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逆境に強い人の6個の特徴、逆境に弱...(続き6)

あまりにも現実離れした理想ばかりを追い求めるのもいけないし、現実的すぎるのもダメです。

その中間のいいバランスがとれたところを常に調整していくのが上手くいく人だと思います。

逆境に強い人と逆境に弱い人いますよね

これまで逆境に強い人、そして弱い人の特徴を挙げてきました。

これだけたくさんの人間がいる社会ですから様々な性格の人がいます。

この特徴を持っているイコール逆境に強い、もしくは弱いと直結できるものでもありませんが、性格というものは大きく関係してくるのは間違いありません。

性格で強い人、弱い人が決まってくることも

性格とはもともと生まれ持ったものがあり、成長していく過程でどんな環境に身を置いたかによって構築されていきます。

例えば、人間の形成に一番大切とされる幼少期の過ごし方などは非常に重要だと言えます。

親のしつけや愛情のかけ方なども関係してくるでしょう。

やがて青年を経て大人になり、ある程度その人の性格というのは決まってきます。

逆境に強いタイプ、弱いタイプというのはそういった性格との絡みなども大きく影響を受けるのです。

逆境に強い人は性格が前向き

逆境に強い人はどんな性格をしているのかというのは、個人個人の性格が違いますから一概には言えませんが、あえて一つ挙げるとすれば、やはりポジティブな考え方、前向きな人なのではないかと思います。

失敗をしたとしてもくよくよせず、すぐに気持ちを切り替えてまた挑戦できる人です。

いい意味で楽天家とも言えると思います。

逆境の時も「大丈夫、必ず乗り越えられる」と信じて疑わないのでしょう。

それがいいほうへと向かっていつのまにか事態が好転しているということもよくあることです。

仕事やスポーツ、芸事など様々な分野で継続して成功を続けている人を見ると、昔からエリートと呼ばれる人はほとんどいないことに気づきます。

もちろん何かを極めて成功するにはその種の才能というものが必要だと思います。

しかしそれ以上にもっともっと大切なことは常に前へと向かう気持ちではないでしょうか。

どんなに才能がある人間にもつまづきはあります。

才能のある人ほど性格がデリケートで、少しのつまづきで道を諦めてしまう人が多いのです。

逆に最初はあまり芽も出ず才能もあまりないとされていた人間だけど、諦めずにひたむきに前へ進んでいた人間が後から才能を開花させるという例はたくさんあるのです。

逆境に弱い人は性格が後向き

反対に逆境に弱い人は必然的にネガティブ、後ろ向きな考え方の人ということになります。

もう終わったことであり、今さらどうしようもないことをいつまでも悔やんでため息をついている人がいます。

「覆水盆に返らず」、まさにこの言葉に尽きると言ってよいでしょう。

終わったことに対していくら嘆いてみたところで過ぎ去ったことは二度とやり直しができません。

なのにいつまでも引きずる傾向にある人は本当にたくさんいます。

いつまでも落ち込んでいる時間があるなら、捲土重来でもう一度奮起し、リベンジすればいいだけのことなのにその行動が起こせないのです。

逆境に弱い人の理由の根底には自分へのプライドの高さもあると思います。

失敗する自分が許せない、恥をかきたくない、恥をかくくらいならばやめてしまいたい、こんな考えが頭にあるのではないでしょうか。

それは自分の夢や目標がちゃんと設定されていないことも意味します。

本当に掴み取りたい夢や目標が設定できている人ならば、少々の失敗、つまづきを気にして歩みを止めるというようなことはありません。

自分が逆境に弱いと感じる人は、そこを治そうとする前に自分の夢や目標は何だろう?と問うてみてください。

それをしっかりと持てていないならば逆境に弱くなっても不思議ではないのです。

経験をするからこそ逆境にもどんどん強くなる

性格が逆境に対して大きな影響があるということはわかりますが、いい歳をした人間の性格を変えることなんて無理ではないか?と考える人もいるでしょう。

確かに長い年月で形成された一人の人間の性格というものを根底から変えるというのは簡単なことではありません。