いい人というのは自分にとって大事な人とそうでない人の区別はちゃんとついていて、大事な人にはいつも寄り沿いますがそれ以外の人には求められた時だけ対応します。
7.感謝の言葉がすぐに出てくる
いい人というのは、後輩だろうと部下だろうと相手が誰であっても感謝の言葉がすぐに出てきます。
変なプライドで自分を固めていませんから、感謝の言葉を述べるにあたって抵抗がありません。
仕事などでは立場が決まっているとしても責任範囲の差と捉えているため、相手の行動に対しては皆のことを一個人として平等に認識しています。
実はこれは、簡単なようでなかなか出来ることではありません。
特に自分の心に余裕がないときは「それくらいやってくれないと困る」という意識が勝ってしまい、感謝の気持ちが出てこなくなることは多いもの。
根がいい人ですら難しいのですから、感謝の言葉がすぐに出てくる人はいい人かつ優秀な人だと言えます。
優秀だからこそ物事を俯瞰的にとらえ、相手の行動が当たり前のことではなく感謝すべきことだと判断できているのです。
8.いつでも笑顔
単なるいい人というだけでなく優秀でもある場合は、笑顔を欠かさないように意識している可能性が高いです。
これは国民性にもよるので海外の人には適用できない特徴ですが、日本人ならその傾向があります。
なぜ外国の人に適用できないかと言うと文化の違いがあるため、いつも笑顔でいると国によっては「能天気な人」と認識されてしまうため、あえてしかめっ面をするのがベターだとされています。
日本においては初対面の人に対してあえて嫌われる行動をとるのはメリットがないと考える傾向にあり、せっかくなら明るい笑顔で接して相手の心を開いてしまった方が得られるものが多いとされる文化です。
しかし、現実では仕事でもプライベートでも色んなことがあるため、いつも笑顔でいるのはなかなか大変なもの。
それでもなお自分の気持ちを切り替えて笑顔を作るというのは強靭なメンタルが必要です。
つまりいつも笑顔を実行できているということは、相手に対して不快感を与えないように配慮できていると言えます。
自分の個人的な感情よりも相手への配慮ができるのはいい人だけです。
9.嫌われるのを恐れない
いい人といい人ぶってる人の最大の違いは、嫌われるのを恐れているかどうかです。
いい人というのは嫌われることを恐れません。
なぜなら、基本的に相手に嫌われるような行動を取らないからです。
必要であれば厳しいことも言いますが、一般的にはそれで嫌われるようなことはないでしょう。
相手がアドバイスを求めてきたら相手の状況を客観的に分析しながらアドバイスし、仕事で危険な行動があれば瞬間的には怒鳴りつけてもその後でしっかりフォローを入れます。
嫌われることよりも、相手のためになることが最優先の判断材料です。
ここまでいい人なら嫌われることはないように感じますよね。
しかし、実際にはプライドが高い人や自己肯定感が極めて低い人に嫌われやすいです。
いい人が持つド直球の正論は、自分が間違っていると分かっている人にはあまりにも耳が痛いもの。
正論なので反論することすらできず、自分の間違いを認めざるを得なくなります。
しかしプライドが高い人や自己肯定感が低すぎる人は自分の間違いを認めることに抵抗があり、その抵抗感がいい人への嫌悪感に変わるのです。
いい人は例えこのような相手から嫌われたとしても態度を変えることはなく、自分から近寄らないとしても相手が必要とする時には手助けもします。
あくまで平等という姿勢は崩さないため、周囲からの人望も厚いでしょう。
いい人ぶっている人の特徴
いい人ぶっている人というのは基本的に自己中心的で、周囲の人に好かれたい・構われたい・評価されたいという欲求を軸に行動しています。
そのため、善意というより「人からどう見られているか」が鍵となっています。
さまざまな特徴を見ていく中でその片鱗が垣間見れるのではないでしょうか。
1.押しつけがましい
ちょっと手伝っただけでその後もずっと「あの時手伝ってあげたじゃない」と言ってくる押しつけがましいタイプはいい人ではありません。
いい人ぶっている人は恩を売るという認識で相手を手伝うため、見返りを求めてきます。
わかりやすくいえばバレンタインで大袋入りのチョコレートを配っただけなのに、相手にはクッキーのセットを求めるといったように、大きな見返りを求めてくることがほとんどなのでやっかいです。