好きな人ができると、「相手の全てを知りたい、把握したい」という気持ちになりますよね。
最初は好きだからこその興味関心なのですが、好きすぎると、知りたい気持ちもエスカレートしていきます。
その状態は、もう好きというより執着のような状態。
そうなってしまうと、自分の知らない相手がいることが嫌で、相手の全てを把握しておかなければ気が済まなくなります。
でも、付き合っているわけじゃないので、全てを知るには限界がありますよね。
このように、どうしようもないことにこだわり始めると、疲れてしまって辛くなってしまうのです。
さらに、相手を把握したいからと行動を監視し始めると、知りたくないことまで知るハメになるのも、好きすぎて辛くなる原因です。
たとえば、相手が自分以外の異性と親しげに話しているのを目撃すると、嫉妬心から辛くなりますよね。
片思いの相手のことが好きすぎると、相手を知りたい気持ちが強すぎて辛くなることもあるし、相手のことを知りすぎて辛くなることもある。
好きという気持ちが大きくなると、執着心ばかりが膨らんでいくのに自分の思い通りにならないから、辛くなるということです。
3.付き合ったとしたら…?と妄想をする
『付き合ったとしたら…?と妄想をする』のも片思い中の男女の心理です。
片思いしている相手と「できれば付き合いたい」と考えるのは男女共通ですよね。
そして、その人と付き合ったらどんな風になるのか?を妄想してしまうのも、男女共通です。
片思い中に妄想を繰り広げてしまうのは、楽しいから♪遊園地でデートしてはしゃいでるふたり。
夜景を見ながらうっとりしているふたり。
付き合ったらできること、したいことをあれこれ妄想していると、脳内で擬似体験ができて楽しいんです。
とはいえ、妄想ですから現実ではありませんよね。
頭の中では楽しくても、片思いなのが現実です。
本来は、妄想しているよりも現実を変えていかなければなりません。
でも、人は妄想してしまう…。
なぜかというと、現実逃避したいからです。
片思い中の相手と付き合いたい!愛されたい!というのが、片思い中の妄想の根源。
だけど現実には叶っていないから、理想と現実のギャップにストレスがたまってしまうんですよね。
妄想はそのストレスを癒すためにしているんです。
妄想している間は、自分の希望通りの楽しい恋愛をすることができて、相手の行動さえも自分の思いのまま。
現実で理想を叶えるにはたくさんのハードルがありますが、妄想なら瞬時に夢を叶えることができます。
だから人は妄想がやめられないのです。
片思い中の妄想も、片思いしているからこそなんですよね。
4.些細なことで喜んでしまう
片思い中は『些細なことで喜んでしまう』というのも、男女の心理です。
片思い中の相手と目が合っただけで嬉しくなったり、挨拶しただけで飛び跳ねてしまいそうになったり。
ほんの些細なことでも、喜んでしまうものです。
少しでも相手の眼中にはいりたいし、存在を認識して欲しい!そう思うのは、男女共通の心理でしょう。
だって片思いしているのですから、理想は片思いを成就させて付き合うこと。
相手に知ってもらえなければ、付き合うのなんて夢のまた夢です。
相手と両想いになるための小さな小さな一歩でも、それを踏み出せることは嬉しいことなんですよね。
もちろん、些細なことで喜んでいる段階では、単に片思いしているに過ぎません。
それでもちょっとしたことで嬉しくなってしまうのは、恋をしている証拠。
相手との些細なキッカケを探したいというのは、恋するすべての人が思う、自然な心理です。