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優しい対応をするための9個の心得(続き6)

人は、悩み相談をする相手というのは選んでいますし、悩みというのは無理に聞き出すものではありません。

悩みを無理に聞き出して、解決してあげようという恩着せがましい対応というのは、迷惑行為そのもの。

人の悩みに乗ってあげたから、感謝の気持ちを感じてもらえているだろうと思っているかもしれませんが、その考えは自己満足でしかありません。

相手からしてみると、「なんてお節介な人なのだろう。」という印象とともに、「他人のデリケートなところにズカズカと入り込んでくる無神経な人だ。」という印象を抱かれてしまうので要注意だといえるでしょう。

とはいえ、他人から悩み相談をされたら、きちんと親身になって相談に乗ってあげることが大切。

信頼しているからこそ、悩み相談をしてくれています。

悪口には乗らない

世の中には、人の悪口をいうことが大好きで、人の悪口を言うことで安心したり、周囲に同調してもらい自分の味方を探している人がいます。

悪口に乗ってしまうと、自分の味方だと判断されたり、また「あの人があんなことを言っていた。」とあらぬ噂を立てられてしまうことも。

面倒くさい人間関係に巻き込まれないためにも、悪口には乗らないことが大切です。

優しい対応ができる人というのは、悪口を聞いたとしても受け流すことができますし、悪口を言う人を相手にしない能力を持っています。

結果、面倒くさい人間関係に巻き込まれないため、心穏やかにいられるのです。

いつも笑顔でいる

いつも笑顔でいる人というのは、人に対して良い印象を与えます。

ムスッとしている人よりも、笑顔でいる人のほうが、話しかけやすいですし、仲良くなりたいと思うものです。

笑顔というのは、「優しい人」だと周囲の人に思ってもらえる力があるのです。

あなたの周りでも、いつも友達に囲まれている人気者がいるはずです。

そういう人は必ず、笑顔が素敵で、いつもニコニコしている人なのではないでしょうか?

笑顔でいるだけで、可愛らしく見えるため、同性からも異性からも好かれる人が多いと言えるでしょう。

怒りを表情に出さない

逆に、怒りをすぐ表情に出してしまう人がいます。

声に出さなくても、不満を感じているのが伝わってきて、周囲に気を使わせてしまうタイプです。

怒りを表情に出してしまうと、その場の空気を壊してしまいますし、周囲が気を使ってしまうことも…。

また、「すぐに機嫌が悪くなる人」という印象を与えてしまうため、周囲も一歩引いたお付き合いしかしてくれません。

受け流し方が上手い

コミュニケーションというのは難しいもので、同意を求められたり、意見を求められたりすると、回答したくない時であっても回答せざるを得ない時があるでしょう。

また、嫌みを言われたり、敵意むき出しな言葉を向けられるとついつい、感情が表に出てしまう人も多いはず。

しかし、人に優しい対応できる人は受け流し方が上手い人が多いといえます。

相手が敵意むき出しだったり、嫌みな態度をとってきたとしても、相手にせず受け流すことができます。

相手にしても仕方ないということを分かっていますし、自分に嫌悪感を抱く人には嫌われても仕方ないと割り切れる強い心を持っているからです。

大概の人が、他人の発言をストレートに受け取ってしまいがち。

しかし、人の発言ほど適当なものはありません。

思いやりのない言葉に、自分の感情を左右される時間ほど無駄なものはありません。

心ない言葉を言われたときは、気にせず、受け流す強い心が必要だといえるでしょう。

心に余裕がある

心に余裕がある人は、やはり周囲に優しくできます。

心に余裕を持つためには、時間的な余裕、金銭的な余裕、気持ち的な余裕を持つことが大切。

どれか欠けていると、どうしても気持ちに余裕が生まれづらくなってしまいます。

まず、心に余裕がある人は、仕事でもプライベートでも、時間ギリギリな対応をせず、余裕をもって準備をします。

そのため、慌てて対応することもありません。