人は自然の前では無力であることを知る
人類は大自然の猛威の前には驚くほど無力です。
大雨による土砂災害、河川の氾濫、雷による被害、寒波、酷暑、そして地震活動による火山の噴火、地割れ、津波…。
これらのどれ一つとっても具体的な有効な防衛手段は全くないのが実情です。
誠に人類は大自然の前では赤子も同然。
黙って指をくわえて見ているしか手はないのですからね。
こうやってこれまで人類は大自然の猛威のおかげで無力な自分たちを改めて思い知り、そして数々の知恵を振り絞って生きぬくための「生き残り策」を講じてきたのです。
人間関係や助け合い精神の大切さを痛感
自然災害の被害はまさに悲惨と言わざるを得ません。
まだまだ記憶に新しい東日本大震災時の津波による大被害。
その際に今度は人災として発生した原子力発電所の事故。
このような大惨事が起こってしまうと、その時にはとにかく逃げるしか手立てがないのが現状です。
問題は災害が収まってからの事になるでしょう。
今後はいかにして同じような災害が起こったとしても被害を最小限に留めることができるのか、そこに尽きてきます。
そしてもう一つ、忘れてはならないのが被災された人々の救済と人間関係の回復です。
助け合いの精神の大切さをいかにして痛感してもらえるような活動を行えるか。
これは実際に現地でボランティア活動を行った経験がない事には、なかなか簡単には発言できない事でもあるでしょう。
とにかく天災が人の生き方を変えてしまうきっかけであることは疑いようがありません。
自分は大丈夫、という安易な気持ちを持たないよう心掛けたいものです。
家など大きな物を買う
変わるきっかけになる7個の出来事の最後の7つ目は「家など大きな物を買う」です。
「結婚」同様、家のような大きな買い物は人生を大きく変えるきっかけとなります。
何せ、一旦買ってしまったらもう後戻りはできませんからね。
一度にキャッシュで支払える方ならいいですが、たいていの方はローンを組んで長期間その支払いに拘束されることになります。
自分の生き方を計画的にやっていかない事には下手をすれば「破産」ものになってしまいますからね。
経済観念が大きく変わるきっかけとなる
このように家などの大きな買いものには必ずと言っていいほど長期ローンが待っています。
多くは20年から30年、中には35年ローンというものあるかもしれません。
仮に自分が25歳の時に家を買ってローンを組んだら支払いが完了するのは早くて45歳の時。
遅くなれば65歳まで家のためにローンを支払い続けなければならない生活が待っています。
よってこれをきっかけにして経済観念が大きく変わることを自覚しておく必要があるでしょう。
確かに家という買い物は一生に1回あるかどうかの大きな買い物です。
自分の人生を賭けるのにふさわしいものとは思いますが、それに伴うがんじがらめ感も半端ではありません。
どうぞ、先々の支払い計画を綿密に考えてローンを組んでくださいね。
人生が大きく変わるにはきっかけが必要
人生というもの大きな川がゆっくりと海に向かって流れていくようなものかも知れません。
上流は川幅も狭く流れも速い。
まるで人間の青年期のようです。
そして中流にゆけばそれなりに川幅も広がり流れも多少、緩やかになってきますがそれでも場所によっては急激な流れの変化が起こったりします。
そして下流。