自分が扱いにくい嫌な相手に対してほど、こちらが大人になって接することで、案外問題が解決する場合もあります。
2.上の人から伝えてもらう
上司から「仕事をしろ」と言われれば、どんな人でも渋々仕事をするようになるでしょう。
それが例え、上司がいる間だけであっても、少しでも仕事に身が入るのなら、その間はこちらもストレスを感じなくて済みます。
できればまずは直接本人に伝えた後で、それでも改善されなければ上司に報告しましょう。
他の人達も同じ意見であれば、全員で上司に訴えた方が、「皆の意見」だと受け止めて、上司も重い腰を上げてくれやすくなります。
例えそれで仕事をしない人から逆恨みをされたとしても、どちらが正しくてどちらが悪いのかは一目瞭然ですので、気にする必要はありません。
3.真横で仕事をする
仕事をしない人に仕事をさせたい時には、あえてその人の真横で仕事をするという方法もあります。
真面目に淡々と仕事をしている人が真横にいると、何となく自分がサボりづらくなって、渋々仕事をするという人もいます。
また、こちらが「仕事をしろ」と言わなくても、無言で淡々と仕事を続けることで、暗黙の圧迫感を相手に与えることもできるでしょう。
それで渋々ながらも仕事を始めれば、相手から分からないことを質問された時には丁寧に答えてあげることで、相手も仕事をやりやすくなるでしょう。
とはいえ、あまり丁寧に接し過ぎると今度は調子に乗り始めますので、必要なところだけはきちんと教えて、後はすべて自分で仕事をさせるようにしましょう。
4.進んで仕事を頼みに行く
仕事をしない人は、自分なりに領域を持っています。
また、自分に仕事を振られそうになると、忙しい振りをしたり席を立ったりして、どうにか自分が仕事をしないようにと動きます。
ですが、あえてそれらを全てスルーして、進んで相手に仕事を頼みに行きましょう。
当然相手は「今忙しい」と忙しい振りをしますが、予め相手の仕事内容を把握しておけば、「今やっているそれが終われば手が空くはずだから、そうしたらこれもお願いするよ。」と言って相手が断る前に仕事を渡してしまいましょう。
相手は少なからず文句を言うでしょうが、他の人達はその人以上に仕事をしています。
「お前が一番仕事をしていないから頼むんだ」ということを丁寧に言葉で説明して、分からせた上で仕事を頼むという手もあります。
どのみち相手はぐうの音も出なくなり、愚痴を零しながらも仕事をすることになるでしょう。
また、周りの人達は仕事をしない人よりは、自分の方に味方をしてくれるはずですので、堂々と振舞えば周りは笑いこそすれ、非難をすることはないでしょう。
5.なんでも言い合える仲になってみる
仕事をしない人が、仕事抜きでなら親しくなれるようなとっつきやすいタイプであれば、まずは仲良くなって相手の懐へと入っておくのも良いです。
ある程度なんでも言い合える仲になったところで、ズバズバと相手に「仕事をしろ」と不満をぶつけてみるという方法もあります。
仲良くあった後でなら、相手もこちらの話を聞こうとしますし、多少きつい言われ方をされても、それで喧嘩腰になることはないでしょう。
仲良くなったら仕事をしていないところを見つけた時には、わざと茶化しながら「おいおいまたサボってるのか?ならこの仕事も頼むよ」と仕事を頼んだり、上司に聞こえるか聞こえないかの声量でサボっていることを言ったりすれば、相手は慌てて仕事をしようとするでしょう。
仕事しない人は周りからの評価も低い
仕事をしない人は、周りからの評価も低いです。
自分がいちいち仕事をしない人のことを言い触らすまでもなく、周りもそれを分かっているため、仕事をしない人に対しては誰もが不満を抱えています。
とはいえ、陰でその人のことを愚痴り合っていても、結局は何の解決にもならないでしょう。
いつまでも仕事をしない人を見て自分もイライラしているよりは、直接本人に言うなり、皆で上司に訴えるなり、相手と仲良くなって強引に仕事を振るなりして、自分たちで相手が嫌でも仕事をするような雰囲気づくりをした方が周りのためにもなります。
仕事をしない人とは極力関わりたくないというのなら、いちいち視界に入れるのは止めて、完全に相手の存在を自分からシャットアウトするのも手です。
自分以外のことで自分の仕事に影響が出ないように、釘をさすなりスルーするなりして、自分が仕事をしやすい環境を整えましょう。