「理不尽な人に悩まされている…」という人はいませんか?
理不尽な人は、職場・学校・近所など案外身近にいるもの。
ハッキリ言って、理不尽な人は“付き合いにくい”タイプに分類されます。
周りの人は理不尽な人の言動に振り回されるだけでなく、場合によっては思いもよらぬトラブルに巻きもまれてしまう事もあるでしょう。
接する機会も多いとなれば、上手く付き合っていかないと相当苦労すると思います。
そこで今回は、“理不尽な人の7個の特徴”と“理不尽な人への5個の対処法”をご紹介します!
これを見れば、理不尽な人とも上手に付き合っていけるはずです。
理不尽な人っていますよね?どんな時に感じてしまう?
みなさんはどういった時に「理不尽だな…」と感じますか?
ちなみに、「理不尽」とは物事の筋道が通らない事です。
自分ではどうしようもできない事で被害や損害を受けたり、こちらには全く非がないのに、一方的に怒られたり責められたり…
例えば、理不尽な人から「あなたが「美味しい」と言っていた店に食事に行ったけど、口に合わなかったからその時の食事代を出して欲しい」と言われたり。
明らかに相手のミスなのに「お前のせいで失敗したんだ!」と責任転嫁されたりというのは、理不尽な出来事に含まれるでしょう。
みなさんにはそういった経験がありませんか…?
冒頭でも話しましたが理不尽な人は意外と多いので、被害を直接受けた事がなくても、周りでそういう理不尽な言動を取っている人を見た事ならあるかもしれませんね。
理不尽な人の7個の特徴!こんな人は理不尽なことをする?
周りに理不尽な人がいない場合はラッキーですが、そういう人は理不尽な人の特徴も分からないのではないでしょうか?
理不尽な人への一番の対処法は、“なるべく関わらないこと”。
「もしかして、理不尽な人かも…?」と気付いた時点で、できるだけ距離を置くのが正解。
つまり、なるべく早く理不尽な人だと気付いた方が有利なのです。
また、みなさんの周りには“隠れ理不尽(=普段は分からないけど実は理不尽)な人”も存在するかもしれません!
理不尽な人だと分かれば素早く距離を置けますし、例え付き合っていくことになっても被害に遭う前に対策を練ることができます。
という訳で、“理不尽な人の7個の特徴”をご紹介します。
以下の特徴に当てはまる人は理不尽な言動を取りやすいと言われているので、周りに当てはまる人がいる場合は気を付けて下さいね。
一応、自分にも当てはまるところがないかチェックしておきましょう。
これを見ている人の中にはいないと思いますが、理不尽な人というのは「自分が理不尽なことをしている」という自覚がない場合が殆どです。
考えたくないかもしれませんが、以下の特徴に多く当てはまるということは、無意識に理不尽な言動を取っている可能性がある。
または、周りの人からも「理不尽な人だ」と思われている可能性が高いということになります…。
もし当てはまってしまった場合は、その部分を改善し普段から理不尽な言動を取らない様に意識すれば大丈夫なはずです。
それでは、理不尽な人の特徴を1つずつ見ていきましょう!
1.自己中心的
理不尽な人は自己中心的なところがあります。
自分の事が大好きで、自分が一番可愛いのです。
そうでなければ、相手の都合を考えずに自分の意見を無理やり押し通す真似はできないでしょうね…。
理不尽な人は自分の感情をコントロールするのが下手で、小さな子供と同じで我慢することができないのです。
気に入らない事があれば他人に八つ当たりし、滅茶苦茶なことを言って相手を従わせようとするのも日常茶飯事。
そして他人には厳しく自分には激甘なのも特徴です。
自分ができないことを他人には平気で押し付けたりもします。
もしかしたらみなさんの職場にも、他人に無茶な仕事の振り方をする理不尽な人がいるかもしれませんね。
そういう人って自分が仕事ができるから他人にも同じレベルを求めてしまうのではなくて、単純に(他人には厳しく自分には激甘だから)仕事ができない人が多いんですよね…。
自分さえ良ければいいと考える
理不尽な人は基本的に「自分さえよければそれで良い」という考えなので、自分の為なら他人を困らせたり迷惑がかかる言動を平気で取ることができます。
まさに典型的な自己中と言え、深く関われば高確率で振り回されることになるでしょう。
「自分さえよければそれで良い」というのは、「自分の利益の為なら他人を犠牲にしても構わない」とも言い換えることができると思うので、理不尽な人と関わる際は損な役回りをさせられない様に気を付けなければなりませんね。
自分が絶対と考えている人
理不尽な人は根拠がないのに「自分が絶対」とか「自分が正しい」と信じ込んでいる節があります。
だから、周りから否定されると「自分は正しいはずなのに、なぜ否定されなければならないんだ!」とキレることも珍しくありません…。
あまりにも常識に欠ける人だと、こちらが論理的に「その考え方は間違ってるよ」と説明したところで、「それでも自分は正しいんだ!」と無茶苦茶なことを言って話が通じない場合もあります。
つまり、まともに取り合うだけ労力の無駄とも言える訳です…。
2.思いやりがない
自己中の説明からも分かる通り、理不尽な人には他人を思いやる心がないと言えます。
上でも説明しましたが、自分の為なら特に他人が不幸になっても構わないのです。
理不尽な人は、他人の立場になって考えることができないのかもしれませんね…。
なので、自分が得をする為なら労力を惜しみませんが(それも他人を利用して利益を得る為の労力…)、他人の為には動かないのも理不尽な人の特徴です。
相手は相手、自分は自分と考える
理不尽な人は「相手は相手、自分は自分」という考えを持っています。
他人と自分を完全に切り離して考えているから、自分がされたら嫌なことを他人にしてはいけない、という常識も欠けているのかもしれません。
理不尽な人は自分の目的や欲を満たすことが最優先なので、周りのことには基本的に無関心なのです。
そういったことも他人への思いやりのなさに繋がっているのかもしれませんね。
3.相手のことを考えていない
「自己中」や「思いやりがない」という特徴から、既に察しがついている人も多いと思いますが、理不尽な人は相手の事を全くと言って良い程考えていません…。
理不尽な人は相手の気持ちが分からないのではなく、分かろうとしていない…すなわち、他人の気持ちが分かることにメリットを感じないのでしょう。
上でも話しましたが、理不尽な人は「自分が一番」で「自分は自分、相手は相手」という考えを持っています。
だから相手の気持ちが分かったところで、「相手の為に」とはならないのかもしれませんね。
仕事では責任を部下におしつける
仕事で自分がミスをしたときは、部下にその責任を押し付けるのが理不尽な人の行動。
自分が不利な状況になるのは許せないので、部下が口答えして来ないのを良いことに平気で責任転嫁するのです。
理不尽な人には相手を陥れてでも自分の評価を上げようとする、卑怯な一面もあると言えるかもしれませんね…。
4.上司などの前では良い顔をする
相手の事を考えずに周りに対しては常に上から目線なのが基本な理不尽な人ですが、相手によって態度をガラリと変えるのも特徴と言えるでしょう。
というのも、上司の前では良い顔をするのです。
理不尽な人は「自分の事を認めて欲しい」という承認欲求が人一倍強いので、先輩や上司といった目上の人には「自分を認めて欲しい(=認めて貰うことで評価が上がる)」という理由から理不尽な言動はあまり取りません。
逆に、後輩や部下には立場を利用して理不尽な言動をガンガンぶつけてくるので、部下や後輩からの人望は壊滅的にないと言えるでしょう…。
5.悪知恵が働く
理不尽な人は悪知恵が働くとも言えます。
立場を利用して責任転嫁をしたり他人を陥れるのも、悪知恵が働かないとできないことです。
ただし、決して頭が良い訳ではありません。
悪知恵が働くのは頭の回転が早いとも言えますが、その考えは総じて浅く小手先だけ。
基本的にその場しのぎなので、物事の根本まで見ることができないのです。
恐らく自身の目的や欲求を満たす為に子供の頃から(あるいは理不尽な性格になってから)、そういう術を自然と身につけてきたのでしょうね。
6.ストレスがある
理不尽な人は自分の好き勝手やってストレスなんて微塵もなさそうに見えますが、実はその逆でストレスを抱えているらしいのです。
ストレスのせいで心に余裕がなくなるから、自分の気持ちをコントロールできないのかもしれませんね。
人に対してそのストレスをぶつける
理不尽な人というのは、周りの人に理不尽な言動を取って自分が抱えるストレスをぶつけるのです。
本人はそれでスッキリするのかもしれませんが、そのせいで今度は周りがストレスを抱えることになるので、周りの人にしてみたら迷惑極まりないですよね…。
どんなに大きなストレスがあるにしても、周りに迷惑をかけるのはダメです。
現代社会においてストレスはつきものですが、それでも大抵の人は周りに迷惑をかけない為にストレスを上手く発散しています。
その中で、理不尽な人ばかり「ストレスなら仕方がない…」と甘やかすのは違うと言えるでしょう。
7.先輩面をする
理不尽な人は常に他人を見下しているので、後輩や部下の前では大して仕事もできないのに、やたら先輩面をする特徴があります。
例えば、自分の仕事論(全く為にならない)を押し付けたり、自分の仕事での成功談を延々と語ったり…。
当然、後輩や部下からはウザがられます。
ですが理不尽な人はそうやって先輩面をすることで、相手に「自分の方が立場が上!(…だから、自分のやること言うことに文句を言わず従えよ?)」とアピールしている訳ですね。
立場が上であるということを利用して好き放題する
上で話した、「自分のミスを部下に責任転嫁する」もそうですが、理不尽な人はその他にも立場が上であることを利用し好き放題します。
目上の人にはそうでもないのに、自分より下の立場には強気に出てくるのが卑怯だし厄介ですよね…。
そういう先輩や上司に目を付けられて必要以上に攻撃されない為にも、普段から上手いかわし方を考えておいた方が良いでしょう。
次に理不尽な人の対処法もご紹介するので、そちらも是非参考にしてみて下さいね。
理不尽な人にたいしての5個の対処法!この様にしてみよう!
理不尽な人の特徴を見て、余計に「理不尽な人に関わりたくない!」「理不尽な人に振り回されたくない!」と思った人も多いのではないでしょうか?
とはいえ、生きていれば理不尽な人とも関わらなくてはならない場面が出てくると思います。
例えば、職場の上司・学校(部活)の先輩・近所に住んでいる人・親戚など。
そういう身近にいる理不尽な人を避け続ける訳にもいきませんし、だからと言って理不尽な攻撃に耐え続けなければならないのも変ですよね?
要するに、理不尽な人の被害に合わない方法=“理不尽な人への対処法”があれば良い訳です。
という訳で、“理不尽な人への5個の対処法”をご紹介します!
理不尽な人のせいでストレスが限界を超えてしまう前に、次の対処法を試してみて下さい。
1.反論をする
理不尽な言動は、言わば“相手のルール”です。
そんな相手が勝手に決めたルールに、こちらが素直に従う必要なんてないですよね?
そんな道理に合わない独自のルールをぶつけてくる人には、正論で対応しましょう!
反論するにしても正論なら相手だって何も言い返せないはずです。
ただし、“反論する”と言っても感情的になってはいけません!
こちらが感情的になってしまうと、相手もそれに刺激されてさらに無茶苦茶なことを言って来る恐れがあります…。
あくまで冷静な態度で、相手を諭す様に正論を述べるのがポイント。
こちらが毅然とした態度で接すれば相手も怯んで、それ以上は理不尽なことを言ってこないはずです。
言うことを聞いてしまうと相手からどんどん理不尽なことがおこる
素直に「はいはい」と言うことを聞いてしまうと相手も調子に乗り、理不尽な言動がさらにエスカレートする恐れがあります。
理不尽な人は「自分よりも下」と思っている人に対しては特に強気に出る特徴がある(実際、部下や後輩に理不尽な言動を取る人が多いですよね?)ので、理不尽な人の前で必要以上に下手に出るのはオススメしません。
また、「面倒だから、素直に従っておこう…」というのも逆効果なので気を付けましょう。
先程も言った様に、相手にとって都合の良い人間になってしまえば理不尽な言動もさらに悪化し、余計に面倒なことになります。
相手が先輩や上司であっても、あまりにも理不尽なことを言われたら正論をぶつけて反論するのが正しい対処法と言えるでしょう。
もちろん相手を煽ったり、生意気な態度で反論するのはNGですよ?
余計な恨みを買わない様に、伝え方にも気を付けて下さいね。
目上の人相手となると口答えをする様でなかなか勇気が要る行動とは思いますが、状況を改善したいのなら動くべきです。
いつ理不尽な言動を取られても上手く反論できる様に、事前に色々な状況をシミュレーションしておくと良いかもしれませんね。
2.相手と距離を置く
上でも説明しましたが、理不尽な人のベストな対処法はなるべく関わらないこと。
つまり、相手とできるだけ距離を置くことになります。
「触らぬ神に祟りなし」とも言いますし、関わらなければ理不尽な人からの被害に遭うのも防げるはずです。
ただ、あからさまに無視をしてしまうと、逆に目を付けられてしまう恐れがあるので気を付けて下さい。
相手から話しかけてきたときは普通に接し(ここであまり仲良くし過ぎないのがポイント)、自分の方からは必要以上に話しかけないのが重要になるでしょう。
極力話さないようにする
先程も説明しましたが、理不尽な人には極力話しかけないのが正しい対処法です。
こちらから必要以上に話しかけてしまえば、それだけ理不尽な人と関わる機会が増えることになります。
すると、意図せず相手に“仲良し認定”され付き纏われてしまったり、近くにいることで理不尽な攻撃のターゲットにされやすくなってしまうのです。
事務的な連絡など、どうしても話す必要があるときは仕方ありませんが、特に用がないならできるだけ距離を置きましょう。
3.相談をする
「自分1人の力では対処し切れない…」と感じたら、早めに周りを頼りましょう。
味方を1人でも多く作っておいた方がさらに面倒な問題が起こった際にも有利になりますし、気持ち的にも安心できると思います。
それに、恐らく周りの人達も理不尽な人の存在は把握しているはずです。
直接被害に遭っていなくても、その人の普段の態度を見れば理不尽な人間かどうかは大体分かるでしょう。
悪い噂は広まるのも早いので、理不尽な人が身近にいれば少なからず情報が入っている可能性が高いと言えます。
なので理不尽な人の被害に遭った時は、信頼できる人に相談するのが良いでしょう。
会社でその様なことがあれば違う上司に相談を
例えば理不尽な上司や同僚が会社にいて、その人からの被害に遭うことが多いなら、違う上司に相談するのがオススメ。
理不尽な人のことはもちろん社内の内情を知っている人の方が、適切なアドバイスまたは処置をしてくれる可能性が高いからです。
学校の場合も同じで、信頼できる先生や先輩に相談すると良いでしょう。
報告でなく“相談”という形になると、他者の耳に入らない様に社外で相談する場を設けた方が良いでしょう。
これは余計な波風を立てない為でもありますし、上司にとってもあまり良い話ではないと思うので最低限の配慮として行うべきです。
それから知り合いに相談する場合、相談相手は慎重に選びましょう。
相手によってはアドバイスも対処もしてくれず、相談した意味がないなんて事にも…。
上司でも信用がないのであれば違う部署や社長、違う会社に相談
先程も話した通り、相談相手はかなり重要になります。
しかし、「上司は信用できない」「相談相手として頼りにならない」なんてケースもあるでしょう…。
そういう場合は、違う部署の人や社長に相談するのもアリ!
会社によっては社長と1対1で社員面談するところもあると思いますが、そういう機会があるなら是非活用してみましょう。
あるいは、会社に設置されている相談窓口でも良いです。
しっかり機能している窓口なら、相談をすれば直ぐに上に話を通して何かしらの対処を取ってくれるはず。
社内の相談窓口が上手く機能していないなら、社外の相談機関を頼るのも手でしょう。
理不尽な人からの被害というのは主に精神面に関わる話になると思うので、職場の人でなく関係のない人に相談するのもアリだと思いますよ。
それに全く知らない人相手なら、素直な気持ちを吐き出しやすいというメリットもあります。
とにかく、対処に困ったら1人で抱え込まず、周りに相談するのが良いですね。
4.無視をする
理不尽な人と接するときは、無視をするのも対処法の1つになります。
上では「反論する」という方法も挙げましたが、相手によっては、こちらがどんなに正論を言っても効かない場合もあるのです。
反論の効果があるのは、「自分が理不尽な言動を取っている」という自覚が少しでもある相手や、人並みの常識が備わっている相手に限る、と言えるかもしれませんね…。
話を元に戻しますが、はっきり言って理不尽な人の言動にいちいち構っていたらキリがありません。
それを真に受けて自分ばかり我慢し続けなくてはならないのも何だか馬鹿らしくなってくると思います。
だから、理不尽な人の言動は出来るだけあしらうのが正解なのです。
ただし、こちらがあからさまに無視をすれば、相手はきっと面白くないでしょう。
下手をすれば相手の反感を買い、さらに理不尽な攻撃を受ける恐れもあるので、“無視”というよりは、適度に“受け流す”と捉えて貰った方が良いかもしれません。
もし理不尽なことを言ってくる人がいたら、“話を聞いている風”を装いつつ、上手く受け流してみて下さい。
(※話を受け流しているのが相手にバレてはダメ)
相手も、こちらが話を素直に聞いていると分かれば、それだけである程度満足するものなのです。
そしてキリが良いところで、こちらから話を切り上げる一言!
例
・「あなたが言うのならそうかもね。これからは気をつけるよ。気付かせてくれてありがとう」(←あえて感謝の言葉をつけることで、相手の意表を突いてそれ以上何も言えなくする)
・「以後、十分に気を付けますので、仕事に戻らせて頂いてもよろしいでしょうか?」(←「これ以上の長話は仕事に支障をきたす」というのが伝えるのがポイント)
冷静な態度かつ真顔で(感情を出さないのが重要)上の様なセリフを言えば、相手もそれ以上は何も言って来ないはずです。
気にしないようにすることも大事
自分の感情をコントロールするのが苦手なところや、他人への思いやりに欠けるところからも想像出来る様に、大人なのに理不尽な人というのは、精神的に未熟な面があると言えます。
知恵や知識は大人並みに備わっているのが厄介なところ…。
つまり、理不尽な人は小さな子供と同じなのです。
「自分の思い通りにしたい」とか「周りを支配したい」という願望は、誰にでも少なからずあるとは思います。
でも、大抵の人は周りに迷惑が掛からない様に、その欲求を上手くコントロールしていますよね?
理不尽な人の様に欲求を我慢できずに態度に出しまうのは、我慢が出来ない小さな子供のワガママと一緒なのです。
また、「(例え理不尽でも)自分の意見を認めて欲しい」とか「相手に反応して欲しい(=構って欲しい)」という理不尽な人の心理も、親に相手をして貰いたくて聞き分けのないことを言う、構ってちゃんな小さい子供と同じだと思いませんか?
恐らく、理不尽な人は相手を困らせることでしか、構って貰う方法を知らないのでしょう。
だからこそ、理不尽な人の言動は気にしない様にするのが大事なのです。
こちらに非がある訳でないのなら尚更ですね。
理不尽な人のことを小さな子供だと思えば、「お前のせいだ!」と理不尽に責められても、「はいはい(精神年齢が子供だから仕方がないか…)」と許せてしまうかもしれません。
ちなみに、理不尽な人が怒り狂っているときに、「取り敢えずこちらが謝っておけば、相手も気が済むだろう…」と考えて、何度もぺこぺこと謝ってしまうと、相手はこちらの事を見下してその後もターゲットにされる恐れがあるので、こういう場合は最後に1度だけ謝罪の言葉を言い、話をさっさと切り上げましょう。(真顔で謝り感情を分かり辛くするのがポイント)
5.無茶なことを言われたらその事を違う上司などに報告
理不尽な人から無茶なことを言われたら、すぐに違う上司に報告するのも対処法の1つ。
良い上司ならその場で適切な対応をしてくれるでしょうし、“誰かに報告する”という行為そのものが理不尽な人を怯ませることに繋がるはずです。
ですが、「他の上司には何となく報告しづらい…」と考えて行動できない人もいるのでは?
これは多分、小学生のいじめっ子に「先生にチクるなよ!」と脅され、「先生に言ったら、余計にいじめられる」と考えて結局何も出来なくなってしまういじめられっ子の状況と似ているのかもしれませんね。
確かに、報告は相談とは違って本人に“告げ口”した事がバレやすいです。
なので、言いづらい気持ちも分かります。
しかし、誰かに報告しなければ状況は何も変わりませんし、その理不尽な要求のせいで仕事に支障が出れば、他の人達にも迷惑が掛かる恐れもありますよね?
それに、「早く告げ口でもして上に現状を知らせた方が、被害が減る可能性が高い」ということは自分が1番分かっているはずです。
さらに、その理不尽な言動が秘密裏に行われているのなら、一刻も早く周りに知らせないと、あなたばかりが損をすることになります!
例えば、無茶な要求のせいであなたがミスをしても、周りは「理不尽な人のせい」とは気付かず、単なるあなたのミスとして受け取るでしょう。
そうなれば、あなたの評価が下がるだけです。
それらを踏まえれば、報告すべきというのは誰だって分かりますよね?
みなさんも理不尽なことをされたときは、勇気を出して他の上司に報告しましょう!
直ぐに行動をすることで相手も警戒をする
先程、「本人にバレるのが気まずくて報告しにくい人もいるかもしれない」という話をしましたが、むしろバレた方が被害を抑えられるとも言えます。
相手があまりにも理不尽なことを言ってきたら、「他の上司に報告する」と宣言するのもアリ。
場合によってはキレられたり脅されたりする可能性もありますが、そういうときこそ毅然とした態度で対応し、素早く上に報告して下さい。
どちらにせよ相手が報告を阻止しようとするのは、自身が後ろめたさを感じている証拠でもあります。
「自分が理不尽な言動を取っている」という自覚が少しでもあるなら、自分の言動を上に報告されたと知った時点で「この人に自分の要求は通らない」と警戒するでしょう。
上司から注意して貰えれば本人が反省すればその後は理不尽な言動も減るでしょう。
ポイントは直ぐに行動することです。
例え相手に恨まれたとしてもこちらは何も悪いことはしていないのだし、周囲の人もそれは理解してくれているはず(理不尽な人の言動は目の当たりにしているはず)なので、こちらが悪者になることはありません。
もし心配なら、理不尽な人の被害に遭っている人達や理不尽な言動を知っている人達を集めて結託し、いざというときの為の味方を作っておくと良いかもしれませんね。
理不尽なことをされないように気をつけよう!
今回は、“理不尽な人の7個の特徴”と“理不尽な人への5個の対処法”をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
理不尽な人と付き合えばあなただけでなく、あなたの友達や周りの人にも被害が及ぶ可能性があります。
言い方は悪いですが、(自分や友達の為にも)付き合う人間は選ぶべきです。
「理不尽な人だ!しかも手に負えない!」と気付いたら、そっと距離を置くのが無難でしょう。
上でも話しましたが、理不尽な攻撃をされたときは決して感情的になってはいけません。
こちらが冷静さを失えば事態は大事になってしまいます。
相手の言動にイラっときても、毅然とした態度で大人な対応を心掛けましょう。
みなさんも今回ご紹介した対策法を実践して、理不尽な人と上手に付き合ってみて下さいね!