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能力が低い人の5個の特徴と変わる方法(続き2)

一方、仕事ができる能力が高い人と言われる人は、「これお願い!」「あっちもやっておいて!」と指示が入ったとき、頭の中で「今は何をすべきか?」と優先順位を即座に整理&把握することができるのです。

「まずはこっちの作業を○分で終わらせて上司に確認して貰っている内に、さっき頼まれたことを進めておいて…」と効率的な作業の進め方を逐一考えながら仕事に取り組むので、仕事をこなすのも早いと言えます。

例え仕事をこなす能力が同じでも、効率や要領が良いと結果にも差が出るものなのです。

ちなみに、優先順位を見極めるには“重要性”と“緊急性”をで区別することが大切になります。

どちらも兼ね備えている仕事は最優先し、次に緊急性が求められる仕事をこなす。

重要性が高い仕事は緊急性が低いことが多いので今すぐにやらないくても大丈夫…と言った感じで順番をつけていくのです。

もちろん、自身の作業ペースによっても作業の進め方は変わってくると思うので、自分が一番効率的にこなせる順番を組み立てる必要がありますね。

・集中力を身につけて無駄をなくす
能力が低い人は集中力が散漫になっている傾向が見られます。

あちこちに意識が飛んでしまうと作業ペースも落ちてしまうもの。

逆に目の前のことに集中できる人は、作業の進みも早いですしパフォーマンスも高いです。

また、集中力の高い人は作業に無駄がなく、必要なものと不要なものを頭の中で瞬時に分けて意識的に無駄なものを削ぎ落しているのです。

集中力がない自覚があるなら、(数分でも数十分だけでも良いので)短い時間で目の前の事に集中する練習をしてみましょう。

短時間の集中に慣れてきたら徐々に時間を延ばしてみて下さいね。

それから、仕事や勉強をしている時は余計なもの(テレビ・携帯・ラジオ・音楽など)を排除したり、気が散って仕方がないときは考えていることを全て紙に書き出し頭の中をスッキリさせるのも効果的ですよ。

・能力が低い原因を客観的な視点で考えてみる
能力が低い原因が分かっていない人も多いと思います。

「原因が分かれば苦労しない…」という声も聞こえてきそうですが、そもそも「能力を高めたい…」という事ばかりに気を取られて、原因を本気で考えていない人も少ないのでは…?
改善するにも、原因が分からなければ自分に合った方法も見つかりません。

なので、能力が低い原因を客観的な視点で考えてみるのも対処法の1つと言えるでしょう。

大事なのは“客観的な視点”で自分を見つめ直すということです。

もし自分の様な人間が傍にいたら、その人のどんなところに「能力が低い」と感じるか、よく考えてみて下さい。

自分の事を客観的に、というのは少し難しいかもしれないので、自分で考えても答えが出ないときは周りの人(ズバッと言ってくれる人が好ましい)にアドバイスを求めてみても良いでしょう。

後で“能力が低い人が変わる方法”もご紹介するので、そちらもぜひチェックしてみて下さいね。

普通の人より高い能力を持つこともできる?


「能力の低さを改善したい!」という強い思いを持ち本気で努力することができれば、普通の人より高い能力を持つことも可能でしょう。

ただし、普通のより高いレベルに到達するには、(人にもよりますが)たった数年努力しただけでは難しいですし、本気で努力し続けたからといって能力が低い人みんながそのレベルに辿り着ける訳ではありません。

高い目標を持つことは決して悪いことではありませんが、身の丈の合わない高過ぎる目標を持つのは危険です。

目標に近付けた実感がないと途中で心が折れてしまう恐れもあります。

そもそも、能力が低い状態から普通レベルに上がること自体ものすごいことだというのを忘れない下さい。

なので、最初から「普通の人より高いレベルを目指す!」と無茶な目標を立てるのではなく、少しずつレベルを上げていき最終的に「普通の人と同じくらいのレベル」を目指すのが長く努力し続けるコツと言えるでしょう。

普通の人以上を目指すのは、普通の人レベルに到達してからの方が良いかもしれませんね。

どちらにせよ、相応の覚悟をもって取り組まなければならないということは覚えておいて下さい。

能力が高い人が羨ましいと思いますよね

能力が低いことで悩んでいる人にとって、能力が高い人は羨望の対象でしょう。

能力が高い人を見ると思わず、「あの人(=能力が高い人)と比べ、どうして自分はこんなに能力が低いのか…」と何度も自問してしまう人もいるかもしれませんね。

では、能力の差とは一体何なのでしょうか?

「生まれつき差があるんじゃないの?」と思っている人もいるかもしれませんが、実はそうではないのです。

能力は、経験・知識・得意&不得意・取り組み方(努力)の4つで差が出てくるのだと言われています。

そして、その4つができていない、あるいはどれかが極端に欠けていると、能力が低い人になってしまう訳ですね。