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帰りたいけど帰れないときの切り出す...(続き3)

本当に体調が悪いわけでなくても、時々顔をしかめたり、ちょっとお腹をさすったりする仕草をしておけば、それを見た人から「体調でも悪い?」と声をかけられたり、何となく不調そうなことを察してくれたりするでしょう。

嘘をついて周りに心配をかけるのは多少心苦しいかもしれませんが、この方法ならばかなりの高確率で先に帰らせてくれることでしょう。

それらしく振舞っておけば周りが体調不良を察してくれることもありますが、何かの会話の流れで「実は今日、あまり体調がよくないんだよね。」と一言伝えておけば確実でしょう。

ただし、あまりに体調不良アピールがあからさまになると、かえってわざとらしく思われたり、「自己アピールの激しい人」と思われてしまったりします。

一度体調が悪そうな素振りを誰かに見せたなら、それ以降はあまり自らアピールしないように気を付けましょう。

これで帰してくれない人はいない

恋人や家族、友達に呼ばれたからという理由では、人によってはなかなか帰してくれないこともあります。

「そんなの後でもいいだろう」「少しくらい遅れても大丈夫だって」など、根拠もなしに無責任に引き止めようとする人も少なくないでしょう。

また、引き止める人が酔っぱらっているのなら、よりしつこく引き止めてくることがあるため、言い訳をして帰るのにも一苦労です。

しかし体調不良であれば、「今この場にいるのも辛い」という状態を誰でも簡単に察することができますので、引き止めるどころかむしろできるだけ早く帰るようにと促してくれることでしょう。

万が一体調不良でも帰してくれないことがあれば、周りの人たちの同情を仰いで第三者の誰かに「○○さんはもう帰した方がいいよ」と口添えをしてもらいましょう。

7.1つ1つの終わりが勝負

帰るタイミングを切り出すには、1つ1つの区切りや、終わり時が勝負です。

飲み会ならば一次会が済んだ後、次の場所へと移動するタイミングで帰ることを告げればすんなりと帰りやすくなります。

例え口火を切ったのが自分でも、同じような考えの人は少なからずいるでしょうから、その場で数人帰ることになり、自分だけが気まずい思いをせずに済むこともあるでしょう。

また、何かの打ち合わせや話し合いの場合には、最も重要とされるメインの話し合いが済み、一旦休憩する流れになった時や、その場の緊張感が解けた時が勝負です。

そのタイミングで上手く手を挙げて帰りたいと意志を表わすことができれば、その後のダラダラとしたおしゃべりに付き合わされずに済むでしょう。

遊んでいるときもお店を出るときを狙う

何人かで遊んでいるときには、場所を移動する際や、お店を出るタイミングで帰る意志を伝えるのが効果的です。

皆が楽しく遊んでいる最中に帰ることを伝えると、その場の空気が白けてしまったり、または「この場にいたくないのか」と周りの人に誤解を与えてしまったりするかもしれません。

しかし、その場では楽しく一緒に遊び、店を出るタイミングで帰ることを伝えるのなら、周りも残念には思っても悪い気分にはならないでしょう。

今いるお店から別のお店へと向かう時や、次の場所へと移動するタイミングで、皆が歩き出す直前に「用事があるから自分はここで帰るね。」とスマートに告げられれば、周りもすんなりと納得してくれることが多いでしょう。

謝ることも大事

集まりや飲み会を途中で切り上げて帰る時には、必ず一言その場にいる人たちへと謝罪をしましょう。

特定の人たちで集まって打ち合わせをしていた場合には、「最後まで参加できずにすみません。ここで失礼します。」と途中退席をする非礼をお詫びします。

そうすることで周囲の不満を和らげることができますし、きちんと謝罪をしてからその場を下がることで、礼儀の備わった人間だという認識を周りに与えることもできるでしょう。

また、飲み会や遊びのような場合には、堅苦しい謝罪は必要ありませんが、一言「本当にごめんね、またぜひ一緒に遊ぼうね!」などと、謝罪の言葉と共に次回への希望を持たせましょう。

それが単なる社交辞令であったとしても、ただ謝って終わらせるよりかは、前向きで明るい気持ちでその場を去った方が、場の雰囲気もそこまで盛り下がることがなくて済みます。

たった一言だけでも謝るようにしておくことで、その場の人たちとの人間関係が壊れずに済みますので、途中で帰る場合には必ず「ごめんね」と言うようにしましょう。

タイミングを図る

どこで帰ることを告げるのか、タイミングをしっかりと図ることが大切です。

真剣な話の最中に「そろそろ・・」と言って席を立つのは、周りの緊張感を削いでしまうことになりますし、場合によってはその場の空気が悪くなってしまうこともあります。

そのため、大事な打ち合わせの時に途中で帰るのなら、予め途中で帰ることとその時間をきちんと周りの人たちに伝えておきましょう。

事情を周りの人たちも分かっているのなら、タイミングが多少合わなくても納得してくれることでしょう。

また、遊びや飲み会の場合でも、皆が盛り上がっている時にわざわざ帰ると告げて、場の雰囲気を盛り下げてしまわないように、しっかりとタイミングを図ることが大切です。

店を出るタイミングや、移動するタイミングですかさず言えるように伺っておきましょう。

8.夜なら、「明日も朝早いから」とさりげなく伝える

集まりや飲み会は、大抵夜に行われます。

そのため、時間帯が夜であれば「明日も朝早いから」という言い訳でも十分に通るでしょう。

ただし同じ会社の面子と飲んでいる場合には、「そんなの自分たちだって同じだから。」と強引にその後も付き合わされてしまうことがあります。