3.様々な人に相談をする
限られた人にだけしか相談できないような内容の時には、自分が相談する相手はごく一部だけに限られるでしょう。
けれどもそうでない場合には、様々な人に相談をして、いくつかの得たアドバイスの中から自分で解決策を見つけるという方法もあります。
自分が信用できる人がもし一人だけだと、相談したいことがある時にはいつもその人にだけ相談することになります。
もちろんそれでも相手は話を聞いてくれるでしょうが、相談内容によっては相談相手にも分からないことがあるでしょう。
例えば恋愛経験の少ない友人に、恋愛に関する相談をしたとしても、経験豊富な人に比べて効果的なアドバイスをしてくれる可能性は低いでしょう。
また、IT関係の仕事の相談をした時に、相談相手がまったくITに詳しくないのなら、畑違いのことで相談したところで役に立つアドバイスを得ることはできないでしょう。
相談事一つとっても、相手によって向き不向きがあります。
単なる愚痴であればまだしも、誰かにアドバイスをしてほしいと自分が思っているのなら、相談内容に相応しい相手を選んで相談した方がいいでしょう。
また、同じ相談内容でも、相手によって返ってくるアドバイスは違います。
たくさんの人からアドバイスをもらうことができれば、その中から自分に合ったものを選択することができます。
そのため、様々な人に相談して、いろいろな答えを聞くようにしましょう。
4.信頼できる人のみに聞く
様々な人に相談することで、いろいろな意見を聞くことができます。
しかし、相談内容によってはあまり不特定多数に相談していると、悩んでいることが周りに知れ渡ってしまい、気まずくなってしまうことがあります。
また、もし周りにいる人が真剣に相談を受けてくれないようなタイプであれば、無暗やたらと誰にでも相談するのではなく、自分が信頼できる人にのみ相談しましょう。
自分が信頼している人であれば、どんなに厳しい指摘やアドバイスであっても、素直に聴き入れることができますし、また自分のことをよく知っている人だからこそ、こちらの事情に考慮したアドバイスをしてくれることもあるでしょう。
さらに自分が信頼している相手であれば、こちらが打ち明けた悩みの内容を、無暗に周りの人たちに言いふらすこともしないでしょうから、安心して相談できます。
誰にも相談できないからその人だけに聞く
元々自分のプライベートを人に話すタイプではない人の場合、悩み事があってもそれを簡単に人に相談することはできないことが多いです。
周りを信頼していないから相談できないという人もいますし、また相談することで相手に迷惑をかけるのではないかと不安になってしまう人もいるでしょう。
様々な人に相談することができないという人は、それならばせめて自分が心から信頼できる相手にのみ相談に乗ってもらうようにしましょう。
家族であれば最初から本音で話せますし、気心の知れている友人がいれば、その人に話を聞いてもらうことで悩みが解決できるかもしれません。
自分だけではどうしても解決できない場合には、勇気を出して信頼できる人に悩みを打ち明けるように一歩踏み出しましょう。
誰かに話すことで気持ちが楽になれることもありますし、自分だけでは思いつかないような解決策をアドバイスしてくれるかもしれません。
誰にも相談できないままだと、いつまで経っても悩み事を解決することはできませんので、自分のためにも信頼できる人を頼りましょう。
5.SNSで相談をする
SNSをやっている人の多くは、本名や自分の素性を隠しています。
匿名でもやれるのがSNSの大きな利点ですので、本当の自分を偽ったり、隠したりした状態のままでもたくさんの友人を作ることができます。
お互いに詳しい素性を知らない間柄だからこそ、場合によっては好き放題本音で言い合うことができますし、誰に遠慮することもなく自分の意見を主張することもできるでしょう。
もし自分に悩み事があって、悩み相談をしたいけれども周りの人たちには言えないのなら、匿名性を活かしてSNSで自分の悩み事を周りの人たちに打ち明けるという方法もあります。
不特定多数の、本名も知らない人たちに相談するのは不安に感じるかもしれませんが、素性を隠しているからこそ自分も本音で相談することができます。
また、相談に乗る方も、匿名性が高いからこそストレートに自分の意見をアドバイスとして告げることができるでしょう。
いろいろな人が見るので意見をくれる
SNSに悩み事を相談すれば、それは直ぐに不特定多数の大勢の人の目にさらされます。
「いいね」やリツイートなどの機能を用いれば、自分のフォロワーからさらに悩み事が世界中に拡散されていきますので、まったく知りもしない人からアドバイスのメールが届くといったこともあります。
SNSを用いることで、自分の悩み事をたくさんの人たちが目にしますので、それだけいろいろな意見をもらうことができます。
有益な情報や、体験談などの貴重な話も聞けるかもしれません。
もちろんネットでは匿名性が高いため、アドバイスをくれる人が真実を話しているのかは疑わしい部分もあります。
しかし真実か嘘かに限らず、そうしたアドバイスによって自分が少しでも解決の糸口を見つけられるのであれば、アドバイスの信憑性はそこまで重要視されないでしょう。