証拠を集める
知らん顔をしている人でも確実にあなたも知っている情報を“知っている”とわかるときがありますよね。
しかし、知らん顔をされてまったその瞬間にはその人がその問題について知っていることを証明することができず、何も言い返すことができない、問い詰めることができないということもあるでしょう。
そのような相手が知らん顔をしていたことを証明するために、相手が明らかに知らないふりをしていたという“事実”や“真実”を示す証拠を集めていきましょう。
とはいっても、知らん顔をしている人というのは、あなたが少しでも知らないふりをしていた情報を集めていることを察するともっと情報がわからないように細工をすることがあります。
そのため、相手にあなたが証拠を集めているのがバレないように慎重に行動していきましょう。
証拠があると相手も白状する
では、なぜ証拠が必要なのでしょうか?証拠があれば、そこからその相手が情報を知っていた、悪いことをしていたという事実を証明することができます。
証拠がなければ、「何を空言をいっているのだ」とか「ウソばっかり言うな!」なんて言葉でなんとでもいうことができるのですが、証拠があれば、それを提示された相手はその事実を認めざるを得ないんです。
相手を白状させることができます。
必ず、相手がその情報を知っていること、その問題に関与しているという明らかなる情報をいくつか抑えていきましょう。
ひとつだけでは言い逃れさえてしまうこともあるので、必ず2つ以上の証拠を持っていたほうがいいでしょう。
問い詰める
証拠を集めることができたのであれば、その証拠をもって相手に知らん顔をしたことについて問い詰めてみましょう。
問い詰めるときには、あなた自身も心を鬼にして聞くようにして下さい。
せっかくの証拠を持っていたとしても、相手の話術に巧みにコントロールされてしまう恐れがあるからです。
「あなたが知らん顔をしていたのは、この証拠から明らかだ」「ちゃんと本当のことを話しなさい」と伝えましょう。
なかには、それでもシラを切る人がいるので、やはり“明らかにその人がその問題に関係していると証明することのできる証拠”を提示する必要があります。
こちらには確実な証拠があるのですから、どんなにひどいことを言われても、納得してしまいそうなことを言われても引かずに戦いましょう。
なによりも証拠が相手が知らん顔をしていることを示しているのですから。
期間を置く
知らん顔をしている人は、人にもよりますが“今この状況ではいうことができない”と、その周りの空気をよんで知らないふりをしていることもあります。
相手が知らん顔をしていたという証拠を集めてすぐに問い詰めるのもよいですが、少し期間をおいてみるのもよいかもしれません。
期間をおくとなると、あなたの心がモヤモヤしてどうしようもなく苛立ちを感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、そのように期間をおくことによって、新しい決定的な証拠をつかむことができる可能性もあるので、必ずしも悪い結果を招くということではありません。
今は言わないけれど後々で言うこともある?
決定的な証拠を集めることができる期間になるだけではなく、人によっては自ら自白してくることもあります。
そうはいっても、いちどでも知らん顔をしたということは「絶対に知られたくないこと」という可能性が高いので、このように今は言わなくてもあとになって、知らん顔をしていたことやウソをついていたこと、その当時の真実を話してくることは期待しないほうがいいでしょう。
「相手が白状してくれるのをまとう!」ではなく、待ちながら相手を問い詰めることのできる証拠をコツコツと集めておきましょう。
後になってまた同じ問題で知らん顔をされたときに「あの時から証拠を集めておけばよかった!」なんてことにならないように、“今この瞬間”を大切にしてみてくださいね。
しかし、なかには誠実にあなたに自分から本当のことを話してくれる人もいます。
そのようなタイプの人のほとんどは、自分が犯してしまった過ちを反省したり、罪悪感を感じていることが多いです。
その事実を知ってカッと怒りたくもなるでしょう。
あなたのその怒りの気持ちを伝えるのもいいですが、まずは話してくれたことにお礼でも伝えておくと、相手の本当の気持ちをさらに引き出すことができるはずです。
あなただって、少し悪いと思いながらもその事実を話した相手にスグに怒られてしまっては、本当の気持ちを話すことができなくなってしまうのではありませんか?なんだかもっと怒られたり、ひどい状況になってしまうことが考えられるからです。
慎重に相手の話を聞く姿勢を持ちましょう。
知らん顔をする人には上手く対応をするように!
今回は、“知らん顔”をする人について特集してきました。
知らん顔をする人はどのような特徴を持ち、どのような考えを持っているのか?また、そのような人が周りに出現した際には、どのように接していけばいいのか?などなど、あなたが気になっていたポイントについて解説してきました。
知らん顔をする人のことを思い出すと、いらだちとともに悲しい気持ちまでも浮かんでくることでしょう。