コツコツ努力することとは、自分との闘いなのです。
やろうと思えば、誰だってやっていいことなのですから、コツコツ努力することは特別なことではないですよね。
ですから、努力できる人が特別すごい人ではないはずです。
でも…、コツコツ努力できる人は、実際には一握り。
誰もが同じようにコツコツ努力していいのに、全員がコツコツ努力できる人にはなっていません。
なぜなら、コツコツ努力することは、とても難しいことだからです。
だからコツコツ努力できる人はやっぱりすごい!努力して結果を出した人は、天才なのです。
継続することは難しい
お話しした通り、コツコツ努力することは我慢の連続のようなものです。
我慢は、コツコツ努力する人には容易いことなのではなく、誰もが同じように辛く耐え忍ぶ出来事です。
コツコツ努力できる人がすごいのは、この我慢を乗り越えられる強さを持っていること。
他の人が我慢の限界を迎えるとき、コツコツ努力できる人には踏ん張り耐え忍ぶ精神力があるのです。
その精神力を支えているのは、負けず嫌いな一面や、自分に対する責任感、情熱的な思いなどなど…さまざまな思いが、継続を選択させているのです。
ですから、どれかひとつでも欠けていれば、継続することは難しいでしょう。
人にとって、我慢はストレスになることで、我慢を続けることは、誰もが耐えられることではありません。
だからコツコツ努力できる人は、人から尊敬を集めるのです。
目標のためなら時間をかける
夢や目標を達成するための、コツコツとした努力の積み重ね。
それを不可能にするのは、時間がかかることです。
「1回我慢すれば達成できる」ということなら、きっとほとんどの人が我慢し努力することができるでしょう。
でも、ほとんどの人は、1回の我慢や努力では到達できない目標を掲げているはずです。
ですから、目標を達成するには時間がかかり、その努力の過程で挫折してしまう人が多いのです。
でも、コツコツ努力できる人は、目標のためなら時間をかけます。
なぜなら、コツコツ努力を積み重ねることでしか目標を達成する方法はないからです。
時間がかかろうとも、一度自分で決めた目標に最後まで責任を持つのがコツコツできる人。
着実に積み重ねていくために、時間がかかることは覚悟の上なのです。
土台をしっかりと作ってから上を目指す
またイチロー選手を話題に取り上げますが…彼は「しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない」と語っています。
土台もしっかりできていないのに、大きな目標が達成できるはずも無いということですよね。
多くの人は、いきなり大きな目標を立てて、その目標にいきなり挑戦しようとします。
そして、挫折してしまうことが多いのです。
努力の天才、イチロー選手は、今自分にできること、頑張ればできそうなことを日々の目標とし、それをひとつひとつクリアしてきたそう。
そうやって1歩ずつ階段を上がっていくと、「最初は手が届かないと思っていた目標にもやがて手が届くようになる」のだと。
土台固めをしっかりしていけば、大きな目標にも手が届くところに行けるし、失敗してもゼロからやり直すのではなく、前の段階に戻るだけ。
コツコツ努力する人は、こうして着実に目標を達成します。
ただ、理屈は分かっても、誰もができないのがコツコツ努力することです。
行動することよりも精神的な面が影響することが多く、その精神面を支える“何か”がなければできません。
ですからやっぱり、コツコツ努力できる人はすごいのです!
あなたはコツコツした作業は好き?嫌い?
コツコツ努力できる人の特徴やすごさを実感して、あなたはどう感じましたか?