それが相対性です」とのことです。
同じ時間でも、好きな女性とデートしている時のように、楽しい時間を過ごしていると、相対的に時間は短く感じられるというわけです。
集中力が高い
集中力というと、スポーツの世界でよく語られます。
故障から一変して冬季五輪のフィギュアスケートで連覇した羽生結弦選手を思い浮かべます。
リンクに上がって滑る寸前の集中力のすごさといえば、TV画面を見ていてもヒシヒシと感じてしまうほどです。
彼だけにとどまらず、スピードスケートでの活躍した小平選手や高木選手なども、スタート寸前には競技に勝つことに集中しているようです。
滑り切ったタイムもそうですが、滑っている間の時間の流れもものすごく速かったと思います。
何かに集中している時間は、ものすごく速く進むように感じるものです。
受験生もそうです。
受験勉強に集中いている人は、あれも覚えておこうとかあれも復習しておこうとか、頭の中をフル回転させながら勉強に集中するのです。
この勉強の時間というのは、本当に速く過ぎてしまって時間が足らないと感じているはずです。
サラリーマンでも、忙しい仕事が終わってから、何人かの仲の良い仲間と一緒に行きつけの居酒屋でお酒を飲んでいると、時間の過ぎ去るのが速いのです。
気が付くと、もうこんな遅い時間になっていると慌ててしまうのです。
楽しくていろんな話に集中していると、時間の流れが速く感じるのです。
時計を見る習慣があまりない
集中力が高い時には、時間のことを忘れてしまうということと同じように、時計を見る習慣があまりない人も、時間のことを忘れてしまいがちです。
自分の部屋に時計を置いていないという人もいますが、私なんかは不安で仕方なくなることと思います。
最近では、TVや電気製品、PCやスマホにもデジタルの日時の表示が付いています。
時間に関心を持てば、いつでも見られるはずなのです。
休日に街を歩いていても、自然に時計を見つけてしまうのです。
ビルの屋上やビルのエントランス、地下街のお店の壁の掛け時計など、ついつい見つけてしまうのは私の習慣なのでしょうか。
暇な休日といえども、昼までにあれをして、ここに確認の電話やメールをして、といろいろとスケジュールがあります。
そこで、タイミングよく処理するためにも時計を見て時間を確認しておく必要があるからです。
しかし、たまに時計を見る習慣があまりない人もいます。
時間を確認するのは、自分の腹時計とお天道様(太陽のこと)の動きだけです。
「お腹がすいてきたからぼちぼちお昼だなあ!」「日が陰ってきたから夕方が近いなあ。家に帰るか!」などと、大体の時間を高精度で感じるようです。
季節によって、太陽の角度や影の長さなどで時間を感じるのです。
田舎暮らしの人にとっては、どこにでも時計がセットされていることはありません。
自分で腕時計を持ち歩くか、太陽の動きで時間を想像するしかありません。
このような生活では、時間という概念は薄れてしまっているのです。
日暮れになって、「もう一日も終わりだなあ」と時間が過ぎるのが速く感じてしまうのです。
時計を見る習慣があまりない人は、時間の感覚が無くなり、絶えず時間を気にすることもないので、気が付けばもうこんな時間と驚くのです。
時間が流れるのが速いのです。
時間の流れが速いのはどんな時なのか
誰でも時間は平等に与えられているのですが、時間の流れが速いという人と遅いという人がいることは間違いありません。
どちらかの人が、間違っているという訳でもないのです。
あなたも、時間の流れがものすごく速くて、あっという間に終わってしまって、もっと楽しみたかったと嘆いたこともあるはずです。
どうでもよい講義が始まると、速く終われと心の中で叫んだこともあるはずです。
そんな時には、時間がゆっくりと進んでいるように感じるのです。