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バランスが悪い人の6個の特徴(続き5)

しかし、経験することから逃げることを繰り返していると、物事の複雑さや多様性を知ることが出来ません。

人が持つ視点の広さや狭さは、物事の多様性を知っているかどうかにより左右されます。

日々の生活で直面する物事の多様性を知り、様々な角度から観る視点が備わっている人は、バランスの良い人と言えます。

一方、日々の生活で直面する物事に取組むことをせずに、避けることを繰り返していると、人生経験が乏しい人に陥ってしまいます。

人生経験が乏しい人は、視野が狭くなり、バランスの悪い人になってしまいます。

また、職場や私生活面で、人間関係が多様な人は、様々な価値観や人生観を持つ人との交流が多いため、物事を広い観点で考える感性の広さが身に付きます。

しかし、人間関係が乏しい人は、色々な価値観や考えに触れる機会が少ないため、狭い考えから抜け出せずに、バランスの悪い人になってしまいます。

バランスよくするにはどうすればいい?

バランスを良くするには、一朝一夕では身に付きません。

バランスの良し悪しは、あなたが歩んできた人生の『足跡』そのものです。

しっかりした『足跡』を持つなら、バランスの良さが身に付いてきます。

しかし、自信のない曖昧な足跡なら、バランスが悪い状況に陥っていると言えます。

人が持つバランスの良し悪しを左右するのは、人生経験の豊富さ度合いによります。

また、人間関係の多様さや乏しさの度合いにもよります。

自分のバランスの良し悪しは、自身では気づくことが出来ません。

周りの人の目に映る姿から、あなたのバランスの良し悪しが判断されます。

バランスを良くすることは、人間性の成長にも繋がりますので、様々な価値観や人生観を見聞きする心掛けが大切です。

考え方を変える

あなたが、“自分にはバランスが欠けている”と考えるなら、仕事などの人間関係を通して、周りの人から信頼されているかを振り返る必要があります。

あなたが周りから信頼されているなら、“バランスが良い人”として観られていることを表しています。

また、周りの人から信頼されずに距離を置かれているなら、“バランスが悪い人”として観られています。

あなたが周りから、“バランスが悪い”と観られているなら、考え方を変える必要があります。

考え方を変えるためには、日々の生活で直面する難しい物事から逃げずに、正面から立ち向かい、最適な対処方法を考える習慣を身に付けることです。

最適な対処方法を考え出す過程で、多面的な『観察眼』が求められます。

多面的な考えが出来るようになることで、次第にバランスの良さが身に付いてきます。

バランスの良さが身に付くまでには、時間を要します。

経験知の積み上げを意識し始めることで、バランス感覚に変化が起こります。

あなたのバランスを良くするためには、日々の地道な積み上げが大きな成果を生み出します。

また、人間関係の幅を広げて、様々な考えや価値観に触れる機会を多く持つことで、自分の考え方を変える大きなキッカケとなります。

幅広い趣味や興味を持つ

日々の生活の中で、幅広い趣味や興味を持つことで、同じ趣味を持つ人との出会いや、同じ分野の興味を持つ人と知り合うことで、人間関係の輪が大きく広がっていきます。

様々な人と知り合うことで、色々な考え方に触れることができます。

色々な人の考え方を知ることで、自分の考えが固定観念に囚われていたことに気付かされることがあります。

自分の固定観念を払拭することで、物事を観る観察眼が拡がり、今までには無かった新たな気付きを体験することが出来ます。

新たな気付きは、物事を多面的に観ることのできる感性の広さをもたらし、バランスの良い人へと変化していきます。

また、様々な価値観や人生観を持つ人との出会いを通して、自分自身の人間性を高める良い刺激を受ける機会になります。

様々な価値観や人生観を知ることで、自分自身が抱いていた価値観や人生観の偏りに気付かされるのです。

幅広い趣味や興味を持ち、リフレッシュすることで、バランスの良さが身に付いてきます。

広い知識を蓄えるとバランスも良くなる?

バランスの悪い人は、自分の考えを大切にするあまり、固定観念に囚われた、狭い考え方しか出来なくなっています。