言われたことしかやらない
自分から行動するのが苦手なゆとり世代は、社会に出ても指示待ちになってしまう事が少なくありません。
与えられた仕事はしっかりと出来るのですが、それが終わってしまえば次の指示を待ってしまうのです。
社会でゆとり世代が最も疎まれる大きな原因がこの指示待ち状態となって自分から行動できない事であるとも言えます。
失敗を恐れる
敷かれたレールを余裕を持って歩いてきた事で、ゆとり世代は全体的に失敗が少ない世代であると言えます。
そのため、失敗慣れをしておらず失敗してしまう事を極端に恐れる傾向にあると言えるでしょう。
失敗を引きずる
失敗慣れしていないゆとり世代は、1度失敗してしまうと「また同じ失敗をしてしまうかもしれない」「今度はもっと大きな失敗をしてしまうかもしれない」と失敗を長く引きずる傾向にあります。
失敗する事に慣れていないため、そこから立ち直る方法が分からないのです。
大人しい
あまり自己アピールをせず、自分の世界に没頭しがちなゆとり世代は大人しく内向的な人も少なくありません。
自分の仲の良い人や安心できる人となら積極的に情報などを共有したがる一方で、一線を引いた相手とは全く自分からアクションを起こそうとしない一面を持っています。
人嫌いという訳ではありませんが、自分の興味の無い相手や事柄に全くもって興味を持てない性質を持っています。
ストレス耐性がない
詰め込み学習から解放されて、自分の個性を伸ばす事をメインとしてゆったりと育てられてきたゆとり世代はストレスに晒される事が少なくストレス耐性が極端に低い事が特徴です。
精神的な面は勿論、ストレスが身体に影響を及ぼす事も珍しくありません。
またストレス耐性がない事から、ストレスの発散方法もあまりよく分からずにひたすらため込んで爆発してしまうタイプも多くいます。
叱られたくない
ストレス耐性のないゆとり世代は「叱られたくない」という思いが強く、失敗して叱られてしまう位ならば挑戦しないという傾向にあります。
また、失敗してしまってもそれによって叱られるのを恐れて自分で何とかしようとして事態を悪化させてしまう事も少なくありません。
すぐ逃げる
ストレスを感じても、それを発散させる術を知らないゆとり世代はストレスを排除する事でしか自身を守る術を思いつかず、結果として目の前のストレスから逃げるという方法をとる人が少なくありません。
会社に入社したものの1週間以内に辞めてしまう人がいるのもゆとり世代の象徴と言われているそうです。
打たれ弱い
言葉や態度をストレートに受け取る事ゆとり世代は、叱られるとそのままストレスに直結します。
「悔しさをバネに頑張る」という意識にはならずに「悔しいからもう辞めたい」とネガティブに捉えてしまうようです。
その事からゆとり世代は打たれ弱いという印象を持っている人は少なくありません。
したいこと以外はしない
自分の個性や感性を信じ切っているゆとり世代は、自分の気持ちの向くままに行動する傾向にあります。
そのため自分がしたいこと以外は指示を受けない限りやらないし、それが何らおかしい事だとも思っていません。
「皆やっているから」はゆとり世代には通用しないのです。
自主性がない
全ての事柄について「やりたいこと」「やりたくないこと」と判断するゆとり世代は、自分のやりたくないことに対して自主性がありません。
人がやっていても「自分はやりたくないからやらない」と自分は自分、人は人という考え方を強く持っている様です。
やりたくない事を強要された場合には特に言われた事しかやらず、それを経て何かを学んだり得たりする気持ちはあまりない人が多いです。
基本的に受け身
「自分はできる筈」という自己評価が高い割に失敗する事を恐れるゆとり世代は、あまり自分から発信する事はなく基本的に受け身である場合が少なくありません。
受け身になる事で恥をかいたり失敗する事を避けているのです。
そして、それを「要領の良い生き方」と勘違いしている人も多いため中々改善に至らないのです。