丁寧に書くにはそれなりの時間もかかるので、受け取った相手には喜びと感謝の気持ちが湧いてくるでしょう。
このように、文字さえも丁寧に扱うことで、相手に良い印象を残すことができるのが丁寧な人なのです。
4.手先が器用
丁寧な人の特徴と行動4つ目は、『手先が器用』なことです。
手先が器用な人は、細かい作業を上手くこなせたり、手際よく作業ができたりしますよね。
この手先の器用さは、その人が生まれ持った性質でもありますが、丁寧さがあるからこそ手先が器用でもあるのです。
というのも、手先が器用な人の特徴として、作業が丁寧なことが挙げられるからです。
丁寧な人は、与えられた仕事を完璧にやり遂げようとします。
そのため、妥協したり、雑に作業したりはしません。
それがたとえみんなが嫌がる細かな作業だとしても、丁寧に取り組もうとします。
また、今までに経験のない仕事でも、持ち前の器用さと丁寧さで、すぐにこなせるようになるのも丁寧な人です。
このように、丁寧な人は細かい作業でも慣れない作業でも、素早く器用に丁寧な仕事をするので、周囲からの信頼も厚く、頼りにされる存在になれるのです。
細かなところまできちんと作業する
丁寧な人は手先が器用なこともあって、細かなところまできちんと作業します。
それが厚い信頼にも繋がっていくのですが、もちろんこれは、手先が器用なだけでできることではありません。
器用な人にも得意不得意はあり、好き嫌いによって仕事を選り好みするようでは、丁寧な人にはなれないのです。
また、手先が器用でも、面倒くさがって妥協したり、作業を雑にしたりする人もいます。
手先が器用なことと、丁寧なことは、似ているようで同じではありません。
丁寧な人は好き嫌いをせず、何事に対しても真摯に、丁寧に取り組みます。
だから器用さも活かされ、多くの人から高い評価を得ることができているのです。
5.時間厳守
丁寧な人の特徴と行動5つ目は、『時間厳守』なことです。
丁寧な人が、周囲の人に「丁寧な人だな」という印象を与えるのは、きちんと時間を守るところにもあります。
なぜなら、きちんと時間を守る人は行動にも余裕があるということだし、時間の大切さや約束の重要性をわきまえているからです。
時間厳守が徹底されている人は、いつも余裕を持った行動をしています。
早め早めの行動をしているから、時間ギリギリになって慌てることも、もちろん遅刻して駆け込んでくるようなこともありません。
その余裕が、とても落ち着いていて丁寧な印象を与えるのです。
また、こうして時間厳守を心がけている人というのは、時間を丁寧に扱う人でもありますよね。
時間の大切さを分かっているから、自分の時間も、相手の時間も無駄にしません。
約束の時間に遅れることがないのも、相手に丁寧な対応を心がけているからです。
それはやはり、人付き合いを大切にしているからでしょう。
遅れないよう早めを心がける
丁寧な人は時間の大切さ、約束の大切さ、そして守るべき時間には必ず相手がいるということを分かっているから、遅れないよう早めの行動を心がけています。
そうして丁寧に信用を築いていくところもまた、丁寧な人という印象を植え付けるのです。
先ほど、一流の人ほど筆まめであることをお話ししましたが、時間厳守も同じです。
一流の人ほど人との約束を大切にし、時間をきちんと守るそうです。
時間を守るだけではなく、時間に余裕を持った行動をし、約束時間よりも必ず早めに到着しているのが一流の人なのだそう。
時間厳守は社会人として、人としての信用を得るためにとても大切なことです。
一流の人が一流である所以は、こうした丁寧さにもあるということですよね。
もちろん丁寧な人も、時間を厳守するなど、基本的なことを丁寧にこなすから、信頼されているということです。