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自暴自棄な人の特徴と対処法(続き4)

世の中は自分中心に回っている、という発想がある限り、何かあった時に自暴自棄になる行動を取ることを止めることは難しいでしょう。

そもそも自暴自棄に陥る人は、普段は優しく大人しめの人が多いのではないでしょうか?

それだけに自分の事をいい人のように振る舞ってばかりなのでアクシデントに弱いのです。

叩かれ弱いのです。

逆境に強くないともいえます。

気に入らない事が起これば、そのはけ口をどこに持って行っていいのか分からないため、他者に迷惑をかけていないつもりで荒れてしまうのです。

もう一つも二つも気持ちを大きく持たなければなりません。

懐を大きくするというか、人間としての器を広げる努力が必要です。

世の中、生きていたら嫌なことなどしょっちゅうです。

いい事より嫌な事の方が多いでしょう。

なのにそれにいちいち腹を立てていたら寿命を縮めていくばかりでしょうね。

どこかで「ドーン」と大きく構えられる人間に変わらないと本当に袋小路にはまってしまいます。

まずは生きていたら嫌な事は日常茶飯事。

それを敢えて受け入れる。

この気持ちを持てるようにチェンジしてもらいたいところです。

2.完璧主義の考え方をやめる


自暴自棄の対処の二つ目は、「完璧主義の考え方を改める」です。

いえ、「捨てる」と言ってもいいでしょう。

完璧さを自慢するということは何をやっても「絶対」という括りを自分に植え付けていませんか?ハッキリ申しますと世の中に「絶対」で通る物事は存在しません。

多かれ少なかれ何らかのミスを犯すのが人間だからです。

それなのに自分を含めて全てが完璧に運ばないと機嫌が悪くなる、というのではこの先の人生、生きていけなくなってしまうでしょうね。

ミスは誰でもする


先程も申しましたように、人間、ミスは誰でもします。

「弘法も筆の誤り」というくらいです。

偉い人でもいつかは失敗します。

それが人間であり世の中なのです。

それを受け入れられずにちょっとしたミスも許さない、というスタイルを貫いたら周りの人間はどう思うでしょう?

口には出さなくても付き合いにくい人間、と言うレッテルを貼って自然と遠のいていくでしょうね。

ミスや失敗は付き物。

それを「ツキを運ぶ」と読み替えて対応しましょう。

成功の鍵は「失敗」ですからね。

3.責任感を持ちすぎない


自暴自棄になった時の対処法の三つ目は「責任感を持ち過ぎない」という事です。

そう、あなたにはちゃんとした責任感があるのです。

今の時代、ちゃらんぽらんで他人の迷惑お構いなし、という人間のなんと多いことか。

責任感を持っている人間からみたら、どうしてこうメチャクチャに生きられるんだ?と思えるくらい持っていない人間は持っていません。

でも、責任感も持ち方によっては自身の心にジワジワとダメージを与えていくことがあります。

それはあなたが考えている責任の範囲が他の人との認識と大幅にずれてしまっている場合です。

こっちが責任感をもって行っているのに却って迷惑扱いされた。

それで腹が立って自暴自棄になった、という方も意外と多いのではないでしょうか?