基本的に消極的な行動が多い
ネガティブな人間というのは行動が消極的になってしまいます。
ですから逆境が訪れた時に事態を打開するのが非常に難しくなってしまいます。
行動をしないことには現状を打開することなどできないということは、頭の中ではわかっているのですが、これをしても意味がないんじゃないかとか、恥をかいたらどうしようとか否定的なことばかり考えて結局何もせず家にひきこもってしまうという人間はたくさんいます。
特に頭でよく考えるタイプの人が陥りやすく、やはりネガティブ思考に凝り固まってしまう結果でしょう。
逆に何も考えてないようなタイプのほうが、開き直って行動に思い切って出れたりするのです。
2.直ぐに諦めてしまう
逆境に強い人が粘り強いというのは上記で述べた通りですが、逆境に弱いという人はこれの真逆の傾向があります。
つまり直ぐに諦めてしまうのです。
何事も諦めてしまったらそこでゲームオーバーです。
その先には何も生まれることはなく、敗北を受け入れたということになります。
世の人々の多くは、自分に逆境が来た時に粘ることができずに、夢や目標を諦めてしまいます。
諦めずに目標を達成するのがほんのわずかな人しかいないということです。
すぐに諦めてしまう人は、たくさんの失敗や挫折のその先に成功という果実があることを知らないのです。
一度でも大きな成功を味わったことのある人間というのは、逆境が訪れたことの意味をよく理解しています。
逆境を越えたその先に大きな成功が待っていることをよく分かっているから、すぐに諦めるようなことはありませんし、つらい状況に追い込まれても粘り強く戦うことができるのです。
自分には無理だと諦める
直ぐに諦めてしまう人は、「自分にはこんなことをやり遂げるのは無理ではないだろうか」と思います。
それをできないことの言い訳にしているのです。
では自分には無理で、他人にはできるということでしょうか?それは違うと思います。
人間の能力にそれほどの差なんてありません。
あるのは諦めず粘れるかどうかというだけではないかと思います。
自分には無理と思った瞬間、もうそれを達成することは決してできないでしょう。
どんな事も投げ出す
逆境に立ち向けうことができない、すぐに諦めてしまう人というのは、普段の日常生活においても多くのことをちゃんとできていない傾向があります。
例えば部屋の掃除ひとつをとってみても、常に散らかし放題でいつか掃除をしなければと思いつつも行動に移すことができなかったり、健康のためにと始めた運動も3日もしないうちに投げだしてしまいます。
そういった普段の小さいことが続かない、できないということも逆境に対する弱さの原因となているのです。
3.否定的
逆境に陥った時というのはなかなか物事を肯定的に考えるのが難しくなるというのは理解できますが、否定的な考えをいくら持っていても事態の打開にはつながらないのです。
逆境の時ほどNoよりもYesと言える人間になるべきなのです。
Noしか言わない人というのは自ら扉を閉ざしているようなものですから、多くの逆転のチャンスを逃してしまうことになります。
いろんな方面にアンテナをはってオープンにしておくことで良かれ悪かれ多くの情報に触れることが出来ます。
そうすると事態が変わるきっかけも生まれやすくなるのです。
否定する考えを持つ
あれはだめ、これは嫌い、それはできるはずがないと、そんな感じで何もかもを否定していれば楽です。
自分がやらない言い訳にもなりますし、自分の殻に閉じこもって雑音を聞かずにすむかもしれません。
しかし、そんなことを続けていたのでは、自分だけが世間から取り残されて世捨て人のようになってしまうでしょう。
心を開き、他人の意見を素直に聞く耳ももたなければいけません。
それには頭から否定するという癖を一刻も早くやめる必要があります。
助言をしたり助けようと手を差し伸べてくれている人に否定的な態度をとることで、せっかくの大切な機会を自らが潰してしまうことになるのです。