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「お先に失礼します」をビジネスで使...(続き4)

「なるほど」というのは、相手の説明を受けた上で認める(評価する)ことが出来たときに出る言葉なので、立場が上の人に対して使うと「上から目線」と思われかねません。

もし、納得したときなどに「なるほど」と似たニュアンスのものを伝えたいのであれば「おっしゃる通りです」「左様でございますか」と言い換えるようにしましょう。

しっかり敬語を使う他にも上司に好かれる部下になるには?

言葉遣いは、その人の育ってきた環境や教養、人柄を表すものです。

ちょっとした言葉遣いでその人はどんな人かということがわかってしまうので気を付けたいところですが、言葉遣いにばかり気を取られてはいけません。

社会人になって会社で働く以上、敬語を使うことは当然です。

年上の人、立場が上の人には敬った言葉遣いをするのは社会人にとして特別なことではありません。

目上の人にさらに好かれるには、、その当然のこと以外にも気を遣うべきポイントがあるので、ここではそのポイントをご紹介していきたいと思います。

挨拶ができる

挨拶は社会人の常識というよりも、人と接することでの常識でもありますよね。

言葉か話せるようになってからは、どの家庭でも「おはよう」「おやすみ」などの挨拶は日常的に教えられてきたはずです。

挨拶をするのは当然で、小さい子でもできる簡単なことであると同時に、人間関係やコミュニケーションにおいてとても重要な役割を果たしているのです。

ですが、そんな簡単な挨拶すらできない(しない)という人はとても増えています。

すれ違いざまに軽く頭をペコッと下げる無言の会釈や、「お疲れっす…」「ちっす」といったような若者言葉や謎の簡略語などを挨拶とし、上司などの目上の人に使っている人もいるのです。

その上司などの心証は間違いなくいいものではありません。

そんな印象を与えないためにも、基本中の基本ですが「挨拶はしっかりすること」を心がけましょう。

積極的に仕事に取り組んでいる

社会人になり会社に所属していてお給料をもらっている以上、真面目に仕事をするのは義務です。

なかにはサボる技術を身につけてうまく手を抜いて仕事をしている人もいますが、基本的には積極的に仕事に取り組んで、一生懸命の人が上司などの目上の人から好かれます。

最初は気合が空回りしてしまうこともあるでしょうが、それも上司はわかっています。

誰でも最初のころは思うように活躍できないものです。

ですが、その一生懸命仕事に取り組んでいる姿勢はきっと評価されているはずです。

人懐っこい

仕事がデキる人というのは周りから一目置かれる存在で、会社にとっては利益になる人ですよね。

そんな人は会社から大切にされるのは当然ですが、仕事がデキる人以外にも会社の人たちから大切にされる人がいます。

それは「人懐っこい人」です。

人懐っこい人は人付き合いがとても上手で、周りの人たちに好感を持たれています。

人懐っこいことが直接会社に利益があるわけではありませんが、その世渡りの上手さや他人んお懐に入っていけるキャラはとても重宝されます。

何よりも上司などから愛されます。

人懐っこいというのも、会社の中でうまくやっていくための大切なスキルの1つなのです。

頼ってくれる

人懐っこい人は、困ったことがあるとすぐに頼ってくれます。

そんな様子を見ていると「すぐに泣きついて、困ったヤツ」と思われがちなのです。

でも、困ったことやわからないことがあるまま仕事を進められたり、大量に仕事を抱えたまま「大丈夫です」と意地を張られて納期に間に合わなかったりされるよりも、自分が「困った」「分からない」と感じたタイミングで頼ってくれるのが実は1番会社や上司的には助かるものです。

上司の反応がコワくて相談ができない、頼り方がわからないのでどう頼っていいかわからないという人は結構多いので、困ったらすぐに人に頼るというのは人懐っこい人の特権なのです。

しかし、気を付けたいのは「頼ってくれる」というのはおんぶに抱っこというわけではありません。

本気で困ったと感じているとき以外(面倒だからやってほしい、考えるのがダルいなど)は、しっかりと自分で動かないといけませんよ。

気配りができる

女性でも男性でも、周りから好かれる人は「気配りができる人」です。

もし誰かが困っていそうであれば「大丈夫ですか?」「何か手伝うことありますか?」と積極的に聞ける気遣いがあると、先輩や上司から好感を持ってもらえます。