幅広い範囲でずっと注意しなくても、気になるポイントを見つけて置いて、そこに集中することが得意なのです。
気になるものに気付きやすいのです。
2.様々な角度から考えることができる
家族がNHKの朝ドラ「まんぷく」をよく観ているので、気になって保存しているビデオを観ました。
このドラマは、インスタントラーメンを生み出した夫婦の物語ですが、何を隠そう日清食品(当時)創業者の安藤百福(ももふく)さんとその奥様の物語です。
事実は知る由もないのですが、ドラマでは失敗の繰り返しです。
しかし、その都度何かに気付いて、様々な角度から考えているシーンが多いのです。
まさしく思考錯誤なのです。
このように、何かに気付くためには様々な角度から考えることが必要なのです。
客観的な考え
様々な角度で考えると言うと、何かに没頭している自分を周りの人はどのように見ているのかも知ることも大事です。
既に誰かが同じことをして失敗してしまっていれば、そんな情報を知らなければ時間の無駄遣いになってしまうからです。
新しい法律が施行されたり、目標が変わってしまったという様なことなら、それに気付かないととんでもないことになってしまいます。
つまり、自分を客観的に見るということも大事なのです。
周りの人の意見も聞いて、客観的な考えを知ることも重要なのです。
気付く人は、そんなことにも注意を怠らないのです。
ラテラルシンキング
過去の出来事や経験を踏まえて、次の行動を考えることは大事です。
しかし、この場合は同じような方向に向かっている時には有効です。
この周辺の情報をインターネットや先輩に聞いて得ることができるからです。
しかし、全く新しい分野や新しい方法を見つけようとすると、このような既定の路線の延長線上では見つけることができません。
そこで、新しい方法やユニークな事象を見つけるには、考え方を変えなければなりません。
その方法と言うのが「ラテラルシンキング(水平思考)」と呼ばれる思考方法なのです。
新しいアイデアを生み出したいという時に、活用されるようになってきました。
これまでには、物事を論理的に考える「ロジカルシンキング(理論的思考又は垂直思考)」が中心でしたが、これでは課題をクリアーできない時にラテラルシンキングを使って発想の転換を図るのです。
ビジネスの世界では、非常に活用されるようになっています。
3.本質を捉えている
TVショッピングの愛用者は、暇があれば商品のチェックをしているようです。
この商品は誰がコマーシャルに登場しているかも気になっているようです。
信頼している俳優や知識人が登場すると、彼らが説明している場面ではうなずきながら真剣に見入っているのです。
化粧品や健康食品などでは、使用感や体調の改善などを得意げに語っていることから、ついその気になって自分も使ってみようと思って購入してしまうのです。
しかし、慎重な人はそんな広告宣伝には踊らされないようです。
意図が分かる
体験談の画面をよく見ると、使用した人の個人的な意見を述べていることを明記しています。
つまり、販売会社や製造会社の公的な意見ではないのです。
例えば、痩せたいと思っている人は、痩せたよと言う特定の個人の意見を信用してしまうからです。
その人は痩せたけれども、多くの人も同じように痩せるという保障はしていないのです。
意図が分かる人ほど、慎重になっているのです。
気付く人は、本質を捉えるのが得意で、相手の意図も容易に見抜くこともできるのです。
4.行動的
何かにすぐに気付く人と言うのは、普段から周りのことに注意を払っている人なのです。