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理不尽な人の7個の特徴と対処法(続き5)

社内の相談窓口が上手く機能していないなら、社外の相談機関を頼るのも手でしょう。

理不尽な人からの被害というのは主に精神面に関わる話になると思うので、職場の人でなく関係のない人に相談するのもアリだと思いますよ。

それに全く知らない人相手なら、素直な気持ちを吐き出しやすいというメリットもあります。

とにかく、対処に困ったら1人で抱え込まず、周りに相談するのが良いですね。

4.無視をする

理不尽な人と接するときは、無視をするのも対処法の1つになります。

上では「反論する」という方法も挙げましたが、相手によっては、こちらがどんなに正論を言っても効かない場合もあるのです。

反論の効果があるのは、「自分が理不尽な言動を取っている」という自覚が少しでもある相手や、人並みの常識が備わっている相手に限る、と言えるかもしれませんね…。

話を元に戻しますが、はっきり言って理不尽な人の言動にいちいち構っていたらキリがありません。

それを真に受けて自分ばかり我慢し続けなくてはならないのも何だか馬鹿らしくなってくると思います。

だから、理不尽な人の言動は出来るだけあしらうのが正解なのです。

ただし、こちらがあからさまに無視をすれば、相手はきっと面白くないでしょう。

下手をすれば相手の反感を買い、さらに理不尽な攻撃を受ける恐れもあるので、“無視”というよりは、適度に“受け流す”と捉えて貰った方が良いかもしれません。

もし理不尽なことを言ってくる人がいたら、“話を聞いている風”を装いつつ、上手く受け流してみて下さい。

(※話を受け流しているのが相手にバレてはダメ)

相手も、こちらが話を素直に聞いていると分かれば、それだけである程度満足するものなのです。

そしてキリが良いところで、こちらから話を切り上げる一言!


・「あなたが言うのならそうかもね。これからは気をつけるよ。気付かせてくれてありがとう」(←あえて感謝の言葉をつけることで、相手の意表を突いてそれ以上何も言えなくする)

・「以後、十分に気を付けますので、仕事に戻らせて頂いてもよろしいでしょうか?」(←「これ以上の長話は仕事に支障をきたす」というのが伝えるのがポイント)

冷静な態度かつ真顔で(感情を出さないのが重要)上の様なセリフを言えば、相手もそれ以上は何も言って来ないはずです。

気にしないようにすることも大事

自分の感情をコントロールするのが苦手なところや、他人への思いやりに欠けるところからも想像出来る様に、大人なのに理不尽な人というのは、精神的に未熟な面があると言えます。

知恵や知識は大人並みに備わっているのが厄介なところ…。

つまり、理不尽な人は小さな子供と同じなのです。

「自分の思い通りにしたい」とか「周りを支配したい」という願望は、誰にでも少なからずあるとは思います。

でも、大抵の人は周りに迷惑が掛からない様に、その欲求を上手くコントロールしていますよね?

理不尽な人の様に欲求を我慢できずに態度に出しまうのは、我慢が出来ない小さな子供のワガママと一緒なのです。

また、「(例え理不尽でも)自分の意見を認めて欲しい」とか「相手に反応して欲しい(=構って欲しい)」という理不尽な人の心理も、親に相手をして貰いたくて聞き分けのないことを言う、構ってちゃんな小さい子供と同じだと思いませんか?

恐らく、理不尽な人は相手を困らせることでしか、構って貰う方法を知らないのでしょう。

だからこそ、理不尽な人の言動は気にしない様にするのが大事なのです。

こちらに非がある訳でないのなら尚更ですね。

理不尽な人のことを小さな子供だと思えば、「お前のせいだ!」と理不尽に責められても、「はいはい(精神年齢が子供だから仕方がないか…)」と許せてしまうかもしれません。

ちなみに、理不尽な人が怒り狂っているときに、「取り敢えずこちらが謝っておけば、相手も気が済むだろう…」と考えて、何度もぺこぺこと謝ってしまうと、相手はこちらの事を見下してその後もターゲットにされる恐れがあるので、こういう場合は最後に1度だけ謝罪の言葉を言い、話をさっさと切り上げましょう。(真顔で謝り感情を分かり辛くするのがポイント)

5.無茶なことを言われたらその事を違う上司などに報告

理不尽な人から無茶なことを言われたら、すぐに違う上司に報告するのも対処法の1つ。

良い上司ならその場で適切な対応をしてくれるでしょうし、“誰かに報告する”という行為そのものが理不尽な人を怯ませることに繋がるはずです。

ですが、「他の上司には何となく報告しづらい…」と考えて行動できない人もいるのでは?

これは多分、小学生のいじめっ子に「先生にチクるなよ!」と脅され、「先生に言ったら、余計にいじめられる」と考えて結局何も出来なくなってしまういじめられっ子の状況と似ているのかもしれませんね。

確かに、報告は相談とは違って本人に“告げ口”した事がバレやすいです。