どっぷりと大量の水を流しながら怒涛のように脇目もふらず一直線に海に向かって流れつきます。
まるで人生の晩年期を思わせるような貫禄です。
このように人生を川の流れに例えてしまうと、「川の流れを変えるなんて無理無理」と頭ごなしに話を終わらせようとする人もいるでしょう。
しかし、本当に川の流れを変える事って、出来ないのでしょうか?
ヤル気にさえなれば何とかなると思わないのでしょうか?
こういった疑問を若いうちに思い浮かぶか浮かばないか、があなたの人生を変えるきっかけを作れるかどうかの試金石となるのでしょう。
今の自分の人生に疑問を感じたなら、大きく変える必要があるのです。
そのきっかけさえ掴めれば、人は案外簡単に、思い通りの人生を送れるものなのですよ。
人は日常に慣れるとマンネリして変わらなくなる
人というものは日常生活に慣れてしまうとマンネリ感を覚え、どうにかして今の生き方を変えようともがくものです。
しかし、反対にそのマンネリにすっかり慣れてしまって新たな試みや試行を行わなくなるのもまた人の特性なのです。
マンネリというのはそれほど人々に「安定」という生きていく上での保障のような存在なのです。
何も無理して今の生き方を変えなくても今のままでいいじゃないか、という考えです。
この考え方、人生にある程度の目星がついてしまった人に多く存在するかも分かりませんね。
ただ、それではいけない、と終始、あがき続ける人もいるのです。
そうやらない事には何かを変えるきっかけなど、つかめっこないからです。
妥協や怠けからは何も生まれない
マンネリになるという事はつまり「妥協」であり「怠け」です。
何かを創造して新しい何かを見つけ出そう、という意気込みを拒否した姿勢です。
「怠け」「怠惰」「妥協」からは残念ながら何も生まれてきません。
いえ、現状維持もおぼつきません。
それほど世の中の進化のスピードは速くなってきているのです。
よってこちらが何も手を打たずにそのままでいたら確実に今の時代から取り残される存在になるという事を胆に銘じる必要があるのです。
人間は本来怠け者
こんなことを言ったら何ですが、人間という生き物、本来の特徴は「怠けもの」なのでしょうね。
食べるものさえ手に入って寝るところも確保されている。
このような環境が与えられたら、人間の100人中、過半数以上がそのような怠慢な暮らしに入っていってしまうかもしれませんね。
そりゃ、そうでしょう、働かずとも三度の飯と雨風防げる宿が保障されたら人間、働きませんよ。
そんな人間の集まりの社会、時期の早い・遅いはあっても間違いなく滅びるでしょうね。
人間の大脳がどうして他の動物よりも大きく出来ているのか?それは頭を使って難局を克服せよ、という意味が込められていると思うのです。
戦う武器を身体に持たない人間の最大の武器は、この頭を使った「知恵」なのですからね。
変わらないことのデメリット
次は変わらないことのデメリットについて5個紹介していきたいと思います。
成長できない
変わらないことのデメリットの最初の1つ目は「成長できない」ということです。
所詮、人間が生まれて死んでいくまでの間に出来る事はそんなに大それたことは出来ないのかもしれません。
しかし、だからと言って何もせず、ずっと石頭のままでいたらそれこそ自分の可能性を抹殺してしまった生き方になるでしょう。
何かのきっかけで人間というものは変われるのです。
変われるということは、それまでの自分から確実に「成長」できる証なのです。