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恥ずかしい失敗をしたときの8個の対処法(続き4)

例えば、浪費癖があっていつも大事なお金を使い込んでしまう人がいたとします。

何も決めずに今度からはちゃんと節約しようとあいまいな目標を立てていたら、必ずまたお金を使い込んでしまうことは間違いありません。

例えば、具体的に給料の一部を残して他は全て定期預金に入れて使えなくするとか、身内に手渡してその中から小遣いとしてもらうようにしておくとか、より具体的に変える行動をとらなければ同じことを繰り返してしまうでしょう。

それくらい人間というものは弱いものなのです。

楽なほう楽なほうへと流されていくのです。

それを止めるためには分かりやすく具体的な解決策、行動を決めておくということです。

8.メモをしておく


人間というのは忘れる生き物です。

自分の身に起きた様々な出来事を忘れることで、また新たなことを自分の中で消化することができるのだろうと思います。

記憶はどんどんと新しいものへと書き変わっていくので、大切なことはメモをするなどして記録しておかなければ忘れ去ってしまいます。

自分がした失敗についてもそうです。

何もしていないと脳は失敗を忘れ去ろうとしてしまうので、メモをとることをお勧めします。

それによって後で読み返した時に記憶が蘇ってくるのです。

仕事ができる人というのは往々にしてメモをよくとります。

それは失敗も含め、大切なことを忘れずにおこうという気持ちがあるから、メモをとるという行為にいたっていることを意味しているのです。

全てをメモすることは記憶することを放棄するから良くないという人もいます。

確かにそれはあるかもしれませんが、やはりメモは積極的にとっていくべきです。

非常に大切なことはメモをとってもとらなくても憶えているものです。

それよりももっと小さなことというのは記憶から消えていきます。

実はその中に重要なヒントが隠されていることが多いのです。

アイデアの断片であったり、誰かのちょっとした発言だったりが成功につながることも多いのです。

メモをとっている時というのは、こんなことをメモしておいても意味があるのだろうかと思うものですが、後で読み返すとわかることであったり、他のメモと合わせることによって意味のでてくるものなどがあるのです。

どんな恥ずかしい失敗をしたのかをメモ

恥ずかしい失敗をした時は特に、メモに残すことや日記、ブログに残すなどしておくことをお勧めします。

後で読み返したとき、この日自分が犯したミスを思い出して反省し、二度と同じ過ちを犯すまいという気持ちになると思います。

恥ずかしいとか、嫌だった気持ちというのは記憶にいつまでも残るものです。

いいことがあった時よりも憶えている確率は高いと思います。

その苦い記憶を鮮明に憶えておくためにメモをとっておくことは決して悪い事ではありません。

同じ失敗を繰り返さないための教訓にもなりますし、もし将来同じようなシチュエーションになった時への対処法を考えられると思います。

人生とは経験です。

何事も経験することで次回への対処の仕方がわかってくるものですから、恥ずかしい失敗も貴重な経験の一つとして自分の中にデータ化しておくことが必要なのです。

何年後かにそのメモなり日記などを読み返してみるといいでしょう。

「ああ、この時は自分はまだまだ未熟で力がなかったんだな」と思って読み返せるなら自分は成長できていると考えることができると思います。

日記を読み返しても何も感じないなら、多分あなたはそこからまだ成長できず立ち止まったままなのかもしれません。

そういった感じで以前のメモや日記を読むことで今の自分のが、その時から成長できているのか、目標に近づいているのかを知ることができます。

是非恥ずかしい失敗をした時には鮮明にメモをとっておくといいでしょう。

この様なことが無いようにとビリビリ破いて捨ててスッキリ!

恥ずかしい失敗に自分の人生を縛られないようにするには、自己暗示というのも大切です。

過去にやらかした失敗についてのメモを読み、もう二度とこういった過ちを繰り返さないと誓ったら、失敗を書き留めたメモを勢いよくビリビリと破いて、過去を断ち切る儀式をすべきです。

そうやってメモを破いた後はスッキリとした気持ちになっているでしょう。