ご飯の時間を忘れてしまって食事を抜いてしまったり、約束していたことも忘れてしまいます。
それらのことに対して、無意識の状態になるのです。
研究者が何かに集中してしまうと、周りのことが見えなくなってしまい、まったく時間の概念を忘れてしまうのです。
学生が卒論を書き上げる時も同じようなことになります。
普段は自分のペースに合わせてゆっくりと生活していたのですが、就活も無事に終わってあとは単位を取って卒業するだけとなります。
その前に立ちはだかっているのが、卒論なのです。
図書館に入り浸って資料を集め、自宅の部屋に閉じこもって卒論を仕上げます。
わき目も振らずに卒論の資料つくりに没頭するのです。
提出期限に印を入れたカレンダーを見ながら、集中してしまうのです。
この時には、一日があっという間に過ぎてしまうように感じるものです。
時間の流れが速く感じるのです。
言い換えると、充実した日が続いているのです。
充実した毎日が続くと、時間の経過に意識が向く回数が激減するのです。
すなわち、時間に対する観念が無くなっている状態なのです。
最近では、何時間も時間を忘れてスマホに没頭している人を見かけます。
家に帰ってから、食事をした後はずっとスマホをいじっているのです。
アプリでゲームをやっているのです。
こんな人も、スマホのゲームに集中していることから、その意味では充実した時間を過ごしていると思われます。
だから、朝方までついゲームを行ってしまうのです。
時間を忘れるほどに充実した毎日を送っているとも言えるのです。
仕事かスマホか、はたまた彼女との恋愛に没頭するかは人それぞれですが、集中すると時間が経つのは速いものです。
時間は、大事に使うべきです。
時間の流れが速いと感じる人ってどんな人?
時間の流れが速いと感じる人というのは、別の見方をすれば没頭するものが存在するということでもあります。
何に没頭するかは人によって異なりますが、まずは時間を忘れるくらい集中するようなものを持っているというのが条件でしょう。
では、どんなことに集中しているのかを探ってみました。
常に新しいことに挑戦している
興味のある分野で、新しいことにチャレンジするとか、新しいことを始めてみることでも集中することができます。
年を取ってからプログラミングに挑戦したり、ゴルフを始めたり、麻雀を覚えて楽しんだりと、新しい行動に挑戦すると注意力が必要になってきます。
自然に脳が敏感になって五感が研ぎ澄まされてくるのです。
常に新しいことに挑戦していると、その瞬間瞬間に脳は速いペースで感覚や情報を処理しているからです。
時間の感覚が失われてしまうのです。
脳の中の意識には、その瞬間は時間という概念が外されてしまっているのです。
だから、常に新しいことに挑戦していれば、時間の流れは速く感じるはずです。
高校球児が、時間を忘れて素振りに没頭してしまうのも同じことです。
相手投手が攻めてくるコースや球種を想定して、その都度振り方を考えて素振りをするからです。
逆に、ただ百回素振りしろと命令されると、時間が経つのが遅く感じて速く終えたいと思い、いい加減な練習になってしまうこともあるのです。
忙しい毎日を送っている
今日は珍しいことに、三人もの来客が予定されています。
しかも、仕事が終わった後に、彼女との久しぶりの食事をすることになっていて、すでに人気のレストランを予約しているのです。