最近はコミュ障という言葉は聞かれたり、対人恐怖症気味という自覚症状を持っている人も多いです。
それはなぜかと言うと、それほどに人と接することを苦手としている人が多いからです。
色々な国があるので一概には言えないけれど、日本はその傾向は非常に顕著なのではないのでしょうか。
やはり日本は礼儀に非常に厳しいところがあります。
色々な掲示板を見ていると、少々のルール違反でこれでもかというほどに反論のレスが溢れかえるところを見ると、いかに日本人が正義を重んじていて厳しいかということがうかがえます。
それゆえに、人と接するのが苦手と思う人も多いのでしょう。
では、人と接するのが辛いとか苦手と感じている人は、どのようなところでそのように感じているのでしょうか。
また、その「人と接するのが辛い」という気持ちを克服することはできるのでしょうか。
今回はそのことについて取り上げていきます。
人と接するのが辛い人は実は怖いと感じている?
よく人と接するのが辛い人は、人嫌いということを自分で言ったりもします。
ですが、本当に人が嫌いだと思っている人は一握りなのではないのでしょうか?
大半の人は、辛いとか嫌いというより、怖いと感じている人は多いです。
その原因は非常に様々ありますが、大抵は過去に人と接しようとしてうまくいかなかったという経験がそうさせている可能性もあります。
ですので、その恐怖心を克服すれば人と接するのは楽しいものになる可能性も非常に高いです。
著者自身もそのような傾向はあります。
人嫌いだと思っていた時期もありました。
ですが、40歳近くなってみると、決して人が嫌いだというわけではなく、どちらかというと人と接することで何か失敗をすることを恐れていると心理があるということがわかりました。
ですので、基本的に人と接するのは嫌いではないのです。
人と接することで、何か失敗することの方を恐れているのです。
大半の人はそのような傾向があるのではないのでしょうか。
人と接するのが辛い人の7個の原因
では、このように人と接するのが怖いと感じてしまうのは、どのような原因があるのでしょうか?
なぜ、そのように感じてしまうのかという深層心理についていろいろと見ていきましょう。
1.どう思われているのか不安
大半はどのように思われているのかという不安が、そうさせている可能性が高いです。
人の心というのは見えないところがあります。
そこで表情などを読み取ることによって、相手の気持ちを察知しようとすると言う傾向が高いです。
それですんなりと行く人もいますが、中にはこの「人の気持ちを察して適切な行動をする」事が苦手な人もいます。
何を隠そう、著者自身もそのような傾向にあります。
そのような傾向がある人は、どのように思われているかという不安は非常に大きいものがあります。
もちろんそのような傾向がない人であっても、意外に「この人は親友だと思っていたけれど実は嫌われていた」というような経験をしたことがあるという人もいるでしょう。
やはり人の表情で何かを察するというのが得意な人であっても、苦手な人であっても、どのように思われているかという不安があると、うまく人と接することが出来なかったりしてもぎこちないところがあったりします。
相手を怒らせたいりしないのか不安になる
やはり、なぜそのような不安になるのかというのを掘り下げて考えていくと、やはり相手を怒らせないかどうかという不安に尽きるのではないのでしょうか。
人は基本的に人に嫌われることを恐れています。
よく「人に嫌われても構わない」という発言をする人がいますね。
確かに、本心からそのように思っていることもあるかもしれません。
ですが、大抵は強がりである可能性が高いです。