強い気持ちがなければ、何かを成すことも、極めることも不可能でしょう。
簡単な目標ならば、たいして苦労せずに達成することが出来ますが、そんな簡単な目標を叶えたところで、大きな充実感を得ることはできませんし、また物足りなさを感じてしまうでしょう。
かといって、目標が高く、大きくなるほど達成させることは難しくなりますので、それを達成させるためにも強い気持ちを持つことが大切になります。
誘惑に負けたり、他人の言葉に振り回されたりしないように、常に自分の気持ちをブレずに強く持つように努力しましょう。
好きこそものの上手なれ!とことん好きになろう
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、自分が好きなものだからこそ、積極的にそれに取り組むことによって、より上手になることが出来ます。
自分が好きなことに対しては、誰でも抵抗なく自ら取り組もうとしますし、時間を忘れて好きなことに夢中になれるでしょう。
また、毎日のように好きなことをしていれば、それに触れている時間が長いほど必然的に上手くなったり、理解できるようになったりします。
科学の分野で新たな発見をする研究者たちは、元々科学を研究したり、追究したりするのが好きな人たちばかりです。
素晴らしい作品を生み出す画家もまた、「絵を描くのが好き」だからこそ、たくさん描く内に才能が開花して、人に認められるほどの実力を得ることが出来ているのでしょう。
好きだからこそ上手になったり、理解を深めたりすることが出来るようになります。
自分が好きなことを今よりもっともっと好きになることで、とことん極められるようにもなるでしょう。
周囲の気遣いを忘れない
極めたいことをとことん極めているときには、つい自分のしていることに夢中になり過ぎて、周りがまったく見えなくなってしまうことがあります。
しかし、自分では自分一人だけで好きなことを極めているつもりでも、実際には周りの人たちの協力や気遣いがあってこそ、極めることが出来ている場合がたくさんあります。
例えば自分が時間も忘れて好きなことに夢中になっている時に、食事を用意してくれたり、掃除や洗濯といった家事を済ませてくれたりする家族の存在があるでしょう。
また、自分が極めたいことに協力してくれる友人の存在があったり、アドバイスをくれる人の存在があったりもします。
自分一人だけで極めているつもりでも、実際には周りの人たちに気遣ってもらっているからこそやれているのだということを、しっかりと認識して忘れないようにしましょう。
のめり込み過ぎはNG
極めたいことをとことん極めようとすると、一つのことにのめり込み過ぎてしまって、周りが見えなくなってしまうことがよくあります。
それだけ夢中になれることは良いことでもありますが、場合によってはのめり込み過ぎたことで周囲との人間関係にトラブルが生じたり、金銭的に危うくなったり、仕事に影響が出たりと余計なリスクが生じてしまうことがあります。
趣味や好きなことは、あくまでも自分の私生活がしっかりと送れていて、その上で余暇を好きなことに使うのが望ましいでしょう。
人生の全てを捧げるのは視野が狭すぎる
極めたいことに人生の全てを捧げてしまうと、それ以外のことに対してはとことん疎くなってしまい、また視野も狭くなってしまいます。
周りの人たちの気遣いに気付けなかったり、周りの情報がまったく入ってこなかったりして、ふと気づいた時には自分だけが周りから取り残されてしまっている、なんてことにもなりかねないでしょう。
自分が傾倒出来るだけのものがあるというのは良いことでもありますが、それも度が過ぎてしまえば自分にとってデメリットが多くなってしまいます。
そうならないように、自分の私生活をきちんと確保した上で、空いた時間をとことん好きなことに費やすようにしましょう。
自分の目標について周囲に話そう
とことん極めたいことを見つけたら、それについての目標を定めて、周囲の人たちに自分の目標を積極的に話しましょう。
周囲に自分の目標を話すことで、目標が自分だけでなく、周りの人たちにも認識されますので、嫌でも「頑張って極めなければ!」という気持ちになります。
いわば自分で「尻に火が付く」状態を作り出すことで、心理的にも自ら甘えることなく、極めようという状態にすることが出来ます。
プレッシャーを感じることで必死になれる人や、追い込まれてから本気を出せるようなタイプの人は、この方法を用いることでとことん極められるようになるでしょう。
一方で、プレッシャーを感じると気持ちの面で負けてしまいやすい人や、押しつぶされてしまいやすい人は、この方法では逆効果になってしまいますので止めておいた方が良いでしょう。
周囲も温かく応援してくれる
自分の目標を周りに伝えておくことで、周囲の人たちも温かく応援してくれることが多いです。
特に日頃から周りの人間関係を良好に保っている人や、親しい間柄の人たちがいる人ほど、親身になって自分のことを応援してくれますので、そのことでますますやる気が起こりやすくなります。
自分で目標を立てておきながら、時にはやる気がなくなってしまったり、モチベーションが下がってしまったりすることってありますよね。
そんな時には、「周りが自分を応援してくれている」と自覚することで、それを原動力にして目標を達成させようと頑張る気持ちがわいてくることもあります。
周囲の温かい応援を糧にして頑張れるという人は、応援してもらいやすい状況を作るためにも、目標を周りの人たちに伝えるようにしましょう。
仲間やライバルを持とう
自分一人だけでは気持ちにむらが出てしまったり、モチベーションを保つのが難しかったりする場合には、仲間やライバルといった存在を持つようにすると、やる気を維持しつつとことん極めることが出来るようになります。