ですが、子供はよほどのことがない限り、施設に引き取られるということはありませんので、どうにかしてその環境に馴染んで行かないといけないというところがあります。
ですので子供であれば、一時的にでも親御さんの思い通りに動いてくれるというところがあるのかもしれません。
ですがやはりそれはかなり無理をしている状態ですので、あまりにもそのように、勉強ばかりさせていたりすると、精神的にプツンと来てしまう可能性があります。
親子である時間が少なくなる
基本的に親子というのは、親御さんが子供に愛情を与え、子供が甘えるというような時間が必要なのです。
やはり子供に必要なのは、親御さんの愛情です。
ですが教育熱心になりすぎると、そのように親子のスキンシップなどの時間を少なくしてしまうようなところもあり、ともすれば先生と生徒みたいな関係になってしまうというところもあります。
そしてさらには教えるのが上手い親御さんであればまだしも、そうではなければついつい子供相手に熱くなってしまったりもしますし、子供も親御さんは甘えられる存在ですので、ついつい怒ってしまったりで、勉強に関して喧嘩になってしまうということはよくあることです。
ですのでそのように勉強のことで怒りすぎてしまうということであれば、今一度親子の時間をしっかりと取っているかということを振り返ってみましょう。
そしてどうしても勉強を教えるのが難しいということであれば、塾通いをしたりするなど教育に関しては外注してしまうのも手です。
経済的な問題から難しいという方であっても、最近はインターネットが繋がっていればSkypeなどを使った授業もあるとのことですので一度検討してみましょう。
適齢ではないことを教えてしまう
適齢ではない事を教えるというのは、向いている子には向いていますが、そうではない子にとっては逆に苦手意識を持ってしまうきっかけになってしまうところがあります。
そして勉強が苦手なお子さんというのは、今の学年より下の勉強内容につまずいているということがあるのです。
意外な話かもしれませんが、算数が苦手なお子さんの中には、繰り下がりとか繰り上がりから躓いているというような子もいるのです。
このような状況のお子さんもいるのに、さらに上の学年のことを教えてしまうとなると、さらに勉強嫌いが加速してしまうというところもあります。
子供のためと思って教材や本をたくさん買ってしまう
例えばお子さんに読書好きになってほしいと思って、たくさんの本を買い与えたり、勉強ができるようになってほしいと教材をたくさん買い与えてしまうというところもあるでしょう。
本については、本があまり好きなお子さんではないのであれば、この本が読まれずにスルーされてしまう可能性もあります。
ですのでもし本好きになってほしいということでしたら、読みやすい本や興味のある本を買ってあげることから始めてみましょう。
教材については、これも教材を買って安心してしまい、全く何も手付かずということになりやすい所があります。
ですのでお子さんに合った教材を繰り返しということが重要です。
子供との接し方が分からなくなる
このような教育をして行こうと思っていろいろとやっていこうと思ったけれど、子供の反応がいまいち良くないということになると、「本当にこの接し方でいいのか」と思ってしまうところがありますね。
そして普通に接しようと思っても、親御さん自身の育った環境によって、どのように接したら良いのかというのが分からなくなってしまうというところもあるでしょう。
子供に全てを教えてしまう
子供に全てを教えるというのは、お子さん自身の考える力を奪ってしまうことになります。
ですので色々と先回りをして教えてあげようというのは、一見親切なようですが、経験をさせてあげるという意味合いでは、あまり有効な方法とは言えないところがあります。
やはり物事を覚えていくというのは、試行錯誤で覚えていくのがやはり一番身に付きやすいのです。
ですので何かお子さんが何か始めたとしたら、あまりあれこれと教えたりするのではなく、一旦どのようにするのかを見守るということも重要です。
ついつい教育熱心な親御さんは、見ていられなくて色々手を出してしまうところもあるかもしれません。
ですが、なるべくそこをぐっとこらえて、お子さんが聞いてきたり困ったりした時に手を差し伸べる程度にし見守るということも大切にしましょう。
子供の成長に合わせた教育をしよう
ついつい先取りをして、色々とできるようにしてあげたいと思ってしまうのが親心です。
ですがあまりにもあれこれと先走ってやっていくと、うまくいかないところがあります。
ですので子供の成長に合わせて、色々と手を移行するようにしましょう。
子供の気持ちに同調してあげる
親の立場として、ついついあれもこれもアドバイスをしてあげたいと思ってしまうというのも親心の一つです。
ですがやはり大切なことは、気持ちに同調してあげるということです。
大人でも、ただ話を聞いてほしいと思うことはあります。