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感覚が鋭い人の6つの特徴。向いてい...(続き4)

先ほども触れましたように精神を集中させていない事にはせっかくの鋭い感覚も宝の持ち腐れになってしまうかも分からないからです。

それを自分がはしゃいだりしゃしゃり出たりした行動を取っていたら、相手の気持ちや思いを機敏に察知することが難しくなってしまいます。

こんなことでは感覚を鋭くして相手の気持ちを読み取る事は出来なくなってしまうでしょう。

だから感覚鋭い人は、いつも物静かに控えめにしているのです。

じっとすることで五感の全てを全開にして少しでも相手におかしなところや異変があったなら即座に対応できるようにしているのです。

控えめにして自分を表に出さないのは決してネクラだとか自分に自信がないからだとか、ではないのですよ。

自信がない人も多い

しかしながら控えめな行動を取る人、全てが「感覚が鋭い人」と断定するわけにもいかないでしょう。

それは自分の自信のなさを隠すための一種の「隠れ蓑」にしている人もいるからです。

何事にも自信のない人が人前で出しゃばって目立つ行為をやっていたらどうでしょう?

恐らくそういった人は何かの役職や係に真っ先に抜擢されてしまうかも分かりません。

それも人がやりたがらない面倒な事を、です。

だからなるべく目立たないように大人しく控えめにしておく方が何かと都合がよくなる、という訳ですね。

ちょっとずるい考え方かも分かりませんが、これも自分を守るための一つの方法。

致し方ないでしょう。

6.感情が豊か

感覚が鋭い人の特徴の最後の6つ目は「感情が豊か」です。

感覚というものは「五感」が研ぎ澄まされたものなのです。

「笑い」「怒り」「喜び」「悲しみ」といった人間の持つ感情表現が豊かであればあるほど、その人の感覚も研ぎ澄まされていく、という事になります。

これらの「五感」を鍛えないと「鋭い感覚」というものは育成できないでしょう。

何をすれば喜んで、何をすれば怒るのか。

こういったごく当たり前の事を人一倍敏感になって、それに対処できる行動力が備わって初めて「感覚の鋭い人」になっていけるのです。

毎日を自堕落に生きていては、このような感情を期待することは難しいでしょう。

感覚が鋭い人が向いている職業8選!こんなものに向いている?

ここからは感覚が鋭い人に向いている職業をご紹介していきます。

1.カウンセラー

感覚が鋭い人が向いている職業の最初の1つ目は「カウンセラー」です。

カウンセラーという職業は、非常に忍耐力と高い包容力が求められます。

そして何より患者の一字一句を聞き逃さない優れた「感性」「感覚」が求められます。

カウンセラーという職業は患者の悩みや困りごとをその患者の言葉から聞き取って正しく理解しなければいけない、非常に繊細な神経を要求される仕事です。

そして聞く時の姿勢も問われます。

穏やかで相手に安心感を与える容姿・容貌でないと患者は安心して自分の悩みを告白できないでしょう。

カウンセラーには相手の問題を解決できるだけの高い知性と教養が求められると同時に、相手を安心させ信用させる事が出来る細やかな神経の持ち主でもなければいけないのです。

2.管理職

感覚が鋭い人が向いている職業の2つ目は「管理職」です。

いわゆる「課長」「部長」といった肩書の方々です。

管理職の役割は人を動かして利益を上げる事。

自らが兵隊のようになって動いていたら何のために管理職に昇進させてもらったのか、本末転倒になってしまうでしょう。

そもそも管理職という役割は、広く自分の受け持った部署やチームを管理し、そこに在籍する人材を効果的かつ有効に使い、効率のいい仕事を行って利益を出す責任者です。

よって管理職の人間が目を光らせて見ておかなければいけないのは、部署を構成する部下たちのやる気やモチベーションが降下していないか、どうかです。