豆腐メンタルな人は、褒められたことが少なく自尊心がない傾向にあります。
「自分はダメだ」という気持ちが強く、自分で自分を認めてあげることもできません。
自分に自信が持てないと、様々な困難に立ち向かう勇気や新しいことに挑戦する勇気、意欲というものをもてなかったりします。
親の喜ぶ顔がみたくて、褒められたくていくら努力しても、親にはそれが当然のようにしか扱ってもらえないと、何かを成し遂げた他人に対しても、それが当然のようにしか思えなくなってしまうこともあります。
さらに、褒めてほしい、認めてほしいという承認欲求が小さい頃から満たされて来なかった人は、不安になりやすかったり、誰かに依存しやすかったりするようです。
そして、褒められずに育った人は問題があるとものすごく落ち込みやすく、例え誰かが褒めてくれても何か魂胆があるんじゃないかと疑ってしまうのです。
17. 出来るだけ外出したくない
豆腐メンタルな人は、人の反応や人との関わりにとても精神を消耗してしまうため、ちょっとした外出でも負担に感じてしまうことがあります。
外出すれば、人間に会います。
他人だとしても、その”人”という存在にとても疲れてしまうのです。
よく、「家の中に閉じこもっていては気分がもっと落ち込むから外出したほうがいいんじゃない」とアドバイスする人がいますが、そのようなアドバイス自体がかなりの負担と苦痛をもたらしています。
普段は健康な人も、精神的に疲れていたりすると誰とも会いたくない、と思いますよね?
それと同じで、メンタルが弱ってる豆腐メンタルな人は、外出もできるだけ避けて、引きこもりたくなるのです。
18. すぐ他人と自分を比べる
豆腐メンタルな人は、すぐに他人と自分を比べてしまいます。
わたしたちは小さいころから誰かと比較されて生きています。
兄弟だったり、友だちだったり、同僚だったり、比較対象はずっと存在するし、周りも比較していることも多いのです。
でも、比較すると多くの場合自分のメリットにはならないことが多く、比較することで自分に自信をなくして落ち込んだり、あるいは自分を過大評価するかのどちらかです。
過大評価してもすぐに現実を突きつけられたり、自分よりもっとすごい人が現れるので、その自信は崩れ去ります。
そのため、すぐに自分を人と比べる人の自尊心はとてももろいものです。
「あの人はすごいな~」「あの人はかわいいな・かっこいいな」と思ったら、そこから「比べて自分なんて・・・」と考えると落ち込んでしまいます。
自分の良さやアピールポイントをしっかりと認めていることや、「すごいな!」で終わらせて自分に当てはめないというのが大事です。
19. 開き直ることができない
豆腐メンタルな人は、なかなか開き直ることができません。
真面目な人ほどできないことなのですが、人生”開き直ること”も大事です。
開き直るとは、責任を放棄するということではありませんが、それでも「できないことはできない」と認めて、自分を解放してあげることです。
そうすることで、人からの協力を求めたり、自分に完璧を求めなくなるので、精神的に追い込まずにすみます。
そもそも豆腐メンタルとは?
そもそもこの「豆腐メンタル」を一言で定義すると、一体どんな意味になるのでしょうか?
ちょっと辞書などで調べてみると、こんな風に説明されています。
「精神面が非常に弱い状態」、「精神面が豆腐のように柔らかく崩れやすい状態」、「豆腐のように極端に精神面がもろいこと」などです。
豆腐メンタルという言葉の発祥
お豆腐はちょっとでも圧力を加えたり、ちょっと乱暴に扱えばすぐに壊れてしまったり、崩れてしまうので、丁寧に扱う必要のある食品ですよね。
精神面が豆腐のようにもろくて崩れやすい、ということをとても分かりやすく表現されていますよね。
それにしても、「豆腐メンタル」はどのような経緯で一般的にも使われるようになっていったのでしょうか?
有力な一説によりますと、この言葉はなんと大人気アニメ「遊戯王デュエルモンスターズ」の登場人物である闇遊戯からきているようです。