靴は毎日職場で履きますので、素材が丈夫なものを選び、予備も含めて2足は持っておいた方が安心です。
また、足元で第一印象を決められることもあるため、毎日きちんと靴の手入れを怠らないようにしましょう。
鞄
職場に持って行く鞄は、黒や茶色などのあまり目立たない色合いのものがいいでしょう。
書類やパソコンなど、あれこれと荷物が増えることもあるため、ハンドバッグのようなサイズのものよりもA4ファイルが入るような大きさの鞄を選ぶといいでしょう。
手提げもしくはショルダータイプの鞄が一般的です。
営業のように外回りの多い仕事の場合には、たくさんの書類や資料を抱えて動き回ることが多いため、重たい荷物を入れて歩き回っても壊れにくい素材の鞄を選ぶようにしましょう。
新社会人を迎える時期は、スーツや鞄などの必要な道具を揃える際にある程度費用がかかります。
そこで出費を惜しんでしまうと直ぐに鞄や靴がダメになってしまいますので、きちんと質の良いものを選ぶようにしましょう。
名刺入れ
社会人になると、何かと名刺交換をする機会が増えます。
取引先の会社の人や、初めて出会った人など、あらゆる場面で名刺を交換することがありますので、常に名刺を持ち歩くようにしましょう。
名刺は名刺入れに入れて持ち歩きますので、社会人になるときにスーツや鞄などと一緒に揃えておきます。
名刺入れはどこでも売られており、プラスチックケースのタイプや布のタイプなどさまざまです。
名刺を取り出す際に名刺入れも相手の目に映りますので、やはりあまり派手過ぎず、落ち着いたデザインのものがいいでしょう。
名刺は職場によっては使う機会がほとんどないこともあります。
でも、もしも何かトラブルに巻き込まれた際や、自分の身分を証明しなければならなくなったときには、咄嗟に名刺を出すことで自分の身分を証明することができます。
持たないよりは持っておいた方がいいでしょう。
名刺自体は会社で刷ることもありますし、自分で名刺を用意することもあります。
腕時計
最近では携帯を腕時計代わりに使う人も多いです。
しかし、いざ仕事となると携帯をいちいち取り出せない状況もあります。
いつでも時間を確認できるように腕時計を用意しておきましょう。
腕時計は水仕事や作業場など、汚れる仕事では防水タイプのぶつけても大丈夫なものを選びましょう。
多少ごついデザインでも、動くことの多い職場であればそこまで目立つことはありません。
一方で、一般的な事務仕事の場合には邪魔にならないデザインで派手過ぎないものを。
営業や人と関わることが多い仕事の場合には、派手過ぎず、けれども多少オシャレなデザインのものを選ぶようにしましょう。
どんな時計が良いのか分からなければ、自分の職種を伝えた上で親や先生などに相談するのがおすすめです。
規則正しい生活を送っておく
学生時代には昼夜逆転生活を送っていた人も、社会人になると自分の好きな生活スタイルを送れなくなってしまいます。
社会人は基本的に朝が早いため、あまり夜更かしをしていると朝起きられなくなって、社会人1年目にして遅刻を繰り返してしまうことになります。
すると会社に迷惑をかけてしまい、最悪クビになってしまうこともありますので、今の内から規則正しい生活を送っておくようにしましょう。
朝は7時には起きるようにして、夜も0時までには就寝するように努めましょう。
社会人になるまでの期間は休みがあるため、休みだからとダラダラ過ごしてしまいがちですが、「もうじき社会人になるのだから」と気を引き締めて、きちんと規則正しい生活を送るよう意識しましょう。
クレジットカードを作る
クレジットカードは持っているとついつい使ってしまうため、リスクを避けるためにも作らない主義の人がいます。
しかし社会人になると、咄嗟の場面でクレジットカードを使う機会もあるため、持たないよりは1枚だけでも作っておいた方がいいでしょう。
例えば急な出張になり、ホテルへ宿泊するときに手持ちの現金がなければカードで支払うことができます。
急ぎで買い物をしなければならないときにも、いちいちATMや銀行でお金を下ろす時間がなければクレジットカードがあれば事足ります。
普段から使う必要はありませんが、時間がないときや咄嗟の場面ではクレジットカードがあるとかなり便利です。
社会人になる前に1枚作っておくといいでしょう。
カード会社によっては、まだ働いていない内はカードが作れないこともありますので、その場合には働き始めてから作るようにしましょう。
業務内容について予習しておく
自分がこれから勤める会社でどんなことをするのかが予め分かっている場合には、業務内容について予習しておくようにしましょう。
会社によっては勤務が始まる前に、会社の概要や仕事内容に関する書類を渡してくる場合があります。
その場合には予め書類を熟読しておくことが暗に求められています。
必ずきちんと内容を確認して、予習を怠らないようにしておきましょう。
業務内容について予習しておくと、「仕事が始まってもきっと大丈夫だ」と自分に安心感を与えることができます。
いざ仕事が始まったときにも、仕事に対する前向きな姿勢を評価してもらえる可能性があります。
もし何の事前情報ももらっていなければ、会社のHPなどを確認して、社長の名前や会社が創業して何年程度なのか、また大まかな事業内容などをきちんと頭に入れておきましょう。