状況をよく考えたのかと言うと難しいところはあるのかもしれませんが、結果的に二人はそのまま幸せに生活をし、今もおしどり夫婦として人気です。
そのように思い切った決断というのは、良い方向に進むこともあります。
将来に影響するような大切な決断は慎重に
ただ先ほどの山口百恵さんの話にも近いところがありますが、このような将来に影響するような決断を慎重にする必要あります。
やはり彼女もお母さんに、引退をしようと思うということを言ったら、めったに口を挟まないお母さんが「よく考えなさいね」と言ったという話を聞きました。
やはりこのような大きな決断というのは、慎重にならざるを得ないところがあります。
このような話は芸能人でもなく、一般人の方もあります。
例えばですが、学生さんであれば進路決定は非常に大きな問題です。
若くなかなかやりたいことが思いつかないということもあるかもしれません。
そのような時は、もし経済的に事情が許すのであれば、大学進学をすることも視野に入れられます。
大学で様々なアルバイトなどで経験を積み、自分に合った人生を選択していくということもあります。
ここでいきなり就職を選ぶと、確かに路線変更はできますが、少々ハードルの高いものになります。
ですので人生において何が大切なのかということを、しっかりと見ることが必要です。
人間関係を崩壊させないようにしよう
計画性がなく、うまく時間通りに来ることができなかったりする人だと、人間関係が壊れてしまうところがあります。
基本的に大人になると悪いところを具体的に指摘するということはあまりありません。
さりげなく疎遠にするというところがあります。
ですので、気がつかない間に周りから人がいなくなってしまうということはよくあるのです。
このような思い切りの良い一面があるのはもちろんいいのですが、人間関係を崩壊させるような一面があるのであれば直す努力をしましょう。
自分の言動に責任を持つ
基本的に、そのように思い切りが良いということは、その時の思いつきでいろいろと言ってしまう可能性があります。
ですので、信頼にならないと思われてしまうところもあります。
確かに考えが変わるということはよくあることです。
ですが、しょっちゅう考えが変わるとなると、いったい何を考えているのかわからないというところがあり、深く付き合いたいと思えなくなってしまいます。
その時の気分での言動は信頼を失うだけ
その時の気分で、色々と言動を変えるのは信頼を失うだけというところがあります。
著者の部署の営業の人で、明るく朗らかなのだけれど、思い切りが良いという人がいました。
もちろんその思い切りの良さが仕事に生きるところはあるのですが、考えることをせず、ともすれば気分だけで現状が変わるようなタイプの人でした。
この人は、人のプライベートについても色々というタイプでした。
著者も色々と妻も働かせるように等と言われたこともあります。
ただやはり子供が生まれてからは、ただ単に妻を働かせれば良いというだけの話では済まなくなります。
子供の病気から急なお迎えが必要になることもあるでしょうし、大人二人が働くというのが、うまくいかないというケースはよくあります。
あまりにも何度も言うので、「もしいきなり帰る人がいても、納得が出来るのか?自分がサポートする立場になったら『やめてほしい』と言わずにきちんとサポートするのか?」ということを聞くと、言動が変わるというところがありました。
確かに立場が変わると、そのように気持ちが変わるということはありますが、あまりにも限度が変わると信頼を失うという結果になってしまいます。
自分のためではなく人のためを考えよう
確かに、思い切りが良い一面がありますが、場合によっては人を振り回すところがあります。
ともすれば、自己中心的に見えるところもあるでしょう。
ですので、なるべく自分のことだけを考えがちですが、そうではなく人のためを考えるということが必要です。
この思い切りの良さを、人のために考えることができれば、非常に人から信頼されるような思い切りの良さを発揮することができるでしょう。
確かにルーズに見られるような一面もあり、少々残念な見られ方をする一面もありますが、やはり人生においては思い切りよく素早く決断することが必要な場面も多くあります。