CoCoSiA(ココシア)

感覚が鋭い人の6つの特徴。向いてい...(続き5)

もし、何らかの理由で部署の士気が上がっていないのなら、あらゆる手段を使ってでも皆が共通の目標に向かって進めるよう修正しなければなりません。

そのためにも管理職は、五感を使い、鋭い感覚をますます研ぎ澄ませて部下たちの働き具合、動き方に目を光らせるのです。

この要素が欠ける管理職は、「管理職失格」と言われても仕方ないでしょう。

士気の上がらない部下にやみくもに「頑張れ!」「働け!」と言っていても何の効果も生まないからです。

部下の士気が上がらないのはどうしてだろう?自分の仕事の進め方では今の状況に沿わないのか?などの疑問を提起して早期に解決する力を持たないと管理職というポジションはとても務まりません。

そのため、管理職には優れた感覚が必要になってきます。

3.学校の先生

感覚が鋭い人が向いている職業の3つ目は「学校の先生」です。

学校の先生は大変な職業ですね。

昔と違って教師を取り巻く環境が大きく変化しました。

かつての「聖職者」といった面影は今や全くありません。

本来の教鞭をとる仕事以外の部分が大きく増加してしまったからです。

雑務が増えとても時間の余裕があるとは言えません。

ましてクラスの担任ともなれば負担は大幅に増します。

今や向き合うのは目の前の生徒だけではありません。

親御さんも教育の現場に口出ししてくる時代です。

ちょっとした言い過ぎ、指導のやり過ぎが問題化され学校やPTAに怒鳴り込んでくる親が増えました。

また今までならば考えられないような事案で文句を言ってくる俗に言う「モンスターペアレント」もいます。

かつてのように教室で学問を教えるだけのイメージではないのが、今の学校の先生の実態なのです。

だから今の学校の先生たちにも求められるのが「鋭い感覚」です。

子供たちが何を求め何を訴えているのか、親身になって子供目線で考えられる視点が必要になってきます。

4.接客業

感覚が鋭い人が向いている職業の4つ目は「接客業」です。

接客ほど鋭い感覚が要求される仕事はないでしょう。

ちょっと言葉遣いを間違えたり接客中の言動におかしな点があったりしたらたちどころにその会社の本部にクレームが入ることもあります。

ちゃんとできて当たり前で、むしろそれ以上のものを接客に求めている部分もあります。

ちょっとした欲しいものは今やネットで気軽に購入できる時代です。

実店舗が生き残るためにも接客に求められる要素は今後ますます、重要性を増す事でしょう。

そもそもお客様は店舗に何を求めていらっしゃるのか?ただ単に買い物だけ済ませればそれでいいのか?そこの部分をよく考えて店舗側の人間は行動しなければなりません。

先にも申しました通り、日常生活に必要なものは大抵、ネットで買える時代です。

相手の顔を見ず声もかけない形で買い物は済ます事が出来ます。

便利と言えば便利なのでしょう。

しかし、人間の本質的な欲求はこの程度では満足されないのです。

だから今だに実店舗には大勢のお客様がいらっしゃいます。

時には何時間も並んでそのお店に行こうとします。

これは一体何なのでしょうか?

それは「感動」というものをお店で味わいたいからではないでしょうか?

清掃のよく行き届いたお店、素敵な笑顔で最高のおもてなしをしてくれるお店。

これらの要素を求めて人はわざわざ実店舗に向かうのです。

だから期待外れの接客をされるとお客は怒りクレームになるのです。