辛い時には励まし合う仲間の存在があれば、「辛いのは自分だけではない」と思うことが出来ますし、また「仲間と一緒に頑張ろう」とやる気も湧きやすくなります。
その一方で、競争心の強い人はライバルの存在を作ることで、「あの人には負けないように頑張ろう」と競争心を原動力にして、一生懸命に努力しようとする気になるでしょう。
一人でやるよりも力が湧く
仲間の存在があることで、「自分は一人じゃない」という気持ちが生まれ、普段以上の力が発揮出来ることはたくさんあります。
例えばスポーツの試合に臨む時に、それが個人戦の場合には、自分一人だけでモチベーションを維持しなければなりませんし、辛い時でも誰かを頼ることは出来ません。
しかし団体戦の場合には、「この人たちと一緒に頑張ろう」という、自分以外の人のためにも頑張ろうという気持ちや、「一人ではない」という心強さが生まれ、普段以上にやる気を発揮することが出来ます。
また、辛い時でも励まし合う仲間の存在があることで、現状に負けずに頑張ろうという気持ちが生まれやすくなりますし、人によっては仲間を引っ張ろうという気持ちから、実力以上の力を発揮出来る人もいるでしょう。
仲間の存在は自分に安心感を与え、また心強さを与えてくれます。
そして仲間のために頑張ろうという思いや、仲間を引っ張っていこうという気持ちから、積極的に好きなことを極めていこうという気持ちにもなれるでしょう。
ライバルに勝ちたいという気持ちで頑張れる
競争心の強い人や負けん気の強い人、プライドの高い人や何でも一番になりたがる性格の人は、ライバルの存在があればこそ、普段以上の力を発揮することが出来ます。
「アイツに負けたくない」という気持ちは、誰かを敵視することにも繋がりますので、あまり良くない感情を抱く人もいるかもしれません。
しかし、人は競争心を持つことで自らの積極性を生むことが出来ますし、また張り合いがあるからこそ人一倍に努力しようというやる気を起こすことも出来ます。
例えばかけっこをする時に、ライバルが一人もいなければ、ダラダラと自分の好きなペースで走り、勝敗がないからこそ結果を気にかけることもないでしょう。
しかし同じコースを走る人が一人でもいると、自然と「負けたくない」という気持ちが生まれ、走るペースも早くなります。
お互いにライバル心が強ければ、走るペースは全力になり、自分が勝つために走る練習もするようになるでしょう。
そうしたライバルの存在があればこそ、「負けたくない」という強い気持ちから、とことんやる気を出すことが出来ます。
人生で1つは何かを極めよう!
一度きりの人生を、どのように生きるのかはその人の自由です。
淡々とした平穏で刺激の少ない人生を送りたいと思うのなら、刺激やドキドキこそ少ないけれど、慎ましやかで平和な日常を送れるように努めれば良いでしょう。
また、刺激に満ちた人生を送りたいという人は、刺激によっては自分にトラブルやリスクがかかってくることもありますが、それらも踏まえた上で刺激に満ち溢れた日々を積極的に送るようにすれば良いでしょう。
どんな生き方をするのも個人の自由ですが、その中でも何か1つ自分が「これだけは自信が持てる!」というものを極めると、その自信を持つことで人生が充実出来たり、楽しく送れたりするかもしれません。
少なくとも、適度な刺激と人生を充実させることは出来ますので、「人生を輝かせたい」と思う人は、ぜひ何か一つだけでも極めると良いでしょう。
一度きりの人生、何かを極められたら素敵!
人生はたった一度きりです。
泣いても笑っても過ぎた出来事を取り返すことは出来ませんし、歳をとった分も若返ることは出来ません。
どんなにその場では人生を充実させようと思って行動しても、ひょっとしたら10年後には、その行動を振り返った時に後悔することがあるかもしれません。
どんな出来事や行動に対しても少なからず後悔はするものですので、だったら出来るだけ、自分の人生に後悔のないように過ごした方が自分の為にもなるでしょう。
人生は年数だけで見れば長く感じるかもしれません。
けれどもその時その時で出来ることは限られていますし、高齢になればなるほど、新しいことにチャレンジするのも大変になってきます。
ならば今の内から何か一つでも極めておき、後から人生を振り返った時に、何であれ極めることの出来た自分を誇れるような素敵な時間を過ごしておきましょう!
極めた内容が何かというよりも、極めることが出来た自分には自信が持てますし、それだけ自分でも誇らしく思えることでしょう。
自分に自信が持てる
どんなことを極めようとするのかは、人によって違います。
例えば剣道を極めた人は、誰からもその実力を認められ、世界にまで名声を轟かせることが出来るでしょう。
その一方で、全国各地の神社の御朱印を集めきったという人は、同じような趣味を持つ人の尊敬を集めることはあっても、世界中に名声が轟くようなことはないでしょう。
しかし、それはそれでいいのです。
どんなことであれ、自分がとことん極めて満足がいったのであれば、それは自分の自信になりますし、また自分にとって誇らしいものにもなります。
人に「素晴らしい!」と褒めたたえられることがなく、それどころか引かれてしまうような内容だったとしても、何であれとことん極めるのはすごいことですし、ちょっとやそっとでは出来ることではありません。
人から何を言われようが、一つのことを極めるのはとても素晴らしいことですし、自分で「極めた!」と思えれば大きな自信に繋がるでしょう。