6.今あるもの、ことに感謝する
6個目は、「今あるもの、ことに感謝する」です。
今、あなたの周りにあるもの、こと、それは当たり前のように存在している、ように思うでしょう。
そのことに何の疑問も持たず、あって当然、むしろ「もっとこうだったら良いのに」などと不満を感じている人もいるかもしれません。
このように、何かを求めることが悪いわけではありません。
ただ、感謝することを忘れてしまっていることが問題なのです。
全てのものやことは、あらゆる人たちの支えがあってのこと、自分の周りにあるものやことは、周りの人たちの支えによるものと心得、改めて「ありがとう」の気持ちを持ちましょう。
7.すべてをプラスに変換する
7個目は、「すべてをプラスに変換する」です。
人生には、プラスだけでなく、マイナスが存在します。
マイナスな事態が発生した時、人はマイナス思考に陥ることが少なくありません。
一度マイナス思考に陥ると、それは悪循環となって、あなたを蝕(むしば)んでいくでしょう。
それだけでなく、さらなる「悪いこと」までも引き寄せてしまうことになります。
どんなことにも良し悪しがあるように、マイナスなことの中にもプラスのことがあります。
それを見出せるかどうかで、あなたの意識や心持ち、状況が大きく変わるはずです。
8.本当に必要なものに囲まれる
8個目は、「本当に必要なものに囲まれる」です。
「あれもこれも、自分にとっては必要!」と言った意見が聞こえてきそうですが、少しだけ聴いてください。
ミニマリストとまではいかないまでも、余計なものを置かないことは、自分の意識に影響を与えます。
某人気ドラマでの台詞を借りるなら、「なくても困らないもの」を挙げてみてください。
収納のプロが紹介していました方法を紹介すると、以下の流れとなります。
特にこれと言った理由はないけれど、何となく置いてあるものはありませんか?
そうしたものや、1年以上触れていないものとは「お別れ」することをお勧めします。
いきなり「お別れ」できなくても、ダンボールなどに一か所にまとめていれておいて、さらに1年触れなかった時こそダンボールごと「お別れ」しましょう。
そうして最後に残った「必要なもの」に囲まれることで、より充実した生活を送ることができるでしょう。
9.今生きていることに感謝する
9個目は、「今生きていることに感謝する」です。
生きていること、これもまた「当たり前」ではありません。
様々な「奇跡」に満ち溢れた「副産物」と言っても良いでしょう。
たとえ、毎日が同じルーティンの繰り返しであっても、ドタバタと忙しない毎日であったとしても、全ては「生きている」からこそ存在するのです。
命あるものには、寿命と言う名の限りがあります。
だからこそ、生きていることに感謝し、限りある人生を自分流に有意義に過ごせるようにするのでしょう。
感謝の気持ちが根底にあれば、人生を前向きに生きていくことにもつながるでしょう。
10.誰かと比べない
10個目は、「誰かと比べない」です。
人は、自分と誰かを比べることで、優越感に浸ったり、逆に劣等感に苛(さいな)まれることが多かれ少なかれあるものです。
前者の場合、そうすることで自分の自信を保ったり、相手を軽んじることがあります。
後者の場合、相手を越えてみせようと自分を鼓舞するきっかけになったり、ますます自信をなくすなどがあります。
いずれにしても、「自分は自分、人は人」「みんな違って、みんな良い」と切り替えることが大切です。
誰かと比べることで自己満足するにしても、自己嫌悪に陥るとしても、そこから自分を成長させることができないのであれば、自分にとって無益なものでしかありません。