どの意見に賛成かと問われると、どっちつかずで中立を保とうとすることが多いです。
人目がなくなるとマナーを守らない
真面目系クズの人は、物事の善悪は理解していても、マナーやモラルに関する意識はそう高くはありません。
そのため、マナー違反とされる行動も、人目がなければ平気でしてしまいます。
ゴミやタバコをポイ捨てしたり、困っている人がいても無視をしたりと、外見からの印象に対して内面が非常にドライなことが多いです。
とはいえ、物事に波風を立てたくないという気持ちは強いため、公共の場や人目につくようなところでは、きちんとマナーは守っています。
しかし人目がなくなると途端にだらしない言動になることも少なくはありません。
嘘をつく
人は誰しも嘘をつきます。
嘘をつく理由は人によってさまざまですが、真面目系クズの人は、自分を守るために嘘をつく以外にも、物事を無難に済ませるために頻繁に嘘をつきます。
面倒な掃除を誰も見ていないところでサボり、終わったかと聞かれると「もう終わってるよ」と平気で嘘をつきます。
また、人生相談を受けた際に、相談してきた相手が100%悪いと内心では思っても、「きみは悪くないよ」と心にもない嘘をつくこともあります。
相手から自分に対しての印象が悪くならないように、無難な嘘をつくことも頻繁にあります。
正直過ぎることは時にトラブルの原因となりますが、真面目系クズの人は平気で嘘に嘘を重ねていきます。
そして嘘に関しては露見するまでに時間がかかるため、周囲からは「あの人は優しい人だ」と勘違いされることも多いのです。
優しいのはどうでもいいから
好きの反対は嫌いではなく、無関心という言葉があります。
好きな感情は相手に対して強く意識が向いていますが、それに反するのはまったく相手に対して意識が向いていない「無関心」だからです。
それと同じように、誰に対しても優しい人は、本当に穏やかで心が慈悲深いというわけではなく、単に相手に対して興味がないから、どうでもいいと思っているから優しい態度が取れるのだという見方があります。
中には心の底から慈悲深い人もいますが、マザーテレサのように万人を愛し、優しく接することが出来る人など、この世の中にそう多くはいません。
大抵は表向き優しいか、自分が共感や同情が出来る相手にのみ本心から優しくなれるかのどちらかが多いです。
真面目系クズの人は主に前者の方で、自分以外にはさして関心がない人が多いです。
一見仲良く接している相手でも、本心ではどうでもいいと思っていることが多いです。
そのため、苦労話を聞かされれば、最もらしく「大変だったね」と相手を労いますが、本心では同情などしていません。
誰に対しても優しい態度で接することが最もトラブルを避け、無難な生き方だと分かっているからこそ、一見すると誰にでも優しい態度を取っているのです。
後回しにする
真面目系クズの人は、内面はまったく見た目の真面目さとは異なり、めんどくさがりでだらしない性格をしていることが多いです。
勉強にしても会社の仕事にしても私生活にしても、急ぎの用事ややらなければならないことをつい後回しにしてしまいます。
それをすること自体が「面倒だ」と感じているため、中々手をつける気にはなれないのです。
効率的なものの考え方をする人であれば、面倒事ほど先に片付けてしまおうと思うでしょう。
しかし、真面目系クズの人はその時の自分の気分によって左右されるため、つい後回しにしてしまうのです。
また、仮に後回しにしたことが露見して上司や先生に注意を受けると、尤もらしい嘘をついて逃れようとする傾向も見られます。
楽な道を選ぶ
真面目系クズの人は、つねに楽な道を選びます。
めんどくさがりで無難に生きていきたいという考えを持っているため、より自分が楽な方へと流れていこうとします。
例えそれで後々自分の首を絞めることになったり、周りからの評価ダウンに繋がったりしても、その時の気持ちで楽な方へと進んでしまう癖があります。
また、他人には無関心ですが、自分には甘く、物の判断基準も緩いため、そういった部分がマナー違反などに繋がっていきやすいのです。
良い人ぶる
真面目系クズの人は、どんなに本心では汚いことを考えていても、表面上はとにかく良い人ぶります。
全員から好かれようと思っているわけではありませんが、良い人ぶることでさまざまなトラブルを回避出来ることを、身をもって知っているためです。