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一喜一憂しやすい人の10個の特徴と...(続き3)

周りからすればむしろ、反省はその場だけでして、同じ失敗をしないように気持ちを切り替えてテキパキと動いてくれた方が好意的に思えるでしょう。

しかし本人は、「いつも通りに戻ったら、あまり反省していないと周りに思われるかもしれない」と不安を覚え、あえて落ち込んだ気持ちを引きずったまま過ごそうとします。

しかし、失敗を引きずっていればマイナス思考に陥っていますので、最悪の場合は負のスパイラルによってさらに失敗を重ねてしまうでしょう。

そうなると周りの反応も冷たくなってきますので、ますます落ち込みが酷くなってしまいます。

立ち直りが遅く気にする

失敗を引きずる人は、それだけ立ち直るのも遅いですし、いつまでも失敗したことを気にしています。

誰でも失敗はするものであり、大切なのは同じ失敗を繰り返さないようにすることです。

失敗は誰にでもあるものだからこそ、一度や二度の失敗程度では、周りはそこまで気にしません。

むしろ、それをバネにして今後に活かしてほしいと考えることでしょう。

しかし失敗した当人は、いつまでも1つの失敗を引きずってぐずぐずとしていますので、そのネガティブな態度が周りに不快感を与えてしまうこともあるでしょう。

とくに完璧主義の人は、たった1度の失敗でもそれで自分を許せなくなってしまうことがありますので、より立ち直りが遅くなってしまいます。

5.臨機応変にできない

一喜一憂しやすい人は、ちょっとしたことでもすぐに狼狽えて感情が落ち着かなくなってしまいます。

そのため、ピンチになれば慌てふためいてしまい、自分が今何をすべきなのかを真っ先に考えることができません。

どんなにピンチな状況でも、常に冷静さを失わないでいられる人は、臨機応変に対応してその場をすぐに収めることができるでしょう。

しかし一喜一憂しやすい人は、自分の感情に振り回されてしまい、まともに冷静な思考や判断ができないことが多いです。

周りから見た時には、おろおろとしてパニックになっているその姿は、実に頼りになく思えてしまうことでしょう。

固定観念が強い

臨機応変に対応できない人の多くは、自分の中の固定観念に囚われてしまっています。

例えばリンゴは赤くて丸いものだという固定観念がある人は、黄色のリンゴや歪な形のリンゴがあることに酷く違和感を覚えることでしょう。

また、自分の中で空は青いものだという固定観念があると、空の色を薄紫や赤、緑がかった色だと答える人に対しては、「違うよそんな色じゃない」と自分の価値観を押し付けて、相手が間違っていると決めつけてしまうでしょう。

固定観念は、決まった考え方しかできなくなってしまいますので、ピンチの状況になった時にはどうすることもできなくなってしまいます。

ちょっと頭を柔軟にすれば、臨機応変に考えることができるよになるのに、それができなくて身動きがとれなくなってしまう人もいます。

6.本番に弱い

一喜一憂しやすい人は、何かと本番に弱いです。

会社でプレゼンをすることになった時、予定ではパワーポイントを使って資料の説明をしていくことになっていたのが、本番で機械の調子が悪くなってしまい、パワーポイントが使えなくなってしまいました。

この時、本番に強い肝が据わったタイプの人は、急きょホワイトボードにペンで必要な資料を手書きしながら口頭で説明することができるでしょう。

しかし本番に弱いタイプ人は、ただでさえ台本通りに読むだけでも酷く緊張するのに、そこでトラブルが生じたらもうどうしようもなくなってしまいます。

パニックになって動けなくなり、今すぐに時間が過ぎて欲しいと内心で願うばかりでしょう。

7.空気が読めない

一喜一憂しやすい人というのは、いつでも自分の感情が素直に表に出てしまいます。

そのため、自分にとっていいことがあれば、嬉しい気持ちを隠すことなく全身から出していることでしょう。

何もない時であれば、その幸せオーラは他の人の気持ちまで明るくしてくれることもありますが、シリアスな場面では酷く場違いになってしまいます。

例えば厳かで静まり返った空間の中で、1人だけで思い出し笑いをしてにやけていたり、周りに明るく話しかけたりしていると、周りからは空気が読めない人と思われてしまうでしょう。

反対に、皆がわいわいと明るく楽しく過ごしている時に、1人だけどんよりと落ち込んだオーラを出していても、やはりその場の空気を壊す奴だと思われてしまいます。

一喜一憂することで、周りと合わせることができずに場違いな行動をとってしまうこともあるでしょう。

8.素直すぎる

一喜一憂しやすい人というのは、良くも悪くも素直過ぎるという特徴があります。

自分のその時の感情を上手く隠すことができないため、周りからは自分が今どんな気持ちでいるのかが簡単にバレてしまいます。

子どもであればまだしも、いい大人になってからも自分の感情をさらけ出していると、それで周りの人から都合よく利用されたりします。