「みんなは自分のことをどんな風に思っているんだろう」と考えるのは普通です。
きっと人は誰でも他人からの評価を多少は気にするものです。
でも、それをいつもどんなときも気にしていて、自分の本当の気持ちや本当のやりたいことよりも、人からの反応で決めてしまう、という人もいます。
「人からどう思われるか」ということを考えることは、自分を向上させていくのに役立つことです。
ですが、それ以上に、自分という人間を自分でコントロールできなくなるほど、人の目が気になってそれにばかり気を取られていると、自分が自分であることが難しくなることもあります。
人から良く思われているときはいいのですが、「嫌われたらどうしよう」とか自分の言動が「これで正しかったのかな」ということが気になってしまい、何をするのにもビクビクしているような状態になるでしょう。
人の顔色をうかがってばかりということは、自分に自信がなく、人から何か否定されたり、怒られたりすることをとても怖がっているのです。
4. 本心に逆らって他人に合わせようとする
人から良く思われたいという気持ちが強い人は、自分の本心を無視してまでも他人に合わせようとします。
人から嫌われたり、人との摩擦を感じることにとても耐えられないのです。
そのような人は、自分の本音が相手と違った場合でも、それを隠して相手の意見に同意します。
そのため、あまり自分の意志を持たない人と思われてしまうことも多いですが、本当は言えないだけということも多いのです。
特に、過去に学校などで仲間外れにされた経験のある人は、人と違うことや周りから自分だけ浮いてしまうことをとても怖く思うことがあります。
本当の自分の気持ちが言えないまま、周りの人にただ合わせているということがあるのです。
5. すぐマイナスに受け止める
なんでもマイナスに受け止める人もいます。
人が本当は励ましのつもりで言った発言も、自分への批判として受け取る人もいますよね。
例えば、会社で「きみと同期で入ってきた○○くん、~達成したみたいだよ」と言われたとします。
その一言に対して、「なんでそんなこと自分に言うんだ。どうせ私ができないことを知って馬鹿にしているんでしょ?私には○○さんみたいな能力なんてありませんよ・・・。私なんて無能なんだ、ダメ人間だ」と考えてしまうのです。
これは極端な例ですが、このようにすべてを自分への批判やマイナスとして捉えることがあるのです。
さらに、今までやったことのない仕事のオファーが入った時にも、「そんな仕事、自分には絶対に無理!もうやだ、死にたい・・・」と思ってしまう人と、「難しそうだけど、これは自分のスキルを上げるチャンスかも!」と思う人がいます。
同じ状況や問題に直面した時の反応の仕方は、その人それぞれの性格で決まります。
マイナスに受け止めてしまう人は、最初から否定したり恐れたりする傾向にあります。
普段の思考パターンがマイナスだと、恋人に対しても疑いの気持ちが強かったり、相手の言動の動機を悪くとってしまうことが多いでしょう。
6. なかなか人を信用できない
豆腐メンタルな人は、他人を信用することを難しく思います。
恋人に対しても、ちょっと夜の帰りが遅いだけで不安でいっぱいになって、相手を根拠もないのに攻めてしまうこともあるかもしれません。
恋人は浮気なんて全くしていないのに、自分の電話にすぐに出てくれなかったから浮気をしていると決めつけてしまうこともあるでしょう。
親切な行動に対しても「何か裏があるんじゃないか」と疑ってしまったりするかもしれません。
それは、自分に自信がなかったり、過去のトラウマが原因になっていたりすることもあります。
友人や恋人など他人をなかなか信用できなくて悩んでいる人は、もしかしたら過去に信頼していた人から悪口を言われていた、とか、裏切られた経験があるのかもしれませんね。
そのため、自分でも自分を信用できないので他人はもっと信用できない、ということがあるのかもしれません。
いずれにしても、他人を信用できない人はいつも不安でいっぱいだったり、自己嫌悪を感じていることがあり、精神的に不安定になりやすいのです。
7. 店員に話しかけられるのが苦手
豆腐メンタルな人に多いのが、お店などで店員さんに話しかけられるのが苦手なタイプです。