってしまったり、大事な予定が頭から抜けてしまったりすることもあります。
それなのに、「頭で覚えているからいいや」と油断をして、その結果予定を忘れて大変なことになってしまうという人もいるでしょう。
遅刻癖がある人に知ってもらいたい3個の考え方!
自分の遅刻癖を自覚しながらも、「何とかなっているからまあいいか」や「その内直すから」などと甘い考えを持っている人は、今すぐにもその考えを改めた方がいいでしょう。
そうでなければ、自分が大変な目に遭ってから大きな後悔をする羽目になってしまうかもしれません。
遅刻するのは本人ですので、誰かに遅刻癖を指摘された時には「自分のことで他人にとやかく言われる筋合いはない」と思うかもしれませんが、遅刻癖を他人が指摘してくるのは、それなりの理由があるからです。
その理由や、遅刻癖のある人に知っておいたもらいたいことを以下にご紹介しておきます。
1.あなたの遅刻が人の時間を奪っている
あなた自身は、自分が遅刻したことで自分が損をすることはあっても、それで他人に迷惑をかけることはないと考えているかもしれません。
しかし、あなたが遅刻することによって、どこかで他の人が迷惑を被っていることはとても多いです。
例えばシフト交代制の仕事をしていて、あなたが遅刻をしてきたら、穴が空いた分は誰が埋めているのでしょうか?あなたよりも前にシフトに入っていた人が、残業しているのかもしれません。
もしくは、上司があなたの代わりに現場に入っているのかもしれません。
誰が代わりを務めているにせよ、あなたの遅刻のせいで人の時間を奪っていることには変わりありません。
自分の遅刻が人に迷惑をかけているということをしっかりと自覚しましょう。
2.遅刻するたびにあなたの信頼度が下がる
遅刻は1度ならば、友達や恋人、会社の人も笑って許してくれるかもしれません。
しかし2度、3度と続くとどんなに親しい人でも苛立ちを感じて、次第に態度が冷たくなったり、会う約束自体あまりしてくれなくなったりするでしょう。
遅刻をするということは、予め決められた時間に遅れるということです。
多くの人にとって、遅刻は相手に対する誠実さに欠けた行為であると認識されています。
もしもあなたが友達と遊ぶ時に毎回遅刻をしていると、友達は口には出さないものの、あなたには何の誠意も信頼もなくなってしまうことでしょう。
しまいには呆れてしまって、あなたのことを「遅刻をする存在だ」と思い込んでしまうかもしれません。
遅刻するたびに自分で自分への信頼度を下げてしまっているということを、しっかりと自覚しましょう。
そうでなければ会社の人たちからは嫌われ、友達もいなくなってしまうでしょう。
3.自分が遅刻された時にどんな気持ちになるか
あなたがもしも、自分がしていることと同じことを誰かにされても、それを「仕方がない」と納得して受け止められるのなら、誰かがどれだけ遅刻を繰り返してあなたに迷惑をかけても、あなたはそれを受け入れることができるのでしょう。
けれどもしも、誰かが毎回時間に遅れてきたり、交代制の仕事なのに次のシフトの人が遅刻をしてきて、自分が残業になったりした時にそれにイラつくのなら、あなたも次からは遅刻をしないように気をつけなければなりません。
あなたの遅刻を他の人がどう考えているのかを知りたければ、誰かにあなたと同じことを、あなたに対してしてもらうのが一番分かりやすいでしょう。
その結果少しでも嫌な気持ちになるのなら、あなたもまた嫌な気持ちを誰かに与えていることになりますので、十分に気をつけるべきでしょう。
自分が遅刻された時に、どんな気持ちになるのかを一度しっかりと考えてみましょう。
遅刻癖を改善する具体的な6個の対策!
遅刻癖は、自分のためにも周りの人のためにもなりません。
遅刻を繰り返せばあなた自身の信頼度は失われ、あなたをフォローしてくれる人も、あなたの相手をしてくれる人もいずれいなくなってしまうでしょう。
また、あなたが遅刻をすることによって、毎回少なからず誰かが迷惑しますので、今すぐにでも遅刻癖は直した方がいいでしょう。
遅刻が原因で、いざ取り返しがつかないトラブルが起きてしまった時には、その責任のすべてをあなたが背負うことになるでしょう。
そうならないためにも、今日からでも遅刻癖を直すための具体的な対策方法をご紹介していきます。
1.予定をしっかり確認する
あなたはいつも、自分の予定をきちんと管理できていますか?大雑把な計画しか立てないと、いざ他にもいろいろと予定ができてしまった時に、上手く調整をすることができなくなってしまいます。
すると最悪の場合、すべての予定にちょっとずつ遅刻してしまうことになりますので、予定のずれで遅刻してしまわないように、きちんと日頃から予定の確認をするようにしましょう。
紙やスマホなどに予定のメモをしておき、必ず時間も書いておきます。
そしてその時間通りに行動ができるように心がけましょう。
もし時間が空いてしまっても、のんびりせずに先に次の予定の場所へと行っておきます。
現場についてまだ時間が余れば、予定の時間10分前などにアラームをセットして、近くの場所をぶらつくなりしましょう。
それを習慣づくることができれば、時間を守る癖がついて、遅刻癖は改善されるでしょう。
2.早めに寝る
夜更かしをすれば、当然次の日は起きるのが辛くなります。
どうしても行かなければならない用事でもない限りは、ついつい眠気に負けて起きられなかったり、二度寝三度寝を繰り返したりして、起きた時には遅刻確定な状況になってしまうこともあるでしょう。
朝しっかりと起きられるようにするためには、その分夜は早く眠るのが一番です。
仕事が定時で終わった日には、ふらふらと午前様をすることなく、早く帰宅して日付が変わる前にはふとんに入るようにしましょう。
また、どうしても仕事が忙しくて寝るのが遅くなるのなら、寝る前にスマホをいじったり、お酒を飲んだりせずに、おふろで体を温めたら早くふとんに入りましょう。
ただでさえ寝るのが遅いのに、それ以上眠気が飛んでしまうようなことはせずに、早く眠るように心がけましょう。
早めに寝ることで十分な睡眠時間を確保することができる
心身の疲れをとるためには、何よりも睡眠が大切です。
人によって最適な睡眠時間は異なりますが、誰でも最低4時間は眠る必要があるでしょう。
仕事や私生活が忙しいからと睡眠時間を削っていると、その分体の疲れがとれずに翌日まで響いてしまいます。
すると寝坊や二度寝の原因になったり、頭の回転が遅くなったりして集中力が切れた結果、大きなミスをしてしまうこともあるでしょう。
早めの就寝を心がけることによって、十分な睡眠時間を確保することができますので、スマホをいじったり映画を観たりとさらに夜更かしをすることなく、さっさと就寝するように努めましょう。
3.前日から準備をしておく
面倒でも前日に次の日の準備をしておくと、朝になってその日の準備に追われることがありません。
今まで当日の朝になってから準備に追われていた人は、前日に準備をすることで、朝はきっと驚くほどに時間に余裕ができることでしょう。
朝準備をすると、時間に限りがあるためしっかりと準備をすることができません。
しかし前日の夜に準備をすれば、時間をかけてしっかりと次の日の予定の確認ができますので、忘れ物やミスをしてしまうリスクも減らすことができるでしょう。
次の日の出かける準備をすべて整えておくと、身支度を終えたら荷物を持ってサッと家を出ることができますので、遅刻がしにくくなるでしょう。
次の日はゆとりを持って行動をする
前日に準備をしておくと、次の日には時間に余裕ができますので、ゆとりを持って行動することができます。
とはいえ、あまりゆとりがあり過ぎると二度寝をしてしまうかもしれないという人は、起きたらまずふとんから離れて、先に仕事着に着替えてしまいましょう。
そしていつも家を出る時間の少し前にアラームをセットしたら、それまではゆっくりと身支度を整え、朝食をとりましょう。
朝から余裕を持って行動することができると、会社への出勤も急ぐことがありませんし、気分良く会社に向かうことができるでしょう。
1日ゆとりを持って行動することができれば、どれだけ自分が気持ちよく行動できるかが実感できますので、自然と前日に準備する癖をつけられるという人もいるでしょう。
4.集合時間より早めにつくように心がける
集合時間ぴったりに現地に着くように出かけると、何かしらのトラブルが起きて遅刻をしてしまうことがあります。
例えば11時に駅で友達と集合をしているのに、11時に駅に到着する電車に乗ってしまうと、11時ピッタリには友達に会うことはできないでしょう。
また、集合場所に約束の時間ピッタリに着くように家を出ても、向かっている途中で事故渋滞に陥ったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりしてしまう可能性もあるため、集合場所に遅刻して到着してしまうこともあるでしょう。
毎回集合時間のギリギリで行動していると、それだけ遅刻の回数も増えてしまうため、集合時間よりも少し早めにつくように心がけましょう。
基本的には、普段家を出る時間よりも30分ほど早く出れば、集合時間には十分に間に合うでしょう。
集合場所についたら、一番近くのコンビニに入るなりして、少し時間を潰して時間まで待つようにするといいでしょう。
遅刻をしてしまうくらいなら、早くついておいた方がいい
遅刻をしてしまうと、迷惑をかけてしまった人たちからは信用を失ってしまいますし、その場の雰囲気も悪くなってしまいます。
そうなるくらいなら、早めに集合場所についておいた方が、信用を失うこともなく、また良い雰囲気で人と会って楽しい時間を過ごせるでしょう。
遅刻癖が出そうな時には、「遅刻をしたら他の人からどう思われるだろうか」「自分が遅刻されたらどう感じるだろうか」ということを思い出して、よく考えるようにしましょう。
そうすればいつもよりも早めに家を出る気になれますし、いつもは遅刻していたのに予定よりも早く集合場所につけたことで、自分に自信をつけて遅刻癖から抜け出すこともできるでしょう。
スケジュールには集合時間より早めの時間を書く
スケジュール帳に具体的な予定を書き込む時には、必ず予定時間も書くようにします。
さらに予定の時間よりも少し早めの時間を書いておくと、当日は余裕を持って現地へと到着することができるでしょう。
例えば予定時間が10時なら、9時半と書いておけば当日はゆとりを持って行動することができます。
とはいえ、取引先の会社へ伺うような場合には、うっかり早い時間に訪れてしまうと迷惑になってしまうこともあるため、実際の予定時間もどこかへメモしておくといいでしょう。
スケジュール帳でパッと目に付く場所には早めの時間を、また小さく実際の時間もメモしておきましょう。
5.家でゆっくりしないように早めに出る
会社や待ち合わせの時間に間に合うように早めに起床すると、早く起きられたことで心に余裕ができて、そこから二度寝の誘惑に駆られてしまうことがあります。
けれどもそこで二度寝をしてしまうと、ほぼ確実にいつも通りの遅刻が確定してしまうでしょう。
また、あまり身支度に時間をかけすぎてしまうと、結局はいつも通りの時間に出ることになってしまうため、例え時間に余裕があっても、家でゆっくりし過ぎずに、早めに家を出るようにしましょう。
早く起きて準備をし、早く家を出ていつもよりも早めに目的地へつくことができれば、一日を気分良く始めることができるでしょう。
公共機関を使用している場合は遅延で遅れることもある
いつも利用している公共交通機関が、いつでも時間通りに運行しているとは限りません。
天災や人災などで遅延することもありますので、いつも通りに家を出ると、思わぬ遅延に巻き込まれて遅刻してしまうこともあるでしょう。
普段はまったく遅刻をしない人が、たまに公共機関の遅延が原因で遅刻をした時には、周りの人は「仕方がないね」とすんなり受け入れてくれることでしょう。
しかし一方で、普段から遅刻癖がある人の場合には、例え遅延が原因での遅刻であっても、周囲からの反応は冷ややかでしょう。
それならば、普段から万一の遅延にも備えることができるように、少し早めの公共機関の利用を心がけましょう。
6.全てにおいて5分前行動を心掛ける
よく学生の頃には、「10分前行動」や「5分前行動」と先生から言われていた人も多いでしょう。
予定の時間よりも少し早めにグラウンドや体育館に集合しておけば、いざ集合時間になった時にはすぐさま順番に整列することができるでしょう。
5分前行動は社会人になってからも身に付けておけば、まず遅刻をすることはなくなるでしょう。
30分早く家を出るのは難しくても、5分早く出るなら明日からでも行動可能ですので、全てにおいて5分前に行動するように意識しましょう。
遅刻癖をなくして迷惑をかけないようにしよう!
遅刻癖の何が一番悪いのかと言えば、周りの人に迷惑をかけてしまうことです。
自分が仕事に遅刻すれば、出勤するまでは誰かが代わりに仕事を行わなければなりません。
また、交代制の仕事でなくても、仕事の打ち合わせや取引先へ朝一で移動する場合には、相手に非常に迷惑がかかってしまいます。
遅刻癖で周りに迷惑をかけていると、自分の出世の道は自ら断つことになりますし、周りの人間関係も悪くなってしまう一方でしょう。
他人に迷惑をかけることは自分のためにもなりませんので、自分の遅刻癖の原因をきちんと考え、その対策をしっかりと身に付ける努力をしながら、確実に遅刻癖を直していきましょう!