また、空気が読めずに周りの人を不快にさせてしまったりすることもあるでしょう。
また、自分の気持ちに常に素直でいるため、周りを気遣って臨機応変な態度を取ることも上手くできません。
例えば、相手の都合で約束がキャンセルになった時に、相手の身内が事故にあったなど、大変な事情があるにも関わらず、自分が約束を破られたということで不機嫌な態度を出してしまい、相手を怒らせてしまうこともあるでしょう。
上手に自分の感情をコントロールできないため、それが原因で周りの人との関係が悪くなってしまうこともあります。
9.気を遣い過ぎる
周りに気を遣い過ぎて一喜一憂してしまう人もいます。
一緒にいる相手が無言になると、「何か自分に対して怒っているのかな」と1人で不安を覚え、あれこれと相手に余計な気を遣ってしまうことがあるでしょう。
そうして自分以外の相手に対して気を遣い過ぎるため、肝心の自分の気持ちが追いやられてしまったり、自分のことを大切にしてあげられなかったりします。
他人に気を遣えるのは良いことですが、自分の感情をさらけ出したまま相手に気遣いをしても、その気遣いの意味を相手は明確に理解してしまいますので、気遣いがから回ってしまうこともあるでしょう。
また、他人に気を遣い過ぎて自分が疲れてしまうことも多いです。
10.八方美人
一喜一憂しやすい人は、落ち込むことが多い分、できるだけ普段から自分が安心していたいと考えています。
いつも喜ぶことが起きて欲しいというわけではありませんが、少なくとも落ち込んだり悲しんだりする目には遭いたくないと考えているでしょう。
そのため、自分が落ち込まないためにも、普段から周りに気を遣って、周りの皆と良好な関係を築こうとします。
その結果周りの人達に対して八方美人になってしまい、誰にでもいい顔をするようになってしまう人もいます。
皆にいい顔をしていれば、確かに大きな揉め事にはならないでしょう。
しかし、意見が複数人で別れた時や、友達同士が喧嘩をした時などには、自分が結局は誰の味方にもなることができずに、周りの皆から嫌われてしまうという結末になってしまうこともあります。
皆にいい顔をしてしまう
八方美人の人は、誰に対してもいい顔をしようとします。
周りの人達から嫌われている人に対しても、その人と話している時には相手を褒めたり、肯定したりして、その相手といい関係を築こうとします。
しかし他の人達と一緒にいる時に、嫌われている人のことを自分も周りに合わせて悪く言ってしまい、それを本人が知った時には「上辺ではいい顔をしていても、裏では悪口を言う卑怯な性格」だと思われてしまいます。
その結果相手との関係は壊れてしまうでしょう。
八方美人は皆にいい顔をするからこそ、皆から嫌われてしまいかねない危うい性格でもあります。
しかし本人は、その性格をなかなか改善させることはできないでしょう。
一喜一憂しないためにはどうすればいいの!?
一喜一憂すること自体は、何も悪いことではないでしょう。
感情が素直に表に出やすい人は、それだけ周りの人からは信用されやすいです。
喜んでいる時には全身から嬉しいという気持ちを出していますので、一緒にいる人もつい嬉しくなってしまうことがあるでしょう。
とはいえ、悪い方面でも感情が表に出てしまいやすいため、落ち込んでいる時には無自覚の内に周りを巻き込んだり、迷惑をかけてしまったりすることもあります。
あまり自分の感情に振り回されていても、集団社会の中では生き難くなってしまいますので、適度に自制して一喜一憂し過ぎないように心がけた方がいいでしょう。
では、どうすれば一喜一憂し過ぎずに済むのでしょうか?
以下にその方法をご紹介していきます。
楽に生きよう!
肩の力を抜き、気楽な気持ちで毎日を過ごす習慣を身に付ければ、ちょっとしたことではいちいち気持ちが動揺することはなくなります。
あまり適当過ぎるのもよくありませんが、最終的には「何とかなるさ」と気楽に構えていれば、案外ピンチになった時にもパニックに陥ることがなくなります。
それどころか、気持ちが冷静になりますので、状況に合わせて臨機応変に対応出来るようにもなるでしょう。
楽に生きることを覚えれば、全力の時には全力を出し、それ以外のところでは上手く力を抜けるようになります。
生活にメリハリが出来て、気持ちにも負担がかかり難くなりますので、今までよりも楽しく毎日を送れるようになるでしょう。
考えすぎたり落ち込みすぎたりしない
物事をしっかりと考えることも、失敗したら深く反省することも、どちらもとても大切なことです。